クローバーフィールド・パラドックスのレビュー・感想・評価
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常識が問われる問題作
世間では酷評ばかり…。
だが実際に見てみると割と面白かった。
一見するとビジュアルはエイリアン。
ストーリーはイベントホライズン。
なのだが、一つの枠には収まらない魅力を感じた。
序盤、ある研究の結果とんでもない事が起こる。
事態を把握できないクルー達は、なんとかして自分達の置かれた状況を解決しようと奔走する。
だが努力も虚しく、常軌を逸した事態が連続して発生し、1人…また1人と犠牲者は増えていく。
この常軌を逸した事態。
その一つ一つが突飛で、一見すると関連性がなく見える。ゆえに、登場人物達と同様に視聴者も翻弄される。
このカオスなドライブ感を好意的に捉えるか否かで賛否われると思う。
少なくも私はかなり楽しめた。
そしてラスト、まさかの形でクローバーフィールドと接続した。
後半にかけてシナリオの大味感というか、要素を詰め込んだ結果めちゃくちゃになっている印象はある。
だが、それだけで切り捨てるには惜しい作品だと思う。
特にクローバーフィールドシリーズが好きな自分にとっては、考察しがいのある作品だった。
続編にも期待。
未来は明るいはずだった
原題
The Cloverfield Paradox
感想
J•J•エイブラムスが放つ驚愕のSFスリラーシリーズ最新作!
ヤツが出現した謎が、ついに明かされる!
HAKAISHAの前日譚になるみたいですね。
うーん、一番よくわからなかったです…
前日譚なのに宇宙ステーションとか便利な道具とかハイテクすぎる笑
大量ミミズ吐き、凍ったり、マグネットパテ、片腕とかは面白かったです。
見たことあるキャストがちらほら、チャン•ツィイーはずっと中国語でした笑
ラストはびっくりしました!!
HAKAISHAの登場に拍手です!!
※戻らないように伝えろ!戻らないように伝えろ!
お化け屋敷が好きなハリウッドだねぇ。
シェパード粒子加速器が永遠にエネルギー問題を解決?
原子力発電を宇宙でやろう。って事だね。それは良いとは思う。しかし、
誰が悪いと言ってるいる場合では無い。
相変わらず、お化け屋敷が好きなハリウッドだねぇ。
エイリア◯?
でも、月に原子力発電を作る計画は、都市伝説ではよく出る話。
シリーズを知らないで見るとラストシーンにはビックリ
『クローバーフィールド・シリーズ』の流れをろくに知らないで見たが、それでも何の問題もなかった。というより知らないままの方がいいかもしれない。
本作の内容に関しては、いわゆるパラレルワールドものの一つで、事故により異世界に跳ばされた宇宙ステーションが修理と、原因解明、復帰を試みるまでが大きな流れとなっている。
そこに出てくるのは、自分と同じ人間が異世界にもいたり、その環境が少しだけ違っていたり…という常套手段。さんざん使い古されたネタだけに陳腐感は否めないため、異世界に転移する際に『フライ』のように物体が混ざってしまうというようなアドリブを利かせているが、基本的に新味はない。
しかも宇宙空間で船外作業するのに、何故か重力に引きずられて危険に遭う姿が描かれるに至っては何をかいわんやw
そんなこんな(紹介するのが面倒くさくなるほどつまらないので省略)の後、さてヒロインが地球に帰還することになりました。ところが、地球では彼女の亭主が「こんな地球に帰ってくるなんて、絶対ダメだ!」と叫んでいる。
前提知識なしで見ていると、どんなまずいことがあったんだろうと、何となく期待を募らせていると、おお、最後に出てきたではないか。本作でいちばんビックリしたのはここww
ただ、知っていると面白くも何ともないだろうなぁ。
ホントにSFか?
クローバーフィールドシリーズ3作目
クローバーフィールドシリーズの3作目。
今回は近未来を舞台に怪獣発生までの流れをSFパニック系にしている作品となっている。1作目のクローバーフィールドの前日譚になっており、あらかじめ鑑賞しておいたお陰でそれなりに楽しむことができました。
【総合評価】
今作でもハラハラドキドキな展開に加えて不可解な現象が続く為、目が離せない展開で恐怖を味わえました。個人的に印象的なシーンはラストシーンで絶望的で怖かったです。
痛みと愛
次元交錯というアイデアは良かったが
クローバーフィールド3作の中で一番面白くないしよくわからない
①要は実験中にパラレルワールドに飛んじゃって、向こうでは同じ実験が失敗して大変なことになっていて、それから何やかやあったけど自分の地球に戻れたと思ったらそこは怪獣の支配する世界だったという話でしょう?②ステーションの中で起こった怪異は何だったのかいな?パラレルワールドとは関係があるのかないのか、さっぱりわからないからつまらない。「イベント・ホライズン」のように、『事象の地平線の向こうは地獄でした』という説明だけで済ましちゃう丸投げの方がいっす潔い。
パンドラボックス
クローバーフィールドの名を冠した、三作目となる今作。三作とも同じSFの世界観を共有してはいますが、テイストもテーマも異なり、キャラクターたちの繋がりもないため、それぞれまったくの別物として考えて観ないと肩すかしにあいます。かくいう自分も、一作目が好きだったので、二作目を観たときは、なんだこれ? と見事に期待を裏切られました。
そんな経験から、今作はあまり期待せずに、とりあえず観てみよう、という気持ちで観ましたが、シリーズを重ねるごとにひどくなっている印象を受けました。
今作はとくに、SFというジャンルで用いられる、あらゆる題材というか、並行世界との融合や、異世界との境界が崩れたことで起こる超常現象など、ほかの作品で見たことのある設定をこれでもかと盛り込んだ作りになっていて、まるでチャーハン餃子ラーメンのセットをワンプレートにまとめて出されたような、そんなごちゃ混ぜ感のある作品でした。
パラドックスというよりも、パンドラボックスとでも呼ぶべき混沌さで、そういった意味でも、まさにパニック映画でした。
先が読めない面白さはある
色々とパクり
主人公の家族感が月に囚われた男。宇宙船でのバタバタ、ラストの絶望がライフ、ミスト。化け物が突然現れるところがミストを思い出しました。1つの映画でこれだけの映画を思い出すのは絶対におかしいのでどれかひとつぐらいは完全に真似したんだと思ってます
YOSOMONO
J・J・エイブラムス製作の『クローバーフィールド』の一篇。
Netflix配信で見たくても見れなかったので、こちらもレンタルで見れて嬉しい。
『クローバーフィールド』の名を冠した前2作は同じ“DNA”で繋がれていながらも直接的な続編やシリーズではなく、それぞれ別個の作品。
前2作は地球が舞台で、それぞれドキュメンタリー・タッチの怪獣映画だったり密室スリラーであったが、本作は…
エネルギー枯渇が深刻な問題の近未来。
それを解決すべく、各国のエキスパートが宇宙ステーションで新技術の実験中。
近未来で宇宙が舞台となり、『インターステラー』のような将来起こり得るかもしれない問題や知的SFかと思いきや…
事故が起き、不可解な現象が続出。
窓から肉眼でも出来ていた地球が消滅…!?
