「後半の展開の悪さ。歯抜けのコミック感。」3D彼女 リアルガール 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
後半の展開の悪さ。歯抜けのコミック感。
原作未読。
2次元しか愛せない男子高校生のオタクがあるキッカケでモデルの様な彼女と半年間付き合うのだが、、、。
オタクが学校一美人の様な彼女と付き合い、自然に友達も増え、いつの間にか順風満帆な学園生活という有り得ない話なのだが、あくまでいち映画のシチュエーションだと思えば楽しめた。
だが、この手の青春映画としてはありきたり。
後半絶対何かが待っている。
この「何か」がかなり王道的急展開の話で、前半からのテンポの良き面白さをドン底まで落としてくれて、シラケモードにさせてくれる。
10巻完結のコミックで例えるとすると、1〜5巻まではキチンと描き、6巻で起承転結の「転」発生。7〜9巻を端折った超短縮、10巻はキチンと書く感じ。
これでは鑑賞者は報われない。
中盤まで楽しませてくれた気分を返して貰いたい映画。
中条あやみは良かった。
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