「ベンジャミンバトンとはまた違う」さよならの朝に約束の花をかざろう イーグルさんの映画レビュー(感想・評価)
ベンジャミンバトンとはまた違う
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某外国映画の「ベンジャミンバトンの数奇な人生」は主人公がお年寄りの状態で生まれ、
老人施設に住みながら徐々に若返り、様々な人間との出会いと別れを繰り返す物語であった。
だが今回の「さよはな」は
ヒロインが「不老」の一族であり、年をとらず、外の世界の人間と関わってもいずれ別れが来ると教えられていた。
しかし、最初の出来事で「外の世界」と
「外の人間(赤ちゃん)」と関わることになり、その人間の生涯を見届けていく物語。
恐らくこの出会いにより、不老の一族の
「ヨルフ」は外の世界への価値観がまた違うものになって、伝わっていくものだと思われる。
出会いと別れは勿論、人間の愚かさ、美しさ、この作品は「人間」と交わることのなかった「いにしえの生物」との「命」と「愛」
を紡ぎ、綴っていく物語である。
2つほど気になる点があった
①ヒロインが終盤でエリアルが所属している軍とは別の敵の国に攫われた経緯
②「いにしえの生物」の巨大な竜の火が吹き出す病気は治るのか…といってもエンドロールの後の描写で「ヨルフ」の国が復興していて竜も元気そうであったから病気は治せたのだと思われる。
最後に
とても面白かった。ヒロインの声優さんが今後も色々な作品に出てくる事を期待しています。
監督の次の作品を楽しみにしています。
ありがとうございました。
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