祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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満足しました
見て良かったです。「麒麟の翼」も良かったけど、この話は更にいい出来だと思いました。全体の話がうまくまとまっていて、良い仕上がりです。
ただ、私があの人の立場なら、絶対に彼女に手を汚させはしない。彼女が手を出す気持ちはわかるけど、それでも絶対に手を汚させない決意はあるのが当然と思える。それまでは完璧な流れだっただけに、そこだけがちょっと不自然に感じました。
親子の話
加賀と松嶋菜々子と。それぞれの親子の話が絡んで、事件になり、解決に向かう。でもやっぱり片方は人殺しなんだよな。いかに深い親子の愛情と見せても、人殺してるんだよな。そこには美しさなんて欠片もない。解決に向かう道程での交々の揺らぎは観ていて面白かったと言える。
お父ちゃん ありがとう
父親が娘を守るということは
自分の人生をかけるということ。
不自由ない生活を
彼女にさせるためにどうすれば
いいのか。
その決断を支えた心が折れた時、
父親に娘が返したものは
なんだったのか。
事件の動機が明らかになるにつれ
ぐいぐい引き込まれました。
その行動がせつない。
自分の人生を救ってくれた人に
なにを返せるのか。
恩の返し方について
その晩はちょっと考えました。
親子の絆に涙
原作は未読。テレビドラマは見逃し配信で鑑賞済み、「麒麟の翼」も鑑賞済みという状態で臨みました。
ざっくり言うと、「謎解き」と「親子愛」を扱った作品です。
ある日、東京のアパートで女性の絞殺死体が発見され、捜査を進めていくと舞台演出家の浅居博美(松嶋菜々子さん)が重要人物として浮上します。彼女は完璧なアリバイがあり犯行が不可能なため、ますます真相が遠退いて行きます。
なぜ、加賀恭一郎(阿部寛さん)は日本橋にこだわるのか、彼の母親(伊藤蘭さん)は失踪したのかなどシリーズ最大の謎が明かされていくのですが、加賀さんの過去と絞殺事件がリンクしていくシーンは、驚きました。
親子の絆は、やはり強いですよね。親が子供を守るために大罪を犯す…。決して許されない行為ですが、ある人物の壮絶な過去に涙腺が緩みっぱなしでした。
是非、大切な人と一緒に見てほしいです。
出演者の演技がすごい
文句なしに面白いです
出演者がどの方も素晴らしい 特に小日向さんと子役の女の子
涙が止まらないというか号泣です
せつなすぎて苦しいですがどんどん点と線がつながっていくんは
圧巻です 最後なんていわないでもっと続いて言って欲しい作品
会いに行かなければ良かったのかと思うけど会って救われた部分もあってなんともやりきれない思い お互いを思いやれば思いやるほどに抱えきれないもので押しつぶされていってしまうのは辛すぎる
小日向さんの雰囲気とリンクしてさらにいい人が追い詰められていく感じが切ない
人生いろいろ
幕の下りる前にもう一度、と思い、近隣の劇場公開最終日に再び鑑賞。
親子の愛と、噛み合わない思いが招く不幸を共に経験し、家族愛に孤独を覚えながら大人になった2人の話、だったんだね。
もしかしたら、義兄妹になっていたかもしれない2人。
不思議な力が2人を引き合わせたように思えてならない。
博美が近付こうとしたからではなく、縁なんだろうと。
子供は親を選べないと言うが、親の身勝手で青春を棒に振ったり、14歳の博美みたいに人生が不幸に一転するようなことが、出来るだけ起こらないよう願おう。
2018/04/06
東野圭吾作品ファンですが、改めて本当にすごい作家だなと再認識しました。
なんて面白い人間同士の交錯、人生の重み。
あの時、本当なら警察に言うべきだった。
14歳ならお父さんがお金に困っていたからお小遣いくれると言われて行ってしまい、襲われそうになって思わず何かを掴んで抵抗したらお箸で、刺さってしまった、と言う話で押し通せたのではないだろうか。
ただ、それをしたら闇金から逃げられない。
