ミッション:インポッシブル フォールアウトのレビュー・感想・評価
全610件中、41~60件目を表示
アクションよし、騙された方が楽しめる知的攻防戦よし
期待通りの面白さだった。前作(第5作)に比べ、アクション(急)、虚々実々の知的攻防戦(緩)ともにレベルアップしただけでなく、緩急のバランスが絶妙で、2時間超の上映時間が短く感じられた。主演トム・クルーズの、年齢を感じさせない、体を張ったアクションは、スマート、華麗というよりは、泥臭くリアルだった。彼の観客を楽しませたいというサービス精神には脱帽。
本作は前作の続編。今回のミッションは、何者かに盗まれたプルトニウムが核兵器として使用される前に取り戻すというもの。イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、僅かな手掛かりを元に、緻密で大胆な作戦を仕掛け、虚々実々の知的攻防戦を繰り広げて、次第にプルトニウムの在処に迫っていくが・・・。
世界各地で繰り広げられる、アクションはスピード感、迫力ともに申し分なし。様々な設定が用意されていて観客を飽きさせない。全く先が読めない展開なので、ハラハラ、ドキドキの連続で心拍数が上がる。特に、パリの市街地でのカーアクション、バイクアクションは、斬新であり度肝を抜かれる。工夫を凝らした疾走シーンも見応えがある。
本シリーズの原点である、TV版・スパイ大作戦の売りであった知的攻防戦を、本シリーズも継承しているが、本作の知的攻防戦は目まぐるしく、敵味方が頻繁に入れ替わるので、最後まで、誰が敵で誰が味方なのか分からない。騙されないぞと、あれこれ詮索して悶々とするよりは、素直に騙された方がいい。その方が騙された時の驚きも大きく、知的攻防戦を楽しめる。
本作は、アクションが目立っているが、知的攻防戦も上出来の本格的スパイ映画であり、エグイところはないので、老若男女が楽しめる本格的娯楽作品である。次回作に期待したいが、トム・クルーズの年齢を考えると彼の生身アクションがいつまで観られるのか心配になる。それでも、いつまでも観たいというのが観客である我々の身勝手な本音である。
トム・クルーズ vs スーパーマン インポッシブルの誕生。 トムさん、あんたいつか死にまっせ💦
IMF所属の諜報員イーサン・ハントの活躍を描くスパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第6作。
前作から2年。シンジケートの残党は「アポストル」と名乗り、世界中でテロ行為を繰り返していた。
イーサン・ハントと仲間たちは、アポストルの手にプルトニウムが渡るのを阻止しようと行動するが、その背後では謎の男ジョン・ラークが暗躍していた…。
監督/脚本はクリストファー・マッカリー。
○キャスト
イーサン・ハント…トム・クルーズ(兼製作)。
ベンジー・ダン…サイモン・ペッグ。
イルサ・ファウスト…レベッカ・ファーガソン。
イーサンを監視するCIAエージェント、オーガスト・ウォーカーを演じるのは「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」や『コードネーム U.N.C.L.E.』のヘンリー・カヴィル。
闇のブローカー、ホワイト・ウィドウを演じるのは『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『世界一キライなあなたに』の、名優ヴァネッサ・カービー。
製作はJ・J・エイブラムス。
これは、スゴい!!
これまでも大概だったスーパースタントアクションが、まさかここにきて一気に進化するとは!!!!
これはもう紛れもないシリーズ最高傑作でしょう👍
実は前半〜中盤にかけては、「あっ、今回はハズレだな…」と思っていたんです。
シリアスさや暗さを重視したバイオレンスな物語はシリーズのカラーに合っていないし、話運びにも少々冗長さがあった。ジェレミー・レナーも出てこないしね。
特に問題だと思ったのは、ストーリーの訳わからなさ🌀今回の敵は誰で今何やっていて何でこうなっているのかがさっぱり頭に入ってこない💦
ジョン・ラークとホワイト・ウィドウはどういう関係で、プルトニウムは今誰が持っていて、イルサの任務は何で、CIAの立ち位置は…。あーもうさっぱりだよ!!
