劇場公開日 2018年9月14日

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「中高生向けだけど胸キュン必至。恋愛下手を救う純愛ストーリー!!」3D彼女 リアルガール 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0中高生向けだけど胸キュン必至。恋愛下手を救う純愛ストーリー!!

2018年10月5日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:人間関係を面倒だと思っていた男子が、天真爛漫なヒロインとの関わりを通して変わっていく様子が、微笑ましくも感動的。沢山笑って泣けるストーリーがステキ。
否:展開はかなり予定調和で、やや呆気ない印象。演出の部分も好みは分かれそう。

 異性に全く興味のなかった光が、ひょんなことから学校一の美女・色葉に恋をされて・・・と、ストーリーこそ良くある感じですが、そこで描かれていく2人のピュアな恋愛模様に、クスッと笑えて胸キュンしてしまうこと請け合いです。
 初めは面倒な人間関係を拒絶し、二次元の世界に閉じこもっていた光。しかし色葉の強引なコミュニケーションに戸惑いながらも、彼女との日々を通して、その周囲の様々な仲間達と沢山笑って泣いてケンカしていくうちに、少しずつ変わっていく姿が印象的です。光が語る、
「何もない俺に、アイツが全部くれたから。」
という言葉には、思わずウルっと来てしまいました。
 西野カナさんが歌う主題歌「Bedtime Story」も、作品の世界観を魅力的に表現されていて、とってもステキです。
 個性が強すぎる登場人物達や、CGを駆使した演出等、その辺の好みは分かれそうですが、デートには最適な作品です。

映画コーディネーター・門倉カド