劇場公開日 2019年5月18日

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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのレビュー・感想・評価

全41件中、1~20件目を表示

3.5A Magnifying Glass on a Magnifying Glass

2021年9月28日
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鑑賞方法:試写会

Frederick Wiseman at almost 90 years old has the wisest mind after demonstrating his profession of finding the most profoundly relevant moments in the inner-goings of human institutions. Ex-Libris as a fly on the wall explores the conversation of slavery in America as people flock back to the library to dig up research. Some great guest speakers appear in the film. Slow but very interesting.

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Dan Knighton

5.0知的刺激にあふれている

2019年5月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

図書館はただ本を貸すだけの場所ではなく、いろんな可能性を持っていることがよくわかる。就職支援に起業セミナー、家にネット環境のない家庭にWiFIルータを貸し出し、シニアのダンス教室に演劇、音楽コンサートに作家のトークショー。全てのサービスが無料で、社会の重要なインフラとして機能している。
フレデリック・ワイズマンが移すのは、図書館に集う人と働く人。彼はミーティングを撮影するのが好きな人だが、本作のミーティングシーンはどれもエキサイティング。この図書館はNPOによる運営で、行政の支援金と民間の寄付で成り立っている。多彩なサービスを提供するため、いかに予算を募るのか、実践的な議論がなされる。さらにホームレス対策にも悩むシーンも興味深い。誰もを受け入れるが、一人が居座ることで他の人がサービスを受けられないのでは困る。ハーレムの分館での黒人の歴史についての議論も非常に印象的。3時間半のドキュメンタリーだが、全く飽きない。知的刺激に満ちた傑作。

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杉本穂高

4.0民社主義の本質すら垣間見えてくる図書館ドキュメント

2019年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

学生時代に勉強のために、また、社会人になってからは資料探しのために利用してきた図書館である。しかし、ニューヨーク公共図書館には、もっと広い利用価値がある。図書の検索を担当者が電話で直接請け負ってくれる。館内では著者のトークイベントや一流アーティストのコンサートが定期的に開催されている。仕事を探している人のために履歴書の書き方や面接の攻略法を教えてくれる。ハンディキャップを持った人たちにも同等のサービスが提供されている。つまり、図書館は本だけでなく、庶民が健全に生活するためのすべての方法が陳列された、文字通りの"公共"施設なのだ。このドキュメンタリーを見ると、民主主義の本質が垣間見えてくるほどだ。サービスの向上を目指して頻繁に行われるスタッフ会議の模様も含めて、情報がこれでもかと言うくらいギッシリ詰まった3時間超。しかし、それに付き合う価値は絶対にある。

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清藤秀人

4.0素晴らしかった

2024年10月6日
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背筋をしゃんとして生きなきゃ、と思った

あのマジカルなラストカット
あの瞬間のために映画があったとさえ思ってしまう
こんなドキュメンタリー、初めてだ

ものすごいいい気分で帰れそう
これからも生きていくしかない

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JYARI

4.5人は学ぶことをやめられない。

2022年8月12日
PCから投稿

しばしば議論されることがあるが、
原作小説と映画はどちらが優れているか。
そこに上下はない。小説と映画は違うものだからだ。
違うものを比べるからおかしくなる。

生演奏と高性能イヤホンから流れる音楽はどちらが優れいてるか。
会議室でのミーティングとZOOMはどちらが優れているか。
電話と会って話す会話はどちらが優れているか。
SNSと井戸端会議はどちらが優れているか。
手紙とメールはどちらが優れているか。
デジタルとアナログはどちらが優れているか。

紙の本を1ページめくる、あの感覚。
静寂を打ち破り弦楽器が震える、あの感覚。
あなたの声帯からこぼれる、その声、目線、手のしぐさ。

インターネットと図書館はどちらが優れているか。
そこに上下は無い。
上下がないなら両方存続してほしいなぁ。

なぜなら、新たな学びを得たときの脳を流れる
言葉にできない、あの感覚を。
人は忘れることなどできないからだ。

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にゃろめ

5.0叡智のドキュメンタリー

2022年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悠久の時間を過ごす場所としてこれ以上相応しいものはない。ここにあるのはただの本の羅列ではない。インターネットには不可能な埃をかぶった積み重ね。書物が語りかける映像。

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fmovie2

3.5図書館で就職活動の支援があったり、WIFIの貸し出しがあったり、サ...

2021年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

図書館で就職活動の支援があったり、WIFIの貸し出しがあったり、サービスが多岐にわたっていてすごかった。
図書館の美しさを堪能する映画だと思ってみたら、図書館を運営する人たちのドキュメントだった。
誰だか分からない人がたくさん出てきてみんなでひたすら会話を続ける場面とかが多かった。
当初思っていたのとちがかったけどこれはこれであり!

