「エンディングテロップにNG集希望」ミッション:インポッシブル フォールアウト コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
エンディングテロップにNG集希望
吹替は声優未経験な有名芸能人を起用、字幕は戸田奈津子。
究極の選択シリーズだから、「ミッション・インポッシブル」なのかしら?
DAIGOと広瀬アリスなら、まだなっちゃんがましと判断し字幕で(IMAXだと自動的に字幕だが)。
1作目デ・パルマ監督、2作目ジョン・ウー監督のころは、トムの「俺様映画」ではあったものの、心理戦や意外な黒幕の存在など、少しは複雑なシナリオであった(気がする)。
3作目JJ監督からタガが外れ、4作目ブラッド・バード監督で少し戻したはずが、前作・本作では「粗」のオンパレード。
まぁ、トム達が先に「思い付いたアクションシーン」を撮影して、その素材を基に後から脚本を無理やり組んだらしいから、粗くて当たり前か。
ほんと、ストーリーはスッカスカです。
それでも本作はすごい! 楽しい! 面白い!
3つの場所(パリ、ロンドン、カシミール)でのアクションシーンが、それぞれ秀逸すぎる!
絵的には、今までどこかで観たような場面ばかりなのだけれど。
「ありがちもここまでバージョンアップすれば芸」ですね。
エッフェル塔周辺のシーンなんか、風景含めて観る価値あり。 そもそもあの交通の要所を、何時間交通規制して撮影したのか?
また、車やヘリなど、いくらかかってるんだろう?
という事まで気になってしまった。
トムの身体を張ったアクションは、もはや異常レベル。
これ、スタントマン使おうよ。
実際に骨折してるらしいし。
いつか撮影中に、トムが死ぬよ?
というか、トムがジャッキー・チェンのバージョンアップ版みたいになってきたよ。
次作あたりで、トムと協力する香港のカンフー使いの老刑事が出てきてもいいですなw
一番の不満は、なんでエンディングでNG集がないのかと(だからジャッキー映画じゃないって)。