やがて地球の位置を確認出来たが、それは“彼らの地球”ではない。
壁の中から、声と見知らぬ女性。
機器が消え、ミミズが消え、腕が壁に飲み込まれ、クルーが一人ずつ犠牲に…。
事故が原因で次元にズレが生じ、彼らの次元に別次元が侵食した事により、理解も説明もし難い怪現象が。
クルーたちは“彼らの地球”に帰ろうと奔走するが…。
逃げ場の無い宇宙ステーションという限定空間。
極限状態のサバイバル。
クルーたちを襲う怪現象の恐怖と戦慄。
その昔見た『イベント・ホライゾン』(←懐かし~!)を彷彿させる、SFサバイバル・ホラー!
それでいて本作は、『~HAKAISHA』の前日譚でもある。
クルーたちの宇宙でのサバイバルと並行して、地球では“何か”が襲撃。
蠢く巨大な影、ラストシーンに姿を現したのは、あの“HAKAISHA”!
キャストも国際色豊かな顔触れで、一本のSFサバイバル・ホラーとしてはそれなりに面白いが…
『クローバーフィールド』として見ると、ちょいとツッコミ所が。
まず、『~HAKAISHA』は現代が舞台だったのに、前日譚である本作の舞台は近未来。これも次元のズレの問題…?
もっと色濃く巧みに『~HAKAISHA』に繋がるのかと思いきや、そうでもなく。ラストに“HAKAISHA”が登場して、実は同じ『クローバーフィールド』ですよ~と、無理やりこじつけてる感が…。
それから、これも不可解な謎。他のキャストは英語なのに、チャン・ツィイーだけ母国語。何故…?
つまらなくはなかったが…。
『クローバーフィールド』という同じDNAで繋がれていながらも、本作だけ“YOSOMONO”感半端無かった。
最強まとめ映画!
見たいシーンを見せてくれる。
映画ファンにはたまらない、リスペクト(パロディ)がたっぷり詰まった
見どころ満載!サービス満点!の映画でした。
劇場の大画面で見せていただいて、満足満足(*^▽^*)
特に今回は文句ナシのSF。(←TSUTAYAでは前2作を“アクション”に分類)
宇宙が舞台でパラドックスですから、何でもアリ☆
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、過去に宇宙船モノで描かれてきた数々のエマージェンシーをブッ込んだストーリー。
あの名作、この名作のシーンが蘇るだけでなく、諸星大二郎が好きな私には、たまらんシーンもあり、おぞましくも美しい仕上がりはトラウマ間違いなし。
しかし、J・J・エイブラムスは古い映画の魅力を現代に蘇らせるのが、ほんとに上手い。
今となっては使い古されたベタなシチュエーションでも、改めて見るとやっぱりドキドキハラハラするし
人と人とのドラマや葛藤は、やっぱりジーンと胸に響く。
初心に返って素直に「やっぱり映画って良いなぁ。」と思わせてくれる。
『スター・トレック』『スター・ウォーズ』に抜擢されたのにも納得。
古くからのファンを満足させつつ、次世代ファンの獲得へ繋げる手腕が見事。
『HAKAISHA』が『ゴジラ』へのリスペクト映画なのは周知の事実ですが
“なかなか全貌を見せない”焦らしと、“相手の事がわからない”恐怖は
スピルバーグ師匠の名作『ジョーズ』の系統でありながら
手法はあくまでも現代的で、身近な設定に臨場感が増して興奮しました。
『レーン』はうって変わって密室サスペンス。
個人的に大好物なジャンル(*゚▽゚*)
脱出にはお約束のあそこも通ってくれて「これこれ!待ってました〜。」と、拍手を送りたい気持ちでした。
良い人にも悪い人にも見えるジョン・グッドマンが素晴らしく、心理劇の面白さを堪能。
音楽のセンスも良かった。
既に次回作が待ち遠しいのですが
クローバーフィールドブランドで、全てのジャンルの映画を制覇してほしい!
そのうちミュージカルで度肝を抜かれる日が来るかも〜。なんてww
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