セブン・シスターズのレビュー・感想・評価
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激しい人口増で深刻な食糧危機に陥った近未来。ヨーロッパ連邦は厳格な...
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激しい人口増で深刻な食糧危機に陥った近未来。ヨーロッパ連邦は厳格な一人っ子政策を実施、2人目以降の子供達を強制的に連行し冷凍保存していた。女の子ばかりの7つ子を出産して亡くなった娘の父テレンスは7人の孫を密かに匿い、7人で1人の人格カレンを毎日交替で演じて生きる術を伝授する。30年後カレンは銀行員となるが、ある日月曜日担当のマンデーが行方不明に。残された6人は戸惑うが翌日チューズデーは何もなかったかのように出勤、マンデーの足取りを追うが、そこには彼女を待ち受ける者たちがいた。
1人の人格を共有する7人の生活が少しずつ崩れていき、極めて予想外の展開とオチに転がっていくサスペンスが秀逸。7人を演じ分けたノオミ・ラパスがとにかく見事で、祖父テレンスを演じるウィレム・デフォーが醸す愛情と狂気の入り混じった眼光、一人っ子政策の指導者ケイマンを演じるグレン・クローズのサイボーグのように冷淡な表情も相俟って実に味わい深いディストピアSFに昇華しています。
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ずっとハラハラ
バンコクで観ました!
事の発端は月曜日。7人の姉妹の自分の曜日が回って来た時の緊張感が凄く伝わって来て最高に面白かったです!!
途中グロテスクなシーンもありましたが、何とか耐えられました。アクション好きな人にも薦められると思います。
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