最良のではなく、他に選ぶ道がなかったんだろう。
あの若い女優さんの演技力、素晴らしかった。
松嶋菜々子も、相変わらずの美しさと、その中に見える一筋の不幸せ感が色気となるあの独特な雰囲気で、素晴らしい演技でした。のめり込みました。
加賀の母親に対する拘り、疑問、寂しさ。
人間同士の交錯と同じくらい複雑に絡み合った感情が、解れていく様が見事に描かれていた。
阿部さんの少しだけ流す涙にリアリティがあった。
映画を観終って即本屋に行き、原作を買いました。
完結してしまった寂しさもありますが、繰り返し楽しめる良作に出会えた喜びも大きいな。
観てる時に揺れてて怖かった
地震ってわけじゃないので…
池袋ヒューマックスは古いし
ちょっと会場としては…
ひとまずレビューですが…内容としたら
盛り盛りでした。父親が娘に幸せになれ!と
何度も言う時、胸を打たれるけど考えてしまった。
私の幸せって何だろう…とりあえず今は幸せじゃ…
なんてね。そして嘘の後ろには必ず真実があると
阿部寛が最後に言うセリフには妙に納得。
私もお父さん子だから観ていて辛いものがあった。
そして私がもし、松嶋菜々子だったとしても
阿部寛に会いに行っただろうと思うと
東野さんはサスペンス作家と言いつつも人の心を
絶妙に表現できるというか知り尽くしてるのかな
なんて思いつつ阿部寛が言うように単なる
マザコンと私の様なファザコンの娘の話です。笑
それと今回も日本橋界隈に詳しいと、あっここ!
みたいなシーンが沢山出てくるしカレンダーの
橋を聞くだけでシーンを見るだけで胸踊るかも♪
クルーズツアーと橋洗いに2018年は訪れたい!
2時間は容易に楽しめますが再鑑賞するかと
言われると借りてまで見るだろうかと言うところが
名作との違いでしょうね。一度はご覧あれ^_^
ちなみに阿部さん若返ったような印象でした。
痩せたのかな?何したんだろう。教えてほしい。
やっぱり加賀さん大好き♪
基本的にはハズレなし...でしょう!
少々ネタバレすみません。彼女が初対面の加賀に発した一言が何故発したのか、私には理解出来なかった。
今までのすべての加賀恭一郎の行動がつながる一作であり、ファンとしては納得行く作品なのではないかと思います。
素晴らしい
大変満足でございました。
過去映像シリーズも観ていたので、今回はどうかと思っていましたが、大満足!
始まりの殺人事件から、ちょっとずつ事件に繋がるパーツが揃っていくのだが、最後まで観ている者にも真相はなかなかたどり着けないような構成で見応えがある。
さらに、事件に関連する親子、そして加賀自身の親子関係も紐解かれ、どちらにも親子愛を感じさせる作品。
途中、様々な要素が絡む中で事件のことや人物関係など混乱しかけたが、最後にはほぼスッキリさせてくれるのも安心。
加賀と松宮コンビもドラマから長い付き合いなので観ていて落ち着く感じで素晴らしい!
事件の裏に隠された女性演出家の悲しき過去と父親との親子の絆は壮絶で観る者をグッと引き込ませる。
松嶋菜々子と小日向文世の名演がとても光っていた。
原作ファンからすれば改変された部分もあるのかもしれないが(原作未読)映画作品としてとても高い完成度と満足度だと思う。
最後のエンドロールには今までドラマで関係した場所やキャストも(オッ!と思う人も)いて完結篇としてファンにも嬉しいサプライズを用意してあるのも良い。
しいて言うなら、加賀が本格的に事件に絡むまでの演出(字の出し方など)への違和感や捜査の主任の違和感(あの方の演技になんだか違和感を覚えてしまって…気のせいでしょうか?それともただの好みかな?笑)
ただ、本編が進み、真相に向かっていくあたりでその辺はどうでも良くなったくらい素晴らしい作品だと思いました。
やっぱ超きれいだな
『麒麟の翼』がインパクトあったなぁ(中井貴一ちゃんが印象に残ってた)…内容忘れたけど…それもあって今回楽しみにしてました。
切ないし トンネルのシーン泣いた。
謎が解明していくのは引き込まれた。
やけども
あの娘が あのお父さんを…
何で?するかそんな事?わけわからんわ!
