ダウンサイズのレビュー・感想・評価
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意外性はあり
今から50年以上前に、テレビ番組のウルトラQで、1/8計画という全く同じテーマを扱った人間を小さくする作品がありました。当時の特撮技術ではなかなか思った絵は取れなかったですが、普遍的なテーマと思いました。
さてこの作品は、いろんな小ネタもあって、個人的には楽しめました。全体としては、特に中盤ベトナム女性が出てきてからの展開が楽しかったですね。彼女の魅力が、この映画に彩りを与えてくれました。
ハンディキャップを抱えた女性とのラブシーンを素敵に描いていたのは、すばらしい!
まあ、傑作とは言えないかも知れませんが、そこそこ面白かったですよ。
小さくなっても生き辛い社会
マッド・デイモンだしな~
ちょっと観てみようかなみたいな。
面白いプロットなんだけど、よく見ると実寸サイズの
人間社会があるからこそ、
小さくなった時に億万長者になれるのであって
地球上の全てが小さくなったら何も変わらないんだよな〜〜。
小さくなってもクリストフ・ヴァルツ演じる
パーティーピーポーはパーティーピーポーのままで
対局の貧困層はそのまま〜〜
あんまり嬉しくない結果です、正直ため息。
なんだろう?結局どんな生き方をしようと
人は人の中でしか生きられないんですね〜
厳しいねえ〜〜なんだか寂しくなってしまったわ〜〜
@もう一度観るなら?
「もういいや〜〜虚しい」
2.8
久しぶりに面白くない映画を見た
コメディに振るかシリアスに振るかはっきりさせた方がよかった
何度も引っかかるところがあったにも関わらず全く回収されない
一種のカルト団体が恐ろしいことを企んでいるように見せてそれも全く掘り下げられない
小さくなった人もCGでしょと分かるほどの出来
妻のその後も描かれず
何を伝えたかったのか
オススメしません
シンプルなコメディ作品かと思っていたら違いました。
私的には予想外の展開の連続で、面白かったです!
何か大きな事を成し遂げてなくても、自分は自分。日々の生活で良い人で有りたいと思いました。
上映が思いのほか少なくて諦めかけてたけど、ギリギリ観に来れて良かったです。
退屈でもあり、深くもある、全く予想だにしないストーリー。
【賛否両論チェック】
賛:小さくなることによって生じた主人公の悲劇や、次第に明らかになるダウンサイズの真実に、物語としての重厚さが感じられる。
否:テーマはかなり哲学的で難しいので、気をつけていないと眠くなること請け合い。ダウンサイズしたことによる面白みはあまりなし。
「人間を小さくする技術がテーマの映画」というと、小さくなったがゆえに事件に巻き込まれたりとか、そんな少しファンタジーみたいな物語を想像してしまいますが、残念ながら本作ではそんな要素は皆無で、もっとすごく哲学的な内容です(笑)。まずはそこで好き嫌いが極端に分かれるところかと思います。
小さくなると、優雅な生活を送れる。しかし二度と元には戻れないという条件を前に、前半では現状に辟易していた主人公が下した決断と、それに伴う想定外の悲劇が、どこか切なく描かれていくのが印象的です。そして後半では、ひょんなことから縮小化の技術を生んだ博士をたずねることになった主人公達が、その驚がくの真実を知ると同時に、一気にテーマのスケールが大きくなっていく様に、心揺さぶられます。
劇中、活動家だったノク・ランが語る、
「死を意識すると、周りが見えてくる。」
という言葉も深く響いてきます。かなり難しい内容ではありますが、気になった方は是非。
広告につぶされた名作
ほかの方のレビューを見てみると、国内外問わず良し悪し両極端のレビューが目立つ。
海外の、この映画の売り方はわからないけど、日本での売り方は非常に間違っていると思う。
『掴み』として、『ダウンサイジング』があるだけであるため、そこだけを売りにして、一大コメディ的な売り方をしていては、マットデイモンということもあり、気軽に見に行く人が多かったんだと思うが、ストーリー自体は人類滅亡を危機するカルト的な重い軸が中心にあるため、後半に進むにつれて笑えない内容になっている。
世界的には人口増加しているのに、日本は年々減少している今こそ、この映画を見て改めて生き方について考えるべきなのではないかと考えさせられた。
また、後半に行くにつれて『ダウンサイジング』と普通の世界の区切りがなくなっていくのが少し残念。
パブのオヤジから、『ダウンサイジング』する主人公に、普通の人間としっかり区別すべきだという話になるけれど、そこがピークだった気がする。
主人公が小さくなってしまってからは、ホンチャウとの駆け引きが最高で、2人の演技に引き込まれる。
結局人間は、一人では周りの環境から逃げることはできないのだ。
☆☆☆★★★ 《やりがいは人を生き返らせる》 鑑賞前はお気楽なコメ...