そりゃ『M:I』シリーズにおいてストーリーは重要ではないが、これは流石にゴチャゴチャしすぎてる。なんでも今回は撮影が始まってもいるにも拘らず、まだ脚本が完成していなかったとか。その辺りの制作のゴチャゴチャが、モロにストーリーに影響を与えてしまったのでしょう。
これはあか〜んと思っていたのだが、クライマックスに向かうにつれて尻上がり的に面白さが急上昇⤴︎
具体的にはジョン・ラークの正体が判明してから後、そこからの映画の盛り上がり方が半端ないッ!FooooO✨
シリーズ伝統のトムマラソンに始まり、度肝を抜かれたヘリバトル、そしてクライマックスでのトム・クルーズvsスーパーマンの泥試合!
いやもう見所が嵐のように襲ってきて、一瞬たりとも目が離せなかったっす👍
『1』を彷彿とされるオープニングでのトリック、『2』で披露していたロッククライミング、『3』から続くトムとジュリアの関係への決着、『ゴースト・プロトコル』から始まった狂気的なスタント、『ローグ・ネイション』から持ち越された悪玉ソロモン・レーンとの決着など、これまでのシリーズの総決算のような映画であり、まさにイーサン・ハント…というかトム・クルーズの20年にも及ぶ長い戦いの集大成。まるでシリーズ最終作のようなとんでもない熱量を持った作品だったが、シリーズはまだ続くのである。
2023年、ついに『M:I』シリーズの最新作が公開👏還暦を迎えたトムのアクションに期待っ!
…いやしかし、今回のスタントは本当に常軌を逸してる。
上空7600mからのHALO降下、パリの凱旋門をノーヘル逆走、足首を骨折してしまったビルからビルへの飛び移り、共演者やスタッフが「トムが死んだ!」と勘違いしてしまったというヘリコプターからの落下、極め付けは自ら操縦して行ったという自殺級の錐揉み飛行…。
もうこれ全盛期のジャッキーを超えてるんじゃない?トムさん、こんな事続けてたらあんたいつか死にまっせ💦
トムの無茶苦茶っぷりに付き合って命懸けのヘリバトルを行ったヘンリー・カヴィルくん、よく頑張りました💮
※作品の内容とは直接関係ないけど、今回の吹き替えは最悪🌀
ヘンリー・カヴィルの吹き替えがやけに下手くそだと思っていたら、まさかのDAIGO。いい加減にしろ。
それに輪をかけて酷かったのはヴァネッサ・カービーを演じた広瀬アリス。これにはもう我慢出来なくて、音声言語を切り替えちゃえました。
これまでの『M:I』シリーズは吹き替えのクオリティが高かったのに、今回から急に酷くなっちゃった…。
アポストルの皆さん、世界政府転覆の前に、芸能人吹き替えをこの世から消しちゃってください🙇
臨場感溢れる
(2018年劇場鑑賞)
我らがイーサン(トム・クルーズ)
全速力で
走る・・走る・・・どんどん走ります。
そして、よじ登り 激突し、ぶら下がり
飛び回る・・
スーパーヒーローに感動☆彡
臨場感溢れる場面がいっぱい
パリの中心部での撮影も見ものですよ。
このシリーズの
お楽しみはアクションシーンだけでなく
世界の都市を巡れる事。
危険なシーンを
撮影する許可が得られるのも
世界中が注目している証拠ですね。
IMFチームの絆を強くする
名場面に涙
そして、
女スパイも大活躍
女性パワーが満載で
イルサ役の
レベッカ・ファーガソンさん
美しく強くてカッコいいのでした。
2000時間の訓練を経ての
トムのヘリ操縦シーンも
観られたり(≧▽≦)
Sky Dive等
空撮シーンもいっぱいです。
安定の高クオリティ
バイク愛を感じます。
これもレビューし忘れていました。
映画館で観たかったのですが、自分の住む街の映画館に来なかったものでε-(ーдー)ハァ仕方なくメディアになってから鑑賞しました。
やっぱり劇場で観たかったですヽ(;▽;)ノ
個人的にですが、トム様の作品の何が好きかと言ったら、一番に挙げられるのはバイクアクションなんですよね。
プライベートでバイクに乗られている俳優さんは思った以上に多くいらっしゃいますが、トム様は自分の主演作品に必ずと言って良い程、バイクを登場させ、それだけでなく見事なバイクアクションまで取り入れて下さるのが、バイク好きとしては嬉しい限りです。
トム様のバイク愛を感じますしね。
そんなわけで、本作でもやってくれてます。
どうやって撮影したのかと思うくらいスピード感とスリルあるバイクアクションでした。
勿論、他のアクションシーンも眼を見張るくらい素晴らしいものでしたし、スタントも自らこなすトム様の姿勢も好感もてますよね。
特にウォーカーを追って街の中を駆け抜けるシーンは驚嘆に値しますよね。
本編で使われているだけでもあれだけ走っているのですから、実際どのくらい全力疾走されたのか気になるところです。
次から次へと沸き起こる難題を乗り越えていく脚本もよく練れたものでしたし、終盤のアクションシーンはまさに手に汗握る展開でしたし、文句なく素晴らしい作品でした。
次回作が待ち遠しいですね。
今私がここに居る、それこそが「ミッション・イン・ポッシブル」
Amazonビデオで『ローグ・ネイション』のつもりで見始めたら????