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toitoitoi

2.5いいなぁ

2021年7月2日
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映画自体がどうというよりも、そのような図書館が羨ましい。本の貸し出しに留まらず、幅広い活動が行われ、確かに資金がかかるのは分かるが、このような税金の使い方なら納得出来るのではないかと。あと寄付文化が大きいのもあるんだねえ。
ほぼ説明が無いので、なんだ?誰だ?と思いながら鑑賞。

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GAB I

5.0巨大図書館の様々な活動をつぶさに見せることで知的好奇心をくすぐるチャーミングなドキュメンタリー

2021年5月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニューヨーク市からの支援と民間投資で運営されているニューヨーク公共図書館は19世紀に建てられた荘厳な本館と92の分館を持つ巨大組織。6000万点に及ぶコレクションを所有しており、地域住民のみならずあらゆる分野の研究者やアーティスト達からも絶大な信頼を置かれている図書館の活動をつぶさに観察する3時間半。

ベストセラーや名作、点字作品、録音本、DVD、写真、書簡、新聞等莫大な情報が自由に閲覧出来るだけでなく、様々な利用者からの問合せへの対応、様々なテーマで催されるトークセッション、管楽カルテットのコンサート、シニア向けダンス教室、幼児向けの読み聞かせ会、欧州の版画コレクション展、子供向けロボット動作プログラムセミナー、様々なイベントを企画し、地域住民の知的好奇心にありとあらゆる手段でアプローチしている図書館の活動を説明的なナレーションもテロップもなしでただ傍で見つめているだけですが、そこにパンパンに詰まった叡智の断片が眩し過ぎて全く時間を感じないどころか自分も図書館を利用しているかのような錯覚まで感じるほどリアル。そんな活動の合間に映し出されるのが何度も催される図書館職員達の会議、貸出書籍の回収、貧困家庭へのWIFI機器レンタルといった舞台裏の地道な作業。そこから垣間見れるのは図書館運営に必要な予算獲得の難しさ、ベストセラーの蔵書を増やして利用者を増やすのか、レアな研究書を収集して未来のニーズに備えるのかといった試行錯誤に真剣に取り組む職員の姿。直接的には一切語られませんがこの図書館が何と戦い何を獲得してきたか、そしてそれがどれだけ貴重なものであるか、それらを失わないためにどれほどの不断の努力が払われているかが鮮やかに描かれています。映画の冒頭からパンチのあるセリフをかますリチャード・ドーキンス博士、自作にまつわる噂に関する感想と実父のレア映像を楽しげに開陳するエルヴィス・コステロ、お気に入りの書籍に関する感想をじっくりと話すパティ・スミス等のセレブ登場も眩しいです。

個人的には図書館の前で催される死者の日パレードで高らかと奏でられる“Thriller“も印象的でした。TruthとFactの意訳を少々混同していた字幕が気になりましたが、ガルシア=マルケスの『コレラの時代の愛』を取り上げながらマジックリアリズムについて評論が飛び交う読書会で交わされる読者達の様々な感想、聴覚障害者の演劇鑑賞サポートに関する説明会で、手話が単にセリフを伝達するだけでなく手話通訳者が自身の身振りや顔の表情で演者の感情も表現していることを実演してみせるくだり等、観客の知的好奇心も盛大にくすぐってくるチャーミングな作品でした。

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よね

4.5【”公民協働の先端を行く文化の殿堂” 図書館の枠を超え、全ての人に”知”を与え、”文化”に触れる場として機能させようとする、誇り高き図書館員達の姿を描き出したドキュメンタリー。】

2021年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

幸せ

ー 今作品から、観る側に発信される情報量は膨大である。
  だが、良く観ればフレデリック・ワイズマン監督が伝えたかった事は、実にシンプルである事が徐々に分かって来る・・。ー

■感想
1.冒頭の、リチャード・ドーキンス博士が、財団を立ち上げた趣旨を”NY公共図書館”のホールに集まった人たちに語り掛けるシーンから始まり、エルヴィス・コステロやパティ・スミスに対するインタビューのシーンなど、この図書館は本を貸し出すだけでなく、文化を発信している事が良く分かる。

2.NY公共図書館分館の多さ及び、特色ある活動
 ◇特に印象的な分館
 ・「点字、録音本図書館」
  点字の読み方を教えるシーン、男性がナボコフの「マルゴ」を語り録音するシーン、手話通訳者が、読み手の感情(怒り、懇願)などに合わせ、同じ文章でも手話での伝え方が違う事を図書館に集った人々に伝えるシーン
  ー ”NY公共図書館”が文化を伝えようとしているのは、目の不自由な方も含まれている。そして、啓蒙活動もしている事に驚く。ー