☆☆☆★★★
《やりがいは人を生き返らせる》
鑑賞前はお気楽なコメディー映画を想像していたら違っていた。
或る意味では真面目な反戦・反核運動及び宗教映画なのかもしれない。
人間の小型化計画。
これを実現させたのは、地球温暖化に警鐘を鳴らした科学者によるもの。
人間とはおかしな生き物だ。「メリットが有る!」…と思ったら、どんどんとこの小型化計画に追随し、人生を満喫する人達が後を絶たない。
主人公のマット・ディモンも、残りの人生を謳歌する予定だった…のだが。
訳有って彼の想いは打ち砕かれる…のだが!
そこに現れた1人の女性。
彼女の存在によってマット・ディモンは生きがいを取り戻して行く。
…と。ここまで書いたところで、ちょっとだけ監督アレクサンダー・ペインに関してググってみた。
これまでの作品だと、比較的低予算だったのだが。マット・ディモンを主役にし、ストーリー上で現実味を持たせる為に、必要と思える場面を撮って行ったらかなりの予算になった…との事。
そしてこの作品が、黒澤の『赤ひげ』に影響されている事も。
なるほど。マット・ディモンは元医者の卵だから、加山雄三にあたる役どころと言えるし。ベトナム人女性の彼女は『赤ひげ』での二木てるみを意識した役なのかもしれない。
彼女は、末期症状の女性と同居しているのだけど。彼が医者らしいと知ると、その女性の為にと彼に或るお願いをする。
その結果「笑って◯◯◯行った!」…と言われる。
このエピソードは。言われて観れば『赤ひげ』に於ける藤原鎌足と山崎務の2人のキャラクターを併せたエピソードの様な…と言えば穿ち過ぎか?
終盤に向かい、真の小型化計画が始まったコロニーが登場するに及び。ハリウッドの娯楽映画で有りながら、いよいよ映画は宗教的な話になって行く。
何しろ◯◯の◯舟計画が進んでいたのだ!
このコロニーだが。何処かベトナム戦争末期に、アメリカで広がって行った反戦運動を彷彿とさせる。
だからこそのベトナム人の彼女なのか?と思い。監督の情報をウイキペディアで見たのだが、特に反戦・反核等の運動をしている情報はなかった。
…しかし共同脚本でも有る本作には、間違いなく地球温暖化に対する警告と共に。マット・ディモンがベトナム人の彼女に連れられて目にする壁の向こう側(国境の向こう側)には。小型化計画には本来あり得なかった【貧困】が確かに存在していた。
この辺り等は、声高に叫ぶ事は無くとも。何処か現在のトランプ政権の移民政策に対する挑発とも受け取る事も出来ないだろうか?
エンドクレジットの背景にはレオナルド・ダ・ビンチの有名な絵が。
ダ・ビンチは「受胎告知」や「岩窟の聖母」「最後の晩餐」等の宗教画を残した人。
正直に言うと、ダ・ビンチに関しては特に詳しい訳ではなく。有名な絵画程度ならば多少は知っているだけの知識。
映画は確かに、宗教的側面や地球温暖化・反戦・反核。それと現状のトランプ政権に対し、何らかのメッセージを内包させている様に見える。
人類初の小型人が!ってところも…皮肉っちゃ〜皮肉(-_-)
それら多くのエピソードが一本の映画として観た場合に。どことなくバラバラになっていて纏まりが無い印象を観客に与えてしまっている気がするのが、ちょっと勿体ないと思ってしまった。
ところで、もしも自分がマット・ディモンの立場になって小型化するのか?しないのか?となった場合どう決断するのかなあ〜?…と、ちょっと考える。
自分にとって大事なモノ。個人的には【映画】【競馬】【パチンコ】(ここ数年は無くても良いかなあ〜…だけど)【プロレス】
この中の一つでも、小型化した社会に無いのならば答えは「NO!」だ!
2018年3月6日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9
身長から人生の"身の丈に"
映画・#ダウンサイズ
監督・#アレクサンダーペイン
予想とは確実に違うテイストの映画!!小さくなってドタバタ劇コメディ^ ^
そんな映画では全くない。とてもフラットに人生を見つめ直す作品だった。
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前半.体がダウンサイズして小さくなるのが面白い。
しかしこのダウンサイズ、はじめは身体の話だが、後半は人の意識、望み、自分という"存在の身の丈"のダウンサイズに話が変わる。マットは外科志望、裕福な暮らし、後半には人類存続の命題を買って出ようとするが。。
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クリストフヴァルツ曰く、マットは"基本的に何も成し遂げない人間"なのでw結果的には作業療法士として、近くの細々とした人々を助ける場所に落ち着く。という小さくまとまる話です。
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何が良かったか、結局全てのことを肯定も否定もしてない、フラットな視点だったってこと。ベトナム人の彼女も、友人の死に対してメソメソすることなく、ただ毎日自分に出来ることを積み重ねていくのみ。例の人類を残す彼らもそう。
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このフラットな視点により、こちらの感情がそのまま鏡のようにうつる。印象的なのはラストカット、貧しい老人に食べ物を配るんだが、あのマットの表情で、どんな心境だと考えます??その考えが、まるまるその老人に対するあなたの考え方だよ。答えを与えず、引き出す。ってな感じ。
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実際、流れ流れて現実のここに自分は存在しているんだけど、きっと昔から色々ダウンサイジングしてきて、今ただ"この身の丈"で生きてくことに落ちついているんだなって。別に良い悪いはないしね。大人な結末^ ^
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その他、音楽が凄く良かったな、牧歌的というか何というか、印象的だった。135分もテンポ良く観れて苦痛なし。そして★4のうち3つはクリストフヴァルツ!!!最高だね^_^
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マイナスとしては後半のパートは体の小さな世界のみしか描いていないので、体のダウンサイズのことを忘れがち。
支離滅裂
B級の未公開レベルならまだしも、一応スター級・俊英監督を得てのコノ中途半端な仕上がり…最低です。
海外国内酷評の中、評価のいい方々のレビューに希望を持ちながら打切週のレイトに漕ぎ着きましたが、自分は駄目でした。駄作ではないんですよ、勘違いしないで下さい。二時間十五分という長尺を得たのに、脚本と編集が蛇とマングースです。エロくないランス・フォー・トリュファーの気の抜けたコメディみたいドス!
