風の色のレビュー・感想・評価
全17件を表示
変わったバランス感覚の拾い物
東京で暮らす男・涼。付き合った女性・ゆりの親族から電話があり、彼女が死んだという。ゆりがかつて語った、自分とそっくりの女が北海道にいるという言葉を頼りに、北の地へ旅すると、果たして彼女と瓜二つの女性・亜矢が。亜矢は涼とそっくりのマジシャン・隆と付き合っていたが、隆は大がかりな脱出マジック中の事故で行方不明。東京と北海道、2組の男女。涼と隆、ゆりと亜矢はドッペルゲンガーなのか、それとも?
「猟奇的な彼女」で知られる韓国のクァク・ジェヨンが監督と脚本。韓流らしい大甘なメロドラマだが、ファンタジックな要素と、リアリズムに筋を通す要素のバランス感覚が独特だ。古川雄輝と藤井武美、ともに感情を全開にせず思いを内に秘めた演技を見せ、韓流のケレン味と抑えた日本的情緒のバランスも悪くない。網走の流氷の海を砕氷船で行く映像の美しさとスケール感は特筆に値する。この場面で映画全体が引き締まった。
だいたい題名がダサいんだから気づくべきだったわ
どの日本監督より凄い~精神+マジック=劇的~
どの日本監督より凄い~精神+マジック=劇的~
投稿内容 「風の色」90点。
文句なく凄い!
「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」の「クァク・ジェヨンWORLD」は凄い!
とても日本人監督は太刀打ちできません。
ヒロイン「藤井武美」は「沢尻エリカ」の「クールビューティーさ」と「石原さとみ」の「無邪気さ」を持っている。
「未知の魅力」がある。運が良ければスターに。
名作映画のパロディーで、
「綾瀬はるか」の「僕の彼女はサイボーグ」、
代表作である「猟奇的な彼女」、
名作「レオン」を導入しています。面白い。
「WORLD」の重要な要素としての、音楽の選曲は相変わらず抜群です。
ピッタリの「BGM」で際立つ感動の「名シーン」に。
伏線としての、兄の「障害」・幼児期の火事の「トラウマ」・愛する人の事故死・病の苦しみ・「ドッペルゲンガー現象」などの「精神医学・世界」に、
「マジック・イリュ―ジョン」を絡ませ、
「ロマンティック」に「シリアス」に「ミステリアス」に、
さらに「ユーモア」に「大どんでん返し」まで、
勿論究極の「愛」までも、
見事につながるストーリーは「劇的」です。
うまくまとめられないほど凄い!
敢えて難を上げれば、
「タイトル」の意味と「キス」が多すぎるぐらいです。
地味で宣伝をしていなくても、
「韓流」の「底力」を感じさせます。
私は心酔します「クァク・ジェヨン」に。
何故もっとこの「名作」がみんなに広がらないんでしょう🍀
思った以上にミステリー感一杯で別の世界との不思議なストーリー。それ...
ドッペルゲンガー
いい映画
人物設定が良いだけに残念
二重人格を持つ彼女とその彼氏の物語。
彼氏が訳あってその女性のために一流マジシャンになる訳だが、人物設定がいいだけに映画の脚本にケチを付けたい。
前半の彼女探しが眠い眠い。またマジシャンとの最初のこじ付けが分かりづらい。
面白くなったのは彼女が二重人格だとわかってから。
普通死んで事件沙汰になった場所でマジックやらすか?絶対許可がおりません。
また、元彼時代にあんなに彼女がテレビに移れば当時何かとあったはず。そこには触れず今彼も知らないなんて、、、都合の良い脚本と思ってしまいました。
今彼もマジック練習してないのにプロマジシャン並み、、、は〜って感じでした。
キスの回数もウザい。
列車と並走するのは止めましょう。
レオンネタにはすこし苦笑。
古川くんと武井さん、今後の活躍に期待します。
風の色
全17件を表示