(もっかい見んと分からんのかな?)
ミステリーの面白さ ってやつ?
レビュー見て勉強しよ。
鑑賞記録
この日に備えて、冬休みから妻と共に新参者シリーズを予習していました。テレビシリーズ、スペシャルドラマ、劇場版の前作にあたる『麒麟の翼』…。あと妻が加賀恭一郎シリーズの読者でもあったので(私は読書がからっきしなので、読んでません)、原作の雰囲気とかを教えてもらってました。
こうして臨んだ本作。シリーズのヘビーなファンからしてみればミーハー中のミーハーですけど、感想を残させてもらおうと思います。
まず作品としては前作の方が好きです。
予習の時に感じたのはテレビシリーズの加賀とスペシャルドラマと劇場版前作の加賀は別人じゃないか?ってくらいキャラが変わっているなぁってこと。僕個人としては後者の加賀が好きで。クールに真実のみを追い求める姿は、妻が語っていた原作のイメージに近いかなと思ったのと、テレビシリーズで時折見せる三枚目っぽい演出に違和感があったので。個人的な見解ですが、今回の加賀さんはテレビシリーズ寄りだったように思います。
「やっぱ超キレイだな(。-∀-)ニヤリ」
とか、それ言っちゃう?って感じ。しかも立ち止まって。どアップで。そういうの前作はなかったけどなぁ。。
今回の監督福澤克雄さんは昨年の大ヒットドラマ『陸王』の演出をされていた方。そして前作の監督土井裕康さんはこれまた昨年の大ヒットドラマ『カルテット』の演出をされていた方。両方ともとても面白い作品であることに間違いは無いのですが、ご覧になった方ならわかるようにカラーが全く異なります。視聴者が行間を読みたくなるような演出であった『カルテット』に対し、圧倒的な分かりやすさ、お約束とでもいえるような展開だった『陸王』。僕の好きな加賀さんには土井さんの演出の方がしっくりきていたので、今回は「テレビシリーズに戻っちゃったかあ…」と感じざるを得ませんでした。新事実が判明するたびにどよめく捜査一課。はしゃぐ春風亭昇太。その他諸々…。
し・か・し。
そんなことがどうでもよくなるくらいの熱量で展開されるのが松嶋菜々子と小日向文世親子の物語。
まず松嶋菜々子は…やっぱ超キレイだな(。-∀-)←
陰をまといながらも品のあるオーラ。怒りを込めた眼差し。焦りを表す絶妙な表情。良かったです。
そして小日向文世!文世さん!サイコーだよ!優しさと狂気の同居する一人の優しい父親をまさに体現しています。特に松嶋菜々子の少女期を熱演した桜田ひよりとのトンネルシーンは本作の白眉と言って良いでしょう。これを観れただけでも劇場に足を運んだ甲斐はある!!途中で新参者のことなんて忘れちゃうような、それくらいのボリュームでした。
全国各地の名所が出てくるのも特別感があって良かったなぁ。シリーズ物の映画化作品として理想的なのではないでしょうか。謎がどんどん解かれていく過程だけでも十分に楽しめると思います。おすすめです。
原作読んでない いつか読む
松嶋菜々子さんは監督の指示、原作通り?なのだろうが、加賀に尋問されたとき、ポーカーフェイスで良かったのでは?
特殊メイクが気持ち悪かった。
加賀のキャラがあんなに明るかったか?
麒麟の翼より盛ってなかったから、前作よりは解りやすかった。
メインロケ地東京日本橋に観光に行きたくなった。
細かい事云々あるが、面白かった。
売切れ看板(笑)
せっかく並んで買えないのは
ヤダ〜‼︎
阿部寛に松嶋菜々子の
掛け合い
そして
ひよりちゃんが良かった‼︎
トンネルで去って行く
お父さんを
追いかけちゃうとこ
ヤバイ‼︎
テントのシーン
父娘愛
グッときちゃった(泣)
共感は出来ないけど
まさかの物凄い感動作!俳優さんはまり役ばかり!