後半は普通人の描写が無くなるので、全員がダウンサイズなんですが、普通描写で、風景との対照も無視。全くもって映像的にも面白さゼロ。
まとめ方もダーレン・アルノフスキーみたいになって、クリストファー・ペインには最初から向かなかった企画。誰か別監督なら違う流れがあったかも。
しかしまぁ、久々のパラマウントマークを劇場で見ましたが、往年の輝きは皆無でしたね… 寂しいです。
小さくなったら。。。
これまで人間ドラマで定評のあるアレクサンダー・ペイン監督が一風変わったドラマをものにした。
環境破壊、食糧難など人類を脅かす破滅的な脅威から逃れるための手段として、人類縮小策が提唱される。
実験の成功から実用化まで丁寧に描写し、ほどなくして主人公ポール(マット・デイモン)が登場する。
小さくなってからはアレクサンダー・ペインの世界になっていて、人と人のつながりを主体にした物語が紡がれる。
ベトナム人のノク・ラン(ホン・チャウ)が現れてから映画はさらに活性化する。
このホン・チャウが素晴らしい。ポールを翻弄する口の利き方をするかと思えば、自分の思いを熱弁する、メリハリのある役をときにコミカルにときにしっとりと演じていた。
今回の賞レースには参戦できなかったが、十分におもしろい映画であった。
もったいなさすぎる
設定がとにかく魅力的。人を小さくしたことによる利点は欠点よりはるかに多い。かなり系統は違うけど、『パージ』を見てる時も正直この制度は正しいんじゃないかとか思っちゃったのを思い出した。
人を小さくすることで、使う土地も少なくなり、ゴミも出ないので環境的にも良い。小さくなった人にとっても資産は増え、不自由なく暮らせる。これこそwin-winではないか!
しかし…マットデイモンが小さくなるまでがピークでした。そこからは魅力的なキャラが出てこず、言いたいこともよくわからない。とても惜しい。ダウンサイズという設定も全く使えてない。基盤だけだと表面はボロボロになってしまうんだという当たり前のことを思い知ることになった作品。
良かった
わかり安く楽しくてユニークなヒューマン作品。人生の途中で状況が一変して何かを決断しなきゃいけないとき人は何を大切にして進むか?ってこともあると思います。他人への変な気の使い方で他人を困らせることもある。自分は本当は、どうしたいのか?と悩みながらも自分らしく生きること。そして時には伝えたいことはハッキリと伝えたいといけないときもあることの素晴らしさがメッセージとして作品に込められていると思いました。
ダウンサイズ
2018年23本目の劇場鑑賞。
人口問題解決の切り札として、
人間を小さくする技術が開発されたことから巻き起こる悲喜こもごもの人間模様をユーモアと社会風刺を織り交ぜ描き出す。
質問です!
今、
所有している資産が28倍となり、
大豪邸に住めるチャンスがあるとしたら、
あなたは13cmの人生を選びますか???
冒頭は面白そうで、
これからの展開を期待させるのだけど、
中盤を過ぎたあたりから退屈で、
全然違う映画になってしまう。
マット・デイモンが小さくなったことで起こる、
コメディかなと思っていたけど、
特にコミカルな展開はない。
突然、
ポールとベトナム人清掃業者の女性がラブロマンスな展開になるけど、
SFとラブロマンスという二つのジャンルが、
どうもうまくかみ合っていない。
別にダウンサイズされた世界を背景にしていなくてもいいと思う。
ダウンサイズしたことで自分が何者かを見出していくヒューマンドラマでした。
良い意味悪い意味 裏切られた!
コメディータッチなSFスタイルかと思いきや
奥様に、寸前で逃げられたり
ややシュールになったりして可笑しかった!
ローラダンやウッドギアなどお馴染みさんも登場!
やっぱりクリストフボルツは、いいね。
にやけづらが、素晴らしい!
まあまあかな!
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