セブン・シスターズのレビュー・感想・評価
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週の始まりはMonday…
原題や始めの方に結構ヒントが隠されていて、終盤にはやっぱりな〜っていう展開。
我が子への愛は、姉妹の犠牲も厭わないのか?という部分に疑問を感じたが、母親とはそういうものなのかな…と考えさせられた。
しかし始めから7人で手を組めば、全員が助かったんじゃないかと思われるのは私だけだろうか…
設定が面白い♪
こんな国家は嫌ですが、問題を解決するためにどんな法律ができてしまうのかわからないですし、怖いですね・・。 ノオミ・ラパスのヌード好きだなあ(笑) 『ミレニアム~』で初めて知った時より今の方が好きになってるかな♪
わざと脱線させたような作風
極端な近未来を仮定する古典的なSFぽい発想のようで、予想を裏切ってくる。
主人公に使命を課して組織に立ち向かう展開がセオリーだが、姉妹は単純に生きることが最大のミッション。普通に生活したいだけという。
しかし、その普通の生活がある日崩れてしまうことで、結局は使命と向き合わざるを得なくなる。
展開も裏切りだらけで、どんどん減っていく。ヒロインとは言い難い弱さ。さらに全然一枚岩ではない。その人間ぽい脆さを取り入れることで、内緒の彼氏や賄賂といった重要な展開が生まれている。
子供の残酷描写を嫌うアメリカでは作りづらかったのか、舞台はヨーロッパ設定だし合作。
わざと脱線させたような作風がある意味見どころといった映画。
メモ
・部分最適と全体最適をいかに両立するか
・部分があるからこその全体があるわけだが、部分を優先すると全体が破綻する、そんな世界
・全体を守るための嘘は果たして是となのか?
・嘘をつかずに実現することはできたのか?
・体制側と抑圧される側の二項対立ではなく、双方が複雑に混ざり合い、絶対的な悪が存在せず考えさせられる作品
・理性と感情のバランスで最適解が異なる
・車のドアの開き方が面白かった。たしかに今の形が合理的かはわからない
息を飲むスリリング
政府が極悪非道。
関係ない人まで殺されまくり。
出産は一人のみっていう設定から、
ここまでバンバン殺し合う必要あるの?って訝るが、
後半で納得。そもそも当局は最低な組織だったんだね。
7つ子それぞれの個性も感情もよく想像できた。
それぞれの人生を追って見るので、
余計に悲しい。
設定が面白いのが何よりだが、
内容も息を飲むスリリングで鑑賞時間があっという間だった。
優等生の月曜日は一体何処へ消えたのか?
いやー、面白かったです。
隠れた名作といった感じですね。
あらすじは、
強化版一人っ子政策が実行されている未来。
もし、2人以上生まれてしまった場合は、国の分配局というところへ送られて冷凍保存され、人口が減ったら解放という政策。
そこで秘密裏に産まれてしまった7人姉妹はそれぞれ曜日の名前をつけられる。
7人で1人の人生を生きることになった彼女たちの物語。
まず設定が凄いと思います。
法を破ったら容赦しないという分配局や国の姿勢には少し首を傾げましたが、分配局から逃げるというのはかなり緊迫感があって良かったです。
7人姉妹を曜日ごとに1人ずつ紹介していき、2時間とは思えないほど濃厚でスピード感のあるストーリー展開が楽しめるため、結末がとても気になります。
国家の秘密に立ち向かうために内部に潜り込んだり、巨悪に立ち向かったりする姿は、なんとなくスターウォーズのようでした。
そしてこの映画の最大の見どころは、ノオミ・ラパスさんの1人7役。
本当に1人で演じているとは思えないくらい姉妹ごとに性格や表情などが違って、最初は1人7役だと気づかなかったほど。
程よくエログロもあるおかげで、R指定がついていますが、観るのに問題はありません。
一人っ子政策や顔認証のシステムなどは中国批判⁉︎と思ってしまいました。
ダークで終始重い空気の漂う作品ですが、所々クスッと笑えるところや、姉妹の固く強い絆が救いになりました。
あと、個人的には水曜日以上に金曜日が1番カッコ良くて、好きです。