かなり泣きました。
原作未読、シリーズ未聞の鑑賞で、振り返ってみるとやはり東野圭吾っぽい作品だが、そんなに泣いたとは...
俳優さんたちすごい演技を見せてくれたが、ただ意外と阿部寛の加賀役は存在感薄かった。
むしろ松島菜々子さん、小日向文世さん、桜田ひよりさん素晴らしかった。
トンネルで走る「父親」の姿、忘れられないぐらいにずっと頭の中に停まったまま。
小日向さんの演じた父親に本当に感動した...
生死を含め、色々感じさせられたり、考えさせられたり...
俳優さんの熱演だけでも映画館で見ることに値するもの。
それに加えて、
東野式の推理も健在。
日本橋にまつわる橋が重要な手がかりとなるのも、ロケーションをやるのも、かなり「今」現在という時間が感じられる。
ロジックにも、特に問題ない。
事件の関連人物がどんどん出てきて、全てが揃ったようだが、全ての要素を繋げる糸一本だけが欠けているような...捜査物語。
特に物語映画にナレーションのような字幕をつけるには珍しいことでもある。
その辺ドキュメンタリーみたいになってるのも面白いし、スクリーン上の時間もかからないし。
2時間もあるけど全く長いと感じなかった。
これぞ私の求めている東野圭吾映画化。
「祈りの幕が下りる時」
まさにそうだ。
長い間の悲劇、もう幕上がりだと...なんだか人にホッとさせたような気もする。
本も読みたくなるわー
わりとよかった
久々の邦画
家出した母が心臓発作で死亡から始まり
母が付き合っていた謎の男
腐乱死体
焼けた死体
自殺した父
カレンダーに書かれた文字
最後まで、観ないと謎が分かりません(笑)
感動したり、引いたり、ちょい心で笑ったり
東野圭吾さんが好きで、麒麟の翼も面白かったよな〜と思って鑑賞。
始まり良し!ゾクッとして期待できる感あり。
自分の中でいろんな方向から推理すれども繋がらない。なぜ?どうして?大抵の映画は予測ができてしまうけれど、東野圭吾さんは複雑なミステリーで実に良い。
終盤、謎が解ける再現シーン、14歳の少女、父の別れのシーンでは泣いた泣いた。また戻ってくるんだもの、泣くわよもう( ; ; )行かないでー!て私も心で叫んでおりました。
小日向さん本当に切なくて良い父親役で感動しました。最期の〝もう疲れた〟のセリフに号泣しましたよ。顔にたくさんガソリンをかけて、自らを全て消し去ろうとしたのね。ほんとに娘を守りたかったのね。
松嶋さんもさすがの好演。陰のある演出家、魅力溢れ美しすぎる!!鬼気迫る顔で母親に詰め寄る。外傷なしで大ダメージ!!さすがです。
溝端淳平さん、もうあなたは適役でしょう!いつの間にそんな良い役者になったの!波乱爆笑もかなりいけてますよ!マルチですねー!
阿部寛さんは言うことないでしょう!日本を代表する役者さんですよ、阿部さんの出てる作品は=面白い。
ちょっと残念だったのが先生役の及川さん、あの役はいるのかなー‥ルビーのペンダントをつなげる役所では重要なんだろうけど、ちょっと無理があったような‥。及川さんいい役者さんなんだからもう少し使ってほしかったな‥。加賀恭一郎のお母さんが〝家庭を捨てて女に貢いだクソ野郎〟とは付き合ってなかったけど、お母さんのお相手の娘がそのクソ野郎と付き合ってたのね。複雑だわ‥。
あと昇太さん、やはり俳優さんじゃないし、観てると笑点になっちゃうのよ〜、にやけ顔で推理するダメ上司っぷりの顔に座布団一枚!!
色々思いましたが、トータル的にとっても面白い作品でした!!
JUJUの歌声が合うね〜♬
大好きな日本橋がロケ地で知ってるお店や建物がたくさん。これは日本橋で観れば良かったな〜!
ぜひ劇場でどうぞ!
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