 ・「黒人文化研究図書館」
  ー ”NY公共図書館”が、このような施設を作った意義は大きい。文化の伝播に人種の違いは必要ないのである。ー

 ◇特色ある活動
 ・ネット環境が自宅にない人(1/3もいるとの事。)に対し、図書館員達が、マンツーマンで、パソコンの使用方法を教え込む姿。

 ・子供達に対して図書館員が様々な事を教えているシーン。
 ー 家で学ぶ場がない子供たちなのかもしれないな・・。ー

 ・演奏会のシーン

 ・様々な求人を、消防士さんはじめ多数の職業の方々がプレゼンしているシーン。
 ー 職業安定所の機能もあるのか・・。しかも、斬新な方法である。ー

3.司書、ボランティアの人たちが、誇りと愛場を持って仕事に静かに打ち込む姿。
 ー 100年前の広告や、新聞記事を電子データとしてまとめる根気のいる仕事である。だが、彼らの様な地道な仕事が、アンディ・ウォーホールなどの芸術家たちが生み出した絵画や、文学を支えていたことが分かるのである。ー

4.図書館運営予算を、どのように確保するのか、頻繁に議論する図書館幹部たちの姿。
 ・どのシーンでも、彼ら彼女らが、”NY公共図書館”を文化の殿堂として、如何に発展させたらよいのかを真剣に議論している。
 1)電子書籍の貸出率の増加(300%!)への対応。
 2)ベストセラーか、将来を見据えた本の購入を優先するのか。
 3)ホームレスの問題を如何にするのか・・。

<「図書館」の仕事の概念を突き破り、”文化”の発信基地になっているニューヨーク公共図書館の全てのニューヨーク市民を対象にした様々な活動に、畏敬の念を抱くとともに、
 フレデリック・ワイズマン監督は”真の民主主義とは、何であるか”と言う事をこのドキュメンタリー作品で伝えたかったのだという事が分かる、素晴らしきドキュメンタリー作品である。>

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NOBU

3.0世界最大級

2021年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1911年に設立されたニューヨーク公共図書館は、市と民間が半々の負担で運営されている。
これだけ巨大な図書館で、市民も多岐にわたっているため、やっていることは文化交流そのもの。
相変わらず長い。

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いやよセブン

3.5劇場で観たかったです

2020年11月14日
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鑑賞方法:VOD

知的

本作の様な『知』を見せつけられると、『人間って凄い』『アメリカって凄い』と思いますが、トランプとその支援者達を見ると、『人間って愚か』『アメリカってバカなの?』と思うので、この二面性が人間=文化なんですよね。本作は、大統領選の最中に鑑賞したので余計に人間という生き物に対して興味が出てしまいました。

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ミカ

2.5ニューヨーク図書館の見学ツアー

2020年8月10日
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鑑賞方法:映画館

 その昔、何度か前を通ったが入ったことがなく、フライヤーとCMで内部がとても美しいことを知り鑑賞した。
 天井が高く美しい巨大な建物だ。そして分館がいくつかある。大勢のスタッフがベルトコンベアに本を次々と載せると多数のコンテナに振り分けられてトラックに積まれ分室に運ばれて行くのには驚く。ユニークな写真資料室。各種パーティが行われる様子。知識人の講演会(冒頭はリチャード・ドーキンス氏)。地元のコミュニティセンターとしての役割、子供達への教育の場の提供など、ニューヨーク市民のために図書館はどうあるべきかをスタッフで話し合いながら決めていく運営会議の様子がとらえられている。
 公民権運動等の歴史に残る人達がNY図書館を利用して歴史的な事を成してもらえたことを誇らしげに語っている場面が印象的だった。途中休憩があって助かったが、2時間程度にまとめてもらえたらもっと評価できるのに、と思った。

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SpicaM

3.0大真面目なドキュメンタリー作品

2020年3月6日
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知識人であれば見るべき!という周りの声に押されて視聴。図書館のあるべき姿を追い求める人々を克明に撮影したことは素晴らしい。
が、映画になんらかのエンターテインメント性を求める私には少し真面目すぎました。

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ダンブラ

3.0初日初回といったら、その筋の人とガチの人しか来ないでしょ

2020年2月15日
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鑑賞方法:映画館

特殊なジャンルでかつドキュメンタリー。しかも上映時間200分越え休憩付きならなおさらだろう。

著名人の対談イベント、館内の会議、ニューヨークの風景、何十とある分館、市民向け教室、裏方のルーティン業務、やってくる観光客、利用者とのやりとりetc... が代わる代わる映し出される。制作サイドの意見を直接提示するようなナレーションやテロップ、インタビューはいっさい無いのが特徴的か。
資料の電子化(とその先に目指すもの)やネットワーク環境の提供が今を感じさせるところ。自宅での接続セットまで貸し出ししてるとは知らなかった。