現在、中村倫也さん主演で、セブンシスターズと設定の似た「水曜日が消えた」という映画が公開中です。
こちらは月曜日ではなく、水曜日が消えるそうですw
こちらも気になります。
月曜日はお風呂を焚いて、火曜日はお風呂に入る♪
月曜日に何が起こったんだ?という原題が目に飛び込んできて、俄然推理力を働かせようとするも、誰が何曜日だかさっぱりわからない状況。ノオミ・ラパスが1人7役を演ずるという特異な設定であるものの、それぞれ優等生、ヒッピー、反逆者、天才エンジニア、パーティガールなどとといったバラバラな個性を持ち合わせているらしく、髪型によっても徐々に区別がついていき、『おそ松くん』よりはわかりやすい多生児となっている。
7つ子を産んですぐに両親は死亡したため、祖父であるテレンス・セットマン(ウィレム・デフォー)が育てることを決意。「命名もするんですよね?」「決まっておる。月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、そして日曜じゃ」などと、短絡的な祖父であったが、人口過剰+食糧不足となった2073年の欧州連邦は、一人っ子政策を推し進め、2人目以降の子供は冷凍保存して、人口が落ち着くまで眠らせるというのだから、かなりの覚悟が要る。こっそり隠れて7人とも育てるには、外出するのは週1日のみで、カレン・セットマンという名前で1人を演じ切る必要があったのだ。
幼少時代のカレンも描かれていて、木曜日が勝手に外に出てスケボーを楽しむシーンがあるのですが、なんと彼女は左手の指を切断してしまうという大怪我を負う。傷を作ったら、皆で同じ傷を作らねばならない!と、他の6人の子の指を切断しなければならなくなった。これがまた痛々しいシーンでして、北野映画の指詰めシーンなんて目じゃないくらい凄まじいものでした(個人の感想です)。学校へも通い始めるカレン。彼女たちは小型ビデオに録画して、情報を皆で共有するという作業にも徹しています。だけど可哀そうなのは日曜日。大人になるまで全く学校に通えないんですもんね・・・
30年後、彼女たちは銀行関係の職場で働いています。月曜日は月曜に・・・といった具合に。で、日曜日は何していたのでしょう?まさか毎週ショッピングに出かけていたとか?彼女だけは性格が変わってしまっていてもおかしくないですね。仕事しなくてもいいですから。ただ、土曜日がパーティ好きなので、酔っぱらった後始末をしなければなりませんが・・・
ある日、月曜日が帰宅しなかったことから大きな展開となります。翌日、火曜日は月曜日の足取りを探るべく仕事に出かけ、なんと児童分配局に捕まってしまうのです。やがて、分配局の殺し屋どもとカレンとの死闘が始まるといった展開。密告者は誰なんだ?というサスペンス要素も含んだアクション満載の内容へと発展するのだった。特に印象に残るのは電子レンジ爆弾とか、指紋認証式の銃を撃つために倒した相手の指を切り取るところでしょうか。
斬新な近未来SFでもありますが、一人っ子政策というのは実際に中国で行われていた政策。例外措置などもあったものの、管理社会には間違いない。それがヨーロッパ規模で行われるといった設定なのです。冷凍保存するくらいなら、日本に送ってくれれば喜んで里親つけますよ!と、現代の感覚ではそうなってしまいそうですが、少子高齢化に無策の政府じゃ無理ですよね。
【2017年11月映画館にて】
七等分の人生?この管理社会で無理がある。
人口増加と食料不足で食品改良しちゃったら、4つ子5つ子出産当たり前の妊婦にも影響ありな世界になってしまい、更に世界は人口増加に。
政府は超一人っ子政策を打ち出し、2人目以降は冷凍保存される人生を送る羽目に。
ある家族に7つ子が産まれ、父は超一人っ子政策を避ける為に隠れて曜日毎に1人の人格として7人それぞれ外の生活させる事を試みるが、、、。
なんちゅう設定や?と思いながら成人7つ子を見る訳だが、合成などで見事にノオミ・ラパスの成人7つ子を観せられる。