知らないシーンばかり知らないストーリー
どうやらこの作品、見忘れていたようです
「ギャーーー!」
自分のおっちょこちょいにも驚きつつも喜びの悲鳴です
昨日ダブルオーセブンの『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見てきたばかりで二日も続けて超大作を見られるなんて嬉しすぎです(おっちょこちょいだとこんな徳もあるのだな〜)
2作とも何かが似ているアクションとかスパイとか世界の平和のためとかじゃなくて
「一人を守れずして多くを守る事などできない」
そんなメッセージがあるように思えるのです
「偉業を成すためには犠牲は必要だ」とかは今の世の中では悪側ですからね
ただね、思うんですよ、この先何千何億年人類は生きるつもりなんだろうってね
未来永劫なんて大それた事考えてんじゃないのかな〜ってね
まっ、私がどうこう思ったって世間にゃ何の影響もなくぐるぐると回って明日がまた来るんでしょうけどね
今の瞬間を必死に生きるだけですよ
夢でも見ているようにね
難しかったー、
ただ単純にプルトニウムを取り戻すとかの話かと思いきや、「肉付け」された展開、流れが複雑だった。
いろいろ色付け、肉付けしすぎてる感があり、登場人物も多めで(笑)、誰がどうだましてるのか、途中から、いや、もう前半から混乱してきてた。
ちょっと複雑すぎやしないか、と。
組織の中でも誰が味方なのか、長官が亡くなる銃撃のとこは暗いなかで撃ち合ってて、それも誰が誰をどう撃ってるのかわかんなかった(笑)
スマホやハイテクを使って、今作でもトムは走ってた。
でも、これまでにないストーリーの複雑さがあり、最後まで見たけど充分には理解できず楽しめなかった。
終盤は緊迫のシーンで見入ってしまったけど、「そんなうまくいくか?」ってな感もあり、どーにも途中の流れや人間関係の不可解さが気になって、またいつか見返そうと思う。
でも、総じて、第一作目が個人的には一番好きかなあ、と。
6作目まで見て、まさしく「一周回って」、結局、最初に戻る、と。
本作の内容は、前作の続編です つまりイルサの物語パート2です
シリーズ第6作
クリストファー・マッカリー監督
本作で初めて前作の監督が続投しました
本シリーズは1作毎に監督を変える趣向というのは次々に変えられた監督が傷つかないようにするための方便でしかないと思います
映画化権を持っているプロデューサーとしてのトム・クルーズが満足しなければ、第1作のデ・パルマ監督のような大物監督であろうと容赦なく変えられるということです
しかし雇われ監督の一人が遂に前作の「ローグネーション」で、本シリーズでトムが満足できる作品を撮ってくれたのです
それがマッカリー監督なのです
本シリーズ初めての監督留任とはそう言う意味だと思います
製作陣のJ・J・エイブラムスも留任
首がつながりました
前作は本シリーズ初めての傑作でした
遂に一流アクション映画の仲間入りです
競合シリーズのボーンシリーズを打倒する
これが本作の目標だと思われます
ボーンシリーズを超えれば、世界一のアクション映画、007シリーズが射程圏内に入るということです
名実ともに007シリーズ以上のアクション映画を製作し、主演したという栄光を掴む
これこそがトム・クルーズの最終的な野望だと思います
ボーンシリーズは、主人公が孤軍奮闘する物語で、敵方で物語の広がりを作るしかありません
もうすでに袋小路にはいりつつあるのは明らかです
しかし、本シリーズでは、J・J・エイブラムスが路線をオリジナルテレビシリーズのチームプレイに路線を引き戻して以降、積み上げてきたチームメンバーのキャラが確立してきて、今後の物語の発展性がいよいよ広がってきました
前作のマッカリー監督が、脚本のレベルを格段に向上させ、メンバーそれぞれが生き生きと動き始めています
さらに主人公をより輝かせる新ヒロインの創造に成功したのです
しかも、作品の映像クォリティーもまた一流のレベルに向上させています
ゆえに、マッカリー監督の留任は当然のことです
そして、彼が前作に続いて撮った本作は、前作を上回る傑作となったのです
つまり、第6作が今のところ本シリーズ最高傑作ということです
しかもまだまだ良くなっていきそうなんです!
