さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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途中とても苦しかったが最後は。
物語の途中は何度胸に手を当てたか分からないくらい見ているのがとても苦しく辛かったです
但し、その辛さは最後に切なくも暖かい涙を呼び起こしてくれました
見終わって感じたのは親と子、何方の目線から見ても心揺さぶるものあると思います
とても良い映画なのですが見るのに精神力が必要なので少し時間を開けてリピートしたいと思います。
久しぶりに泣けました
悪い点は、初めに何が起こっているのか分かりにくい。(後になって段々分かる系)。ドラゴンの尻尾に違和感があった。少年の無邪気さに心を打たれた感じ。主人公の変わらない者であるという象徴としての子供に対する変わらない接し方と少年の変わりゆく様が涙を誘うのだと思う。
未来に残したい名作
歳を取らない女性と人間の男の関係はシンプルなお涙頂戴ネタとして数多の作品で描かれているけど、この作品はそれを更に掘り下げ、多くの人々を巻き込み、重厚で心の深いところに切り込んでくる名作です。数十年に亘る人間としては長い時間と、多くの登場人物の人生を、卓越した作画と演出で描ききっていると思います。ところどころP.A.worksらしい表現があるので、アニオタはそのあたりが鼻につくかもしれませんが、一般人には関係ないでしょう。
確かにみんな大好き泣けるストーリーには違いありませんが、思い出し泣きができるのはそうありません。今朝も鑑賞特典のリーフレットを読んだだけで涙が出てきました。鑑賞にはハンカチとティッシュが必需品です。
しかし悲しい物語ではありません。生きるとは、死んでいくとはどういったものか、半世紀生きても(投稿者)いまいち良くわからないけど一番重要なそれらに、一点の明るい光が差し込むような、残りの人生に希望が持てるようなそんなお話です。
これを名作と呼ばずに何を名作とするのか?劇場で観ないのは一生の損失です。
いま一番大切だと思う人(親でも子でも友達でも恋人でも)と一緒に観ることをおすすめします。
泣ける!(回数を重ねるほどに)
場面転換で数年の時が経つため、物語はめまぐるしく展開し、1時間55分という時間は瞬く間に過ぎて行きました。背景と音楽が素晴らしく、表情一つ一つの細かな変化とリンクし、感情移入してしまいます。
他のレビューでも語られていましたが、一度見ただけでは内容を理解することは難しいかもしれません。このレビュー時ですでに4回鑑賞していますが、ここに来てやっと、音楽や背景をじっくり鑑賞する「余裕」が生まれました。かつ、数回鑑賞すると、色んな矛盾点が払拭できます。ポイントは「何年経っても見た目は変わらない」、普通の人間とのギャップです。歳は重ねたのに、息子・娘と見た目は変わらなくなる。この視点で考えると、色んな意味で感情をえぐられます。
この作品、物語も素晴らしいのですが、背景やシーンと音楽の融合が半端ない!
冒頭のシーンで、レナトが赤目病にかかり、マキアを率いて飛翔するところ。逆光の背景が最高のクオリティーで、そこに音楽が更なる盛り上がりを付け、もう、鳥肌レベルでした!
終盤のシーンでも音楽と映像、そして演技がクロスオーバーし、涙が止まりません。特に「生命と生命」というバックミュージックに載せて、映像と音楽が完全にリンクします。生と死。この演出からラストまで怒涛の感涙シーンが続きます。そして、最後のマキアの一言。涙腺が崩壊しない訳がありません。
エンディングテーマ「ウィアートル」。余韻に浸りながら目を閉じて鑑賞することをお勧めします。クレジットはパンフレットでも確認できますので!映像も曲の終わりまでは変化なしですので!
近くの映画館では、封切時は一日4回上映が、今日現在で1回と興行回数が減っています。名作ゆえに見て欲しく、たどたどしいながらレビューさせていただきました。
「恋愛」が蔓延するエンターテイメント業界。たまには温かな「親子愛」に触れませんか?
人々の出会いと別れ
この物語のメインは恋愛と言うより、母の愛、人々の出会いと別れの方が相応しいと思う。その気持ちは誰でも感じれる、分かると思う。
人は元々一人ぼっちだから、人と人の出会いはいつも一人ぼっちと一人ぼっちの出会いと思う。
映画の中に、長く生きるの設定は、"人生は人と人の別れの可能性が高すぎだ"この別れを強調したいかもしれない。
元々、人々生きる時間の長さが違って、その間に、誰が誰のそばにずーっといれるのが難しくて 人生はいつも誰かとの出会いと別れと言う事だと思う。
この映画を見た後、身周りの人たちをもっと大切にしたくなる。
ずっと感動
映画が始まってから最後の最後までずっと感動してました。美しい映像に載せた詩的な前半、感情が揺れ動く中盤、そして激動の終盤。ストーリー展開はちょっと粗いけれど母親の“愛”が心にしみる!