しかし「劇中人物を1役7人した所で食べる量や排泄する量は1人分にする事は出来る訳ないからバレるやん。」と思いながら観てたらやはりバレる内容w(バレるっちゅうか、バラしたっちゅうか💦)
そこからは展開がいかにも近未来モノ感丸出しだし、いきなり出てきた第三者や近未来装置で展開がどうにかなってるし、政府のやり方が実は嘘だった感は博士のせいで前半から臭ってくるし、ノオミ・ラパスの独壇場で彼女の魅力無しでは7人姉妹は観れないかな😅
髪型がそれぞれ違うのが救いだと思うし。
7人それぞれに凄い魅力があった訳じゃないし、これだったら7つの人格とか7変化出来るレインボーマン(かなり古い)の方が個人的には魅力的かな😓
7人物及び社会設定ありきの映画でした💦
(これを観た後私は何故が「トータル・リコールは偉大だった」と認識した。似ていない様で実は似ているし)
1人7役
地球存亡の危機に瀕して温暖化、異常気象、食料問題、水問題などなど、
その全ては人口増加に原因があり、このままのペースで人口増加が続くと
地球が破綻してしまう。とりあえず食料不足だけは何とかしようということで、
1人っ子政策を打ち出したわけですが、遺伝子組み換えの作物の副作用により
7つ子の姉妹が生まれてしまう。
本来なら一人を残して、残り六人は冷凍保存される運命でしたが、
おじいちゃんは七人全ての命を守ることを決意しました。
その後、大人になった姉妹達の1人(月曜日)が行方不明になって
事件が勃発していくSFスリラーです。
■ノオミ・ラパスが1人7役を演じる
個性豊かな7人を見事に演じきっています。
そしてどうやって撮影したんだろう??・・と思うくらい違和感ゼロ。
■近未来世界の描写が斬新
2073年を舞台にしておりますが、よくある未来都市のような
ネオンでチカチカしてる訳ではなく、 荒廃した近未来の世界観
が実にリアリティがあって入り込めました。
■SFスリラーだけど怖くはないです。
少し暴力シーンや血が出たりグロいシーンもありますが、そこまで怖くないです。
7つ子姉妹達の気持ちを考えたら生きるか死ぬかの瀬戸際の恐怖さが
伝わってきてとても緊張感がありました。むしろ効果音の方が怖かったw
■木曜と金曜への攻撃の時だけ派手にやりすぎ
ケイマンの支持により当局は秘密裏に殺しておきたかったはずなのに
後半かなり派手に攻めてて違和感ありました。
■涙が溢れた
金曜日の最後のシーンでかなり胸が痛くなり泣きました。
■考えさせられる映画でした
人口爆発で地球が危なくなったら・・・そんな遠い未来が本当に来るかもしれない。
1人っ子政策ってのは中国で実際にありましたし
(廃止されましたが現在は2人っ子政策)
この映画でも実にリアルに感じてとても涙が出ました。
■何回でも観たくなる
非常に作り込まれた映画だなぁ~と感心しますね。
2回目見る時は左手人差し指に注目して観てましたw
1回目では全然気づかなかったけど左手隠しながらの演技が違和感なさすぎて
撮影側も、演技してるノオミ・ラパスも凄いと思いました。
ちゃんとCGで7人分全部指を処理してるとこも凄いよね。
見終わったあと・・心がざわざわ・・
決してハッピーエンドではないけどバッドエンドでもない・・
とても心に残る映画でした。
どっちかというと…
設定が既に面白く全体的に満足できた作品でした。
ウィレムデフォーの演技が素晴らしい。
彼の葛藤と苦悩は特に共感出来ました
これはこれで面白かったですが、ひとつ欲を言うと
7人全員で協力し合い、無事逃げ切るというポジティブな映画だったらどうなってたのか。気になります
ツッコミどころ満載!
人口爆発で子供は1家庭に1人のみっていうのは納得できるが。
いや7つ子も居たら真っ先に田舎に行くだろ!
なんであんな都会で!しかもバリバリ仕事大変そうなのしてんだよ!
会社の警備をザルだし、逃げた1人の女くらい直ぐ捕まえられるだろ!しかもガンガン銃撃つし通行人に当たるし。
アパートの管理人殺すな!
居場所もバレてるなら早く逃げろや。
腕のバングルもウィレム・デフォーが作ってたがそんな技術力があるならば擬似的な指の模型でも作ってあげればいんじゃねーの?