007シリーズに肩を並べるアクション映画を撮る
そのトムの野望が実現される日は近づいているのです
本作の内容は、前作の続編です
つまりイルサの物語パート2なのです
テーマはふたつです
イルサを本シリーズの正ヒロインとしてレギュラーメンバー化すること
そして、年齢が上がってきた主人公イーサンの次の展開の為の伏線を用意することです
ひとつ目は、
イルサはMI6との関係を正式にクリアさせることと、ジュリアからイルサへのヒロインの委譲が必須となるのでこれをうまく達成させています
さて、ふたつ目です
トム・クルーズの年齢は、本作公開時56歳に達しています
顔を見れば、前作ではわからなかった老化が明らかに容貌に現れ初めています
すこし頬に肉付きがあるのです
いや、もしかしたらこれ演出の一環で、メイクさんの技なのかも知れません
007のボンド役をショーン・コネリーが勇退したのは、1971年の「007 ダイヤモンドは永遠に」の41歳のとき
番外編の1983年の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」でも53歳の時でした
二代目のロジャー・ムーアは、1985年の「007 美しき獲物たち」で58歳の時でした
本シリーズも気がつけば長寿シリーズとなり、第1作公開から、22年もの年月が過ぎ去っています
34歳のトムも今や56歳です
つまり、トム・クルーズの演じるイーサンの現場工作員引退の時が迫っているということです
おそらく次回作はこれがメインの物語となるはずと思います
だから、その伏線として本作ではイーサンの失敗シーンを数多く散りばめてあるのです
昔のイーサンなら1発できたのにと思わせるように仕向けてあります
おそらく次回作では、殉職したアラン・ハンリーの後任に、イーサンがプレーイングマネージャーのIMF長官になり、テレビのオリジナルシリーズでのフィリップスのようなポジションとなると予想しています
そして後継主人公として、かねて第4作の「ゴーストプロトコル」から用意されていたジェレミー・レナーのブラントが、チームメンバーを束ねて活動していく形になるのが、かねてからの構想だったと思われます
しかし、ブラントのキャラ造形が下手くそだった為使いにくく、マッカリー監督は前作では使ったものの、本作では匙をなげて登場させないことにしてしまいます
本当なら、本作のCIA のウォーカーはブラントがやるべき役です
監督は別人として物語の面白さを優先させています
このブラントをどううまく復活させるのか?
それよりイルサをどうにかしてIMF に迎えていれた方が面白いじゃないか?
ひょっとするとイルサがイーサンのポジションに入るのかも知れません!
ブラントが副官ポジションで愚痴ばかりたれるけどやればできる工作員なのかも?
しかし次回作の配役にはジェレミー・レナーの名前が見当たらないのです
ジュリアは今回で退場だと思います
だって現在の夫がいるのです
これをこれ以上いじっても不倫物語みたいな違う映画になりますから
イルサがジュリアと目があった瞬間、二人の女性の間で、イーサンの平和的引き継ぎが行われていたのです
見事に簡潔なシーンでした
正ヒロインの座にイルサが就いた瞬間でもありました
しかも冒頭のジュリアとの結婚式の夢と対になっている構造なのです
全くもってお見事です
アクションや、スペクタクルだけでなく、人間もきちんと描けているのです
もちろん、アクションは見せ方がさらに上手くなりよりいっそうハラハラさせます
チームメンバーの活躍も、クライマックスのベンジー危機一髪シーンなどは、ベンジーがんばれー!と思わず声援を上げてしまいました
そして序盤の病室の壁が取り払われる時のスパイ作戦成功の快感!