ただやはりさすがこの長さは辛い。あまり興味がない講演部分では睡魔との激しい戦闘を繰り広げることになったので、映画作品としての評価は低め。
逆に生々しい館内会議や、マルケスの『コレラの時代の愛』を俎上にあげた読書会イベント、ドーキンスの毒舌なんかは食い入るように観てしまった。

ヘッドセットと1ページずつのスキャナーと自動仕分けしてくれるコンベアー一式欲しい。

そういえば初岩波ホールだった。

(2020/2/15 2回目)
やらないのならやればいいじゃない。ということで2回目。今度はあまり睡魔と闘うこともなく鑑賞。今回もその筋の人がだらけ。それと初回鑑賞時に購入していたパンフレットが理解の大きな助けになった。
二度目なのでもう少し細かい所まで注意して観れた。コレラの時代の愛撫(英語は”make love”と聞こえたが)、とか、男は外側は狼で…のくだりはちょっと面白い。
先にナレーションやテロップがいっさいないと書いたが、何をどのように撮っているかをみたら、製作側の意図はまあ分かるだろう。
まあでもやっぱり一気に観るもんじゃないとは思ってしまう。

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なお

2.5いくら何でも長すぎ

2019年9月22日
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鑑賞方法:映画館

題材は面白い。
巨大な図書館の、複雑な組織、多岐にわたる活動、これを支える多様な人々、高邁な理想と直面する現実。
多面的、複層的な対象を描こうとして、冗長と散漫に堕した。
諸所にとても魅力的な部分は確かにあるのだが、長すぎる。
二度見る気になれる人、いるのかな?
私は、もういいや。

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chaz

4.5図書館関係者刮目せよ

2019年9月16日
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鑑賞方法:映画館

出版・図書館好き一般人として遠方まで出掛けて観た。NYPLについてはぼんやり聞いたことがある程度だったけど、何が凄いのかよく分かった。アメリカの民主主義を支えるという気概、これに尽きる。日本で流行っているダイバーシティと比べると、アメリカにおいてそれは否応なく内包し続けているものなのであり、だからこそ開かれた「公共図書館」の意義が大きいのであるとよく分かった。ナレーションやテロップを一切使わずに淡々とドキュメンタリー映像だけでそれを浮き彫りにするこの映画、とても素晴らしい作品ではあるものの、途中休憩含めて4時間近くになる上に抑揚なく様々な場面が繋がっていくので眠くなるが、ストーリー映画ではないので多少寝ても問題ない。平日午前中、ほぼ満員の周りの観客も、寝たり起きたりしながら観ていた気がする。パンフレットの中身が充実で、復習用の補足資料として必須。
翻って日本の「公共図書館」行政、今後どうなっていくのか。

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もへじ

3.0興味をそそられるコンテンツもあったが…

2019年9月10日
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鑑賞方法:映画館

ある意味、鑑賞するのが苦行のようなドキュメンタリー。

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still_ontheroad

5.0分からせようとするのは下衆だ。

2019年9月1日
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鑑賞方法:映画館

【メモ】
図書館の概念が変わった。

公共図書館は、全ての人達に開かれた場所でなくてはならない。
人間Googleが、訪れた人達に必要な情報を与えてくれる。
人種、宗教、障がい、ホームレス対策、NYの問題、世界の問題の縮図がここにある。
ナレーションなし、過剰な音楽なし。図書館の裏側を通して、全ての人に開かれた社会とは?と問う。

移民への英語教育、ネット環境のない方達へ機材の貸し出し、高齢者のダンス教室。
何一つ声高に主張しない。
が、そこには某大統領が否定するものがある。
「分からせようとするのは下衆だ」と小津安二郎は言った。
最近は「分からせよう」とする下衆な作品が多い。久々に良質のドキュメンタリーを観た。

ワイズマン監督はドキュメンタリーの巨匠だけど、日本ではあまり知られてない。
SATC2でキャリーの結婚式に使われてたのにも、意味があったんだよね。

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さぽ太

2.0公共施設としての意義と葛藤

2019年8月25日
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紙か電子か、ベストセラーか研究図書か。
市民とコミュニケーションをとる場としての価値。

誰もが知識と情報にアクセス権利を持っているけれど"誰も"が多様化し、アクセスする方法が沢山ある今、公共図書館として何をするべきか、淡々と図書館の様子や図書館員の議論が繰り返される。

公共だからこそ今数字に表れるものだけではなく、いつか価値あるものになるような本も遺す必要があるのではないか?でも予算をとるためには目に見える数字もほしい...苦悩と葛藤の話

情報へのアクセスする場の提供としてwifiの貸出までしているのは驚いた。

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あにー