時間がたてばたつほど、「いい映画だったなぁ〜」って思えます。
あと、主人公が魅力的。
2018年ワースト映画No.1
評価:★☆☆☆☆ 10点
映画館で『さよならの朝に約束の花をかざろう』鑑賞。
映画館で鑑賞する予定はなかったのですが、評価が物凄く高く、新海誠監督が絶賛していたということで、観に行ってきました。1つの意見として読んで頂ける嬉しいです。
感想としては、びっくりするくらいつまらなかったです。20話くらいあるストーリーを2時間にまとめたような作品で、全く好きになれない世界観、登場人物、物語で2018年のワースト作品です。
まず、世界観について国、種族、造語の固有名詞が多く、何の説明もなく物語が進んでいきます。私の理解力がないだけかもしれませんが、もう少し説明があっても良かったのかなと思います。
次に登場人物が一番酷いです。無駄にキャラが多く、そして尺が足りず、描き込む不足で、誰1人感情移入が出来なかった。泣かないんじゃないの? 守られてばかりだから離れるの? 弟必要だったのか、結局、恋愛はないの? 拉致しておいて、そして発砲、そしていつ捕まったの? 娘にあいたいと言って、飛んだ! そういえば、あの人はどうなったの?の意味不明の連続でそれぞれの行動原理が謎、謎、謎でした。
物語も本当に酷すぎます。バラバラの点を強引に引っ張ってくっつけたようで、風呂敷を広げたなら、広げたままにして続編など製作する流れにしても良いのに、頑張って回収しようとするから全てが雑に感じてしまいました。
親子の物語なのだから、親子の絆がわかる描写を増やしていけば良いのに青年時代からは常に機嫌が悪く、回想で少し仲の良かった部分を映すだけで、そこに愛があるとは全く感じられなかったです。
さらに細かいこというと、時間軸についての不親切さ、小声で話してるはずなのに遠くの人に聞こえていたり、子どもを産むのにズボンを履いていたり、戦争で負けたのに家に帰れたり、突っ込みどころしかない作品でした。
良かった点は映像の綺麗さと、音楽と声優さん達の素晴らしさだけ。
監督の頭の中では凄く面白い世界観、登場人物、物語が出来上がっていたのだと思いますが、その交通整理が全く出来ていませんでした。
改めて説明なしで、一瞬で鑑賞者を世界観に没入させるジブリ作品の偉大さがわかる作品です。
純粋に駄作なので、映画館に行く価値はないと思うし、この映画を観る時間ももったいないと思ってしまうので私はオススメしませんが、ここの評価は高いし、私の隣の席の方は号泣していたので、人それぞれでオススメかもしれません。
既視感の寄せ集めでチープ感が拭えない
前情報無しで鑑賞させていただきました。
感動の押し売り
どこかで見たようなシーンと感動的な音楽で「泣き所」をわざとらしく作っているように感じました。演出が過剰だったりして、私には逆効果でした。
登場人物に感情移入が出来ない
尺、描写不足感がありました。人物を掘り下げることが出来ず、惜しいキャラクターになっていたり、私の理解力もありますが時折ハテナマークが浮かんでしまうシーンがありました。
固有名詞で混乱してしまったので先に軽く予習しておけばもっと世界に没入できたのかもしれません。
映像、音楽について
映像はとても綺麗でしたがCGを使っている場面は少し違和感を覚えました(ほとんど無いレベル)。
音楽はあまり記憶に残りませんでしたが、雰囲気に合ったよいものだったと思います。
全体を通して
もう少し手を加えられたらもっともっと面白くなるような惜しい作品だと思いました。
前半が退屈。後半は物語が一気に動き出しますが尺が足らず強引な展開と感じてしまいます。本当に惜しい作品です。
縦と横の糸は…
縦の糸は…
横の糸は…
中島みゆき?
え?笑うやつ?
泣ける作品じゃなかったっけ?
から始まります
恋愛、人生、成長、出会い、別れ、
詰め込みまくって、
いろんな伏線も張りまくって、
―――とりあえず主線だけ纏めてくれました。
最後は
「大いに泣いていただきましょう!」
という纏め方で
縦と横の糸が見事に織り綴られ
人生という布が出来上がってました。
一見の価値あり!
予告も何も見ずにポスターの先入観のみで行きましたが、想像してたお話とは全然違っておもしろかったです。
絵が美しく、音楽も場面に適していて非常にバランスのとれた作品で最初から最後まで楽しめました。お話自体もとても良かったです。命とは、愛とは、家族(この作品だと母と子)とはなにか、それぞれのキャラクターにそれぞれの形があり十人十色ではなく、個人個人で違うものでそれでいいのだと思える作品でした。自然と涙目になってしまうシーンも沢山ありました。(マスカラしてなかったら泣いてました笑)
厳しいことを言うなら話の設定上、時間経過のところは〇年後などの表記があった方がよかった気がします。また、いらないキャラとまでは言いませんがキャラクターがお話の構造にしては多く中途半端になってる感じがしました。(掘り下げるならちゃんと掘り下げた方がいい)
でも、全体的には素敵な作品なので一見の価値ありです!!
「愛」と「別れ」と「孤独」が導くものは…
脚本家として多くのファンを魅了してきた岡田磨里さんが監督として、作品全体を岡田磨里ワールドに仕上げてきてる作品です。
ファンダジーでありながら、現実に近い部分もあり、観る人自身の過去の経験によっては感動するポイントが大きく変動すると感じました。
「愛」と「別れ」と「孤独」がキーワードとなってくる作品です。
特に「別れ」については悲観的なイメージを持たれることが多いですが、この作品では悲しい別れだけではないと言うことを考えさせられます。
大切な人とぜひ鑑賞してほしい作品です。
岡田磨里監督を支えるスタッフも強力な方々ばかりで、美術と音楽については壮大な世界にふさわしいものになっていると感じました。
後半からは心がジーンとしてきて、涙が止まらなくなりました。
とても「きれいな作品」です。
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