正に往年のテレビシリーズそのまんまのトリックでした
次回作への妄想が膨らむ一方です!
それだけめちゃくちゃに面白いということなんです!
第7作
マッカリー監督が3作連続で続投です
今年2021年11月公開予定とのこと
もうあと少し
しかも007シリーズ最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が、なんと2021年10月から日本で先行公開されるとのことです
本シリーズと007シリーズとの直接対決です!
楽しみで仕方ありません!
タイトルがタイトルやし
このシリーズは、ストーリーを真剣に追った事がない。
誰からの命令とか、仲間のうちの誰が裏切ったとか、殺されたとか、覚えてない。
そんなんは、それこそ、どうでもイーサン。
自分にとっては、ただアクションを楽しむためだけに、ながらを観をする用の映画。
スカッとできるから。
今回のバイクアクションも、「コワ~」と言いながら見たし、
ヘリでの追跡シーンは「おいおい、衝突したら100%死ぬやろ!」とツッコむ。
他の連中は、どんなことされても死なんのに、長官はあっさり刺されて死ぬ。
「変やん!」と叫ぶ。
ま、タイトルからして「インポッシブル」と謳ってるから、それを承知で観なあかんのやけどね。
今回も手に汗握る感じで、十分楽しめました。
最後のシーンロケ地がスゴイ絶景で行ってみたいと思ってググった。ノル...
最後のシーンロケ地がスゴイ絶景で行ってみたいと思ってググった。ノルウェーにあるフィヨルド、リーセフィヨルドの崖の一つで「プレーケストーレン」と言うところらしい。
水面からの高さは垂直で600mになる一枚岩で、崖の頂上はおよそ25m四方の正方形になっており、プレーケストーレン(Preikestolen)の名前はこの形状から「演説台」を意味する名前らしい。
また、今回はバイク「BMW R nineT Scrambler」に乗っていた。残念ながらエキゾースト・サウンドがこのバイマのモノではなく、4直だったのが残念。本物にこだわって欲しかった。
サイモン・ペッグがボケたり活躍したり・・・
冒頭では夢落ちではあるが、元妻ジュリア(ミシェル・モナハン)と結婚式を挙げるシーン。ここでの核爆発がストーリーを暗示していた。いつも通りIMFの指令を受け取ったイーサン。簡単なミッションに思えた東欧テロリストとのプルトニウム取引に失敗して、過去に逮捕したことのあるテロリスト、ソロモン・レーンを引き渡す条件でホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)に近づく。誰も顔を知らないジョン・ラークという黒幕とアポストルという組織。そして、最初に罠を仕掛けたデルブルックという核科学者を創った映像でパスワードを聞き出す・・・
最初からとんでもない展開ではあったが、スカイダイビングから始まり、CIAの監視役ウォーカーとのコンビでパリ市街地で大暴れ。バイクのシーンでは細かなギミックとハラハラさせるチェイスの後に、ドカーンとぶつかる痛々しいアクション。ストーリーを追っていても後から全て忘れてしまいそうなプロットだった。何が薄味かって、上司のアレック・ボールドウィンが殺されたのに、なぜかその死が薄っぺらい。しかし、結局は敵になったのかと思ったイルサ(レベッカ・ファーガソン)がまた仲間となり、ルーサー、ベンジーとともに、他の奴らは信用できない!などと友情をも見せてくれるところが良かった。
核爆発テロを阻止するため、15分というカウントダウンが始まってから同時に爆弾を解除し、さらに起爆装置をもストップさせねばならないというクライマックス。もう手に汗握るヘリコプターのチェイスシーンが凄い。カシミールの山奥、自然との融合するVFXはどこが偽物なのかさっぱりわからないほどの迫力映像なのです。
また元妻ジュリアとの再会のシーンもいい。007シリーズとは違って、女に対しては結構あとを引くんだよな~イーサン。犠牲は付き物だけど、一人の仲間を助けるという人間味溢れるスパイ。最近のシリーズの中では一番いいかも。忘れちゃうけど。
【2018年8月映画館にて】
本当面白い。
全610件中、41~60件目を表示