ジグソウ ソウ・レガシーのレビュー・感想・評価
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【”ソリッド・ステイト・サヴァイバー。By YMO。"サスペンス要素を重視した、原点回帰作品。脚本も良く出来てます。】
ソウシリーズで1番好きな作品
ソウシリーズのスピンオフ!新しさもあり!今までの良さもあり!
「スパイラル ソウ オールリセット」鑑賞前に復習のためEP1からイッキ見。
ネタバレなしで一言でこの作品を表現すると「ソウシリーズのスピンオフ!」
シリーズ全部観てるファンも、途中で挫折した人も、デスゲームが気になるエグいもの好きな人も好きも楽しめる。
ソウの持ち味のスリラーとサスペンス要素もかなり強めで良かったです。
制作秘話でも「当初のソウの良さを出したかった」という監督たちのお話に大きく頷きます。
長尺のデスゲームを観せたいだけ?と思いつつ観ましたがまんまと騙されました。あっぱれ!!
次回作の『スパイラル ソウ オールリセット』は完全なる新章ということなので、ジグソウはジョンの意思を継ぐ者の新たなゲームなのか?猟奇殺人が好きな模倣犯なのか?
とても楽しみです。期待しています!
遊星からの物体X
っていう作り話
第1作目では度肝を抜かれて、その後に続くシリーズで大いにがっかりさせられて…。
たしか3くらいまでは見た気がするけど、内容は全く覚えていない状態。
そんな状態で見始めた本作。
第1作目へのリスペクトは分かるんだけど「作り話」な感じが強いというか。
まぁフィクションなんだから当然なんだけど、ちょっと予定調和すぎませんかね。
ゲームの場面にしても捜査のパートにしても、
見てる側を誘導したい魂胆が見え見えというか、
肝心な作品全体としてのギミックが分かっちゃうというか。
殺し方のピタゴラスイッチというか。
まぁとにかく、あんだけ手の込んだゲームをさせるんなら
被害者の「罪」になぞらえるなりした方がよかったんじゃないかな。
最後の方のバイクだけじゃなくってさ。
なんか全体的に滑稽というか、無駄にバタバタしてる印象だったなあ。
このシリーズ大好き
後継者として、あの行動は納得がいかないね。
いやーこのグロさはやっぱり「良き」としか言いようがない。ちゃんとしていないグロは嫌いだけど。このシリーズはきちんと面白さを伴ったグロさであることは確か。演出過剰気味になっている点は、一作目至上主義の方々には相容れない存在かもしれないが、どことなく艶めかしいトラップとグロが勢ぞろい。だから大好き。
まあシリーズが進むにつれて、そのグロである「説得力」は薄くなっちゃったかな。ただ、サイクル・トラップは秀逸すぎて息を呑んだ。いや凄いわ。
事前知識ゼロで見たときに、真相にたどり着いた自分を襲ったのは、一作目と同じ「シビレ」だったよ。決して安っぽくはなっていない。お高級になりすぎてもいない。だからこの安定感が好き。
でもねぇ。6でも7でもすごい疑問に思っていたのはねぇ。後継者を名乗るんだったらさぁ、あの展開はダメでしょうよ。多分見てくれた方は分かると思うけどね、あれに違和感を感じる人って結構いると思うのよ。
ジグソウがカリスマ性を持っていた原因ってさ、あくまでも一貫した目的があって、そのためにきちんと己の定めたルールを守ってきたことにもあるじゃん?それを後継者にも求めたけど、結局誰も守らなかった。んで今作もさ、これ守んなかったじゃん。つくづくジグソウは、人選のセンスがないと思うよ。そこは玉に瑕だと思うね。
ただこれに関連して、ジグソウらしいゲームを復活させた点は称賛したい。俺たちが求めているのは、助かる道のない、デスゲームを騙った単なる拷問じゃないのよ。すなわち、生きるか死ぬかのギリギリの状況で、必死で生き残ろうとするその心理描写が面白いのよ。変態ととられても仕方ないけど、この映画を好んでみるような変態の諸君には、そういったバイブルの復活としてもっと称賛されていもいいと思う。
シリーズを復活させたこの展開をさ、名作を上手に引き伸ばした良作ととらえるか、死者蘇生で無理くり復活させた腐ったゾンビととらえるかは人によると思う。勿論俺は前者だ。
これが俺の感想。みんなはどう思う?ぜひ見てほしい。よろしくね。
シリーズ化し作品価値を下げるお手本。
1作目は本当に素晴らしかった。
あのソリッドでセンセーショナルなビジュアルと脚本。
圧迫感と緊迫感、観ている側も不安に掻き立て精神的不快感を与え続けるワンシュチュエーションスリラーの開拓作。
映画界に与えた影響は良かれ悪かれ沢山あったでしょう。
当時の僕はその斬新な作りとラストに衝撃を受け、色んな人達にオススメしたもんです笑
あんな万人受けしない作品を笑。
ただそれほど1はよかった。
が、ハリウッドだろうが邦画作品だろうが、ヒットをすればシリーズ化される。
一貫したスタッフ、設定、目的があるならば良いのだが、そんなにうまくはいかない。
どんなヒットシリーズでも余計な設定や後付けのご都合脚本に誤魔化しを効かせ、シリーズ化を金に変える。
これは映画業界、いや一般的な企業で営利性を求めるのは当然の事。
むしろ普通のことなのだが、肝心な事は自分達が作った作品に愛情がない事。
その部分にガッカリしてしまう。
1作目ではダークヒーローばりのカリスマ性を見せたジグソウことジョン・クレイマー。
回を追うごとにただの猟奇殺人者に成り下がり、カルト的な一面も濃く描かれるようになってきた。
シリーズ後半ではゲームで人を殺す装置にも複雑さと無駄な大袈裟さを取り入れ、派手に死ぬ観客優先主義に走る。
エンタメ性と興業を考えると分かるが、作品自体にクレバーさが失われ、ただのB級スプラッター映画になってしまった。
本作もそう。
本シリーズの代名詞。
大ドンデン返しも二番煎じの浅はかなもの。
時間潰しに観る程度の作品です。
単体映画としてはそれなりに楽しめるかも知れません。
どちらにせよ万人にお勧めするものではありません
ジグソウっぽいけどっぽくもないような?
驚きはない
面白いのだけれど…
入り組んだ相関関係が面白い
グロいだけではなく、屈折した正義感で卑怯な罪人を裁くという爽快感と、複雑な相関図をたったの1時間半にまとめるのがすごい脚本力と演出のシリーズだと思う
今作もファンなら気づく場面もあり、新章としては満足いく内容だった
ラストまで観て下さい
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