劇場公開日 2018年2月24日

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「既視感の寄せ集めでチープ感が拭えない」さよならの朝に約束の花をかざろう tatさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5既視感の寄せ集めでチープ感が拭えない

2018年3月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

前情報無しで鑑賞させていただきました。
感動の押し売り
どこかで見たようなシーンと感動的な音楽で「泣き所」をわざとらしく作っているように感じました。演出が過剰だったりして、私には逆効果でした。

登場人物に感情移入が出来ない
尺、描写不足感がありました。人物を掘り下げることが出来ず、惜しいキャラクターになっていたり、私の理解力もありますが時折ハテナマークが浮かんでしまうシーンがありました。

固有名詞で混乱してしまったので先に軽く予習しておけばもっと世界に没入できたのかもしれません。

映像、音楽について
映像はとても綺麗でしたがCGを使っている場面は少し違和感を覚えました(ほとんど無いレベル)。
音楽はあまり記憶に残りませんでしたが、雰囲気に合ったよいものだったと思います。

全体を通して
もう少し手を加えられたらもっともっと面白くなるような惜しい作品だと思いました。
前半が退屈。後半は物語が一気に動き出しますが尺が足らず強引な展開と感じてしまいます。本当に惜しい作品です。

tat