「She is all about us. ノオミ・ラパスが素晴らしい!」セブン・シスターズ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
She is all about us. ノオミ・ラパスが素晴らしい!
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ノオミ・ラパスが1人7役演じる近未来のディストピア物です。意外とサスペンス・アクションしてます。一番最初に「遺伝子組み替えの食料の影響で多産が増えて人工爆発が起こった」という時代背景が一気に説明されるので何かイマイチそうな雰囲気で始まるのですが、観ていて次第に引き込まれました。
7つ子というとおそ松さん以上の姉妹ですがキャラが一人一人異なっているんですよね。最初は誰が誰だかわからなくても、キャラが立っているので観ている内に区別が付くようになります。分かりやすく演じ分けてるノオミ・ラパスってスゴい!
ストーリーとしては犯人が途中で予想が付くのが残念!更に政府がやってる「クライオスリープ」の実態も予想通りです。でもリーダーっぽいサンデーが速攻殺されたのはビックリしました。その曜日のキャラが自分の曜日に殺されていくのかと思えばそうでもなかったですね。
1日何があったか皆で報告しあってるはずなのに、マンデーだけ彼氏作るって可能なのかな?なんてツッコミ所は多々あるのですが、気にせずに楽しめばいいと思います。時代背景は複雑にしてても、姉妹を裏切った理由は分かりやすくなってましたね。時代が変わろうと人間の根本は変わらないってことかぁ。でもこの映画、最終的にグレン・クローズは悪事がバレて捕まっても人口爆発の問題は何ら解決してないですね。
多分自覚のない方が多いでしょうけど今の日本は国が滅ぶレベルの超少子高齢社会なので、実際問題この映画のように子供がいっぱい産まれるのは羨ましい限りだなっと思いました。産んで育てる方は大変だろうけどね!
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