「おっとり女性の内なる激情」寝ても覚めても 菜野 灯里さんの映画レビュー(感想・評価)
おっとり女性の内なる激情
大阪の女性・朝子は、突然に恋人・麦が失踪した後、東京へ移住し、その恋人に瓜二つの男性・リョウヘイと出会い、恋をする。結婚までする勢いだったのが、麦が現れて、その元へ走ってしまう。
それもつかの間で、夢から覚めるように、リョウヘイへの愛に気付いて、リョウヘイの元へもどる。リョウヘイは傷つきながらも朝子を受け入れようとする。
朝子が突然、麦の元に走る顛末がとても急すぎたけれど、おっとりしているようで熱情的な朝子には魅力は感じてしまうし、リョウヘイの朴訥な優しさもほのぼのとして、いい味出していたと思う。
コメントする