「キャラクターが生きている」さよならの朝に約束の花をかざろう わたりさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラクターが生きている
大好きなアニメ凪のあすからのスタッフが多く携わっていると聞き、公開初日に勇んで観に行きました。納得のクオリティです。
良い意味で岡田麿里さんワールド全開!
時の流れで変化していく人間関係を美しくも残酷に描いた映画でした。
後半は涙がほろほろ止まりませんでした。
台詞、表情、声、背景、音楽等、全ての要素からキャラクター達が生きているということが伝わってきます。それが今作のテーマにも繋がっているのかなと思います。
特に背景の奥行きが素晴らしくて、世界観の作り込みへの意気込みを感じました。この世界を訪れてみたい、と思わせるような美しい美術でした。
音楽の透明感にも惚れ込んでしまって、サウンドトラックを購入しようかと思っているところです。
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