「他人といっしょになる不安」寝ても覚めても ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
他人といっしょになる不安
昨日みた「君の鳥は歌える」と共に、本当に面白い日本映画の連べ打ち。というか、日本映画らしくないところに到達してる新世代の日本映画ふたつ、だった。
こちらも東出&唐田が素晴らしい。東出の使い用をよくわかってのキャスティングと、唐田は特に色がついてないのでこの役にはドンピシャの何を考えてるかどう転ぶかわかんない「謎」っぷり。
恋愛の道徳的幻想を描くデート映画のロジックから大きく外れて、そもそも恋愛、というか知らない人とくっつくということの「不安」というか「不安定さ」というか「脆さ」に支配されてるダークファンタジーだった。
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