ビルの3階近くから飛び降りて背中から着地して無傷な訳ねーだろ。
設定は面白いが生かしきれてない!
思いの外激しい物語
話題になったのだろうか?全然知らなかったけど思いの外面白かったです。
しかも、かなり激しい展開で姉妹がどんどん死んでいってしまうんですね。
人口増加とか、オチとかの大枠の設定は目新しい物はないけど、7つ子という設定やマンデーの
居なくなった理由などワクワクする設定を盛り込んでいて最後まで飽きずに見られました!
1人で7人を演じてるわけだけどあまり違和感がないというか最近の映像...
1人で7人を演じてるわけだけどあまり違和感がないというか最近の映像技術はすごいなぁと思った。
こういう近未来的な雰囲気は好きだけどもうちょっとそれぞれの能力に個性があっても良かったかなぁ。
どんどん死ぬ
児童分配法が決まり、1家族子供は1人まで。
それ以外の子は人口が減るまでは冷凍保存される世界。
そんな中、7つ子で生まれた女の子たち。
母親は産み亡くなり、父親は誰かわからず、母役のおじいさんが育てることに。
口の硬い医者のおかげで、全員が曜日の名前をつけられ、名前と同じ曜日の日だけ外に出る、外に出る時は母親の名前、カレンを名乗り、全員が外ではカレンとして生きていくお話です。
そんなある日月曜日の行方がわからなくなったのがキッカケで、2人同時に外に出ると言う、幼少期に指を無くした時以来の出来事からどんどん話が進みます。
誰が裏切り者だったのか、みんなが月曜日を助けるために動いていたのに次々にみんな殺されて行きます。
日曜日が死んだ時、吹き替えだと【日曜日ぃぃ】って言いながら別の曜日の人が泣いてて、日曜日ぃぃて。ってなりました。笑
外に出て逃げ回っていた時のカレンは、いつも鍛えてるカレンだったので、体力があるからあれだけ走り回れてたけど、他の曜日の子だったら絶対あんなに動けませんでしたね!
極秘任務とか言ってる割にめちゃくちゃ大人数で攻めてるし銃打ちまくりだし、普通の街中のマンションでの銃声音とかすごいし全然、極秘になってない!ってなりました。
最後残ったのは木曜日と、施設の中の目をくり抜かれた火曜日、あと、彼に恋に落ちたのがきっかけで、自分1人で動きたかった月曜日。
施設の中の出来事を児童管理局で働く彼と木曜日が手を組み、施設に潜入。
そこでは、冷凍保存されているはずの子供たちは、次々に焼き殺されていました。
それを木曜日は録画し、格闘の上、この計画の総理立候補のケイマンがステージで、演説中に焼き殺す映像を流すことに成功します。
敵に打たれて死んでしまった月曜日はお腹に子供がいました。
その子供を守りたくて、自分だけがカレンとして行きたいとなり、彼を愛していたため、このようなことをしてしまったのでしょう。
そして、ケイマンは死刑判決と共に、児童分配法もなくなり、火曜日と木曜日は生きていけることになり、月曜日のお腹の中にいた2人の赤ちゃんは、殺されずに無事でしたとさ。
めでたくないけどめでたいね。な話しでした。
もっとサスペンスよりなお話なのかな?と思っていたのですが、思っていたより、アクションシーンだらけでした!
すごい戦います人が。そしてすごい死にます人が。
設定はすごく好きな話でした。
まぁつまらなくはないけど、ずば抜けて面白いわけではないです。
まぁまぁくらいでした。
3.5
SFアクションスリラー映画とのことで期待!
始まりはB級SF映画臭がして期待しすぎた感ありましたが、
しっかりと見応えのあるアクション、サスペンスになっていて
全く飽きませんでした。
最後の終わり方も問い掛けられてるようで好きです。
人間は学ばない、少し刺さる言葉です
意外とがっつりアクション!
あらすじからは想像できない、しっかりアクション映画!
姉妹で幸せになれるのかと思いきや、次々と死ぬ!!
ラストのシーンで納得感が得られてなんとかまとまった。。
全102件中、21~40件目を表示