祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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まあ良かった
邦画としてはまあなかなか良かった。映画のレベルはまあテレビサスペンスくらいではあるけど、キャストがまあ良かったと思います。暴力性が少ないなどを洋画と比較して思ったけど、そこも日本らしいかなと思った。
愛ゆえに
後半何度「あーそっかぁー」と涙目で天を仰いだこたか。全くもって想像してなかった展開。
いろんな愛の形に胸が苦しくなりました。
博美が愛する父に取った行動なんて、許されないことだけど素敵なシーンだったと思います。
新参者完結と軽く鑑賞するつもりが…
こんなに引き込まれっぱなしの映画は超久々。
さすがの東野圭吾作品。
それを映像化した福澤克雄監督の手腕。
私は貝になりたいの監督だったのか、、頷ける。
東野圭吾は、こういう人生の悲哀を過去に持つというモチーフで書くと天下一品!
ドラマの白夜行にハマり、その時の感覚が蘇り心がまた震えた。
ミステリーだが犯人当てをするんじゃなくて、人それぞれの思いもよらない過去を見せ、最後にその伏線が回収されていく作りは見事の一言。
悲しい話だが、最後にはスッキリする。
完結を惜しみます。
松嶋さんが、凛としてる
東野さんの小説は、数が多過ぎて、しっかり覚えているものと、内容を少し見て思い出すものと、全く覚えていないものがあります
私の中では、秘密、容疑者X、手紙、むかし僕が住んだ家、聖女の救済、赤い手、白夜行などと並んで、しっかり覚えている群に入ってる作品です
松嶋さんが凛としており、映像を引き締まった仕上がりにしています
小日向さんの、控え目な演技も、松嶋さんのオーラを引き立てています
田中さんは、出番は少ない中、なくてはならない存在感を出しています
阿部さんは、トリックやテルマエロマエのようなひょうきんさでなく、しっかりと加賀恭一郎です
映画の特性上、詳しく書けないので、出演者の評価みたいになりましたが、最初に書いた通り、しっかり覚えている作品を無理なく映像化しているので、星4です
切ない親子愛
16年前に仙台で孤独死した加賀の母親と一緒に暮らしていた男の消息を探し日本橋署に居続ける加賀。
そしてとうとう今回の事件がその男に繋がっていく。
荒川の河川敷の身元不明の焼死体。
アパートで発見された腐乱絞殺体。
滋賀の老人ホームで暴れる女。
舞台演出家の浅居博美。
バラバラだったカケラが繋がり、浅居博美の生い立ちが浮き彫りになった時、グッと込み上げてくるラストを迎える。
究極の親子愛情劇
悲劇の中の、究極の愛情劇。
東野ミステリーは大好きですが、本作品は映像化したことで、書籍以上に感情移入できる素晴らしい作品に仕上がっていたと思います。阿部さん、松嶋さん、小日向さん、溝端さん…等のキャスティングも良かった。
新参者・加賀恭一郎シリーズのフィナーレに相応しい内容で、最後は映画館のあちこちからすすり泣きが聞こえてきました。
2つの殺人事件の謎解きとともに加賀恭一郎の生い立ちと失踪した母親、そして美しい演出家の拭い去れない過去…。いろいろな要素が絡んでいるのに、とてわかりやすく入り込めたのは、ややベタな感じはあったものの、捜査本部でのやりとりが展開を整理してくれていたからかな(笑)
後半の小日向さんと桜井さん・松嶋さんとの究極の親子愛の絡みが、グッとこの作品を印象深いものにしていると思いました。
エンドロールの演出は、このシリーズの最後に華を添えていて、オシャレでした。
これはよかった。加賀恭一郎シリーズの映画の中でも素晴らしかった。ど...
これはよかった。加賀恭一郎シリーズの映画の中でも素晴らしかった。どんどん引き込まれて謎解きをしている自分がいて。どの俳優さんの演技も痺れました。
阿部寛の絶妙な間とか…演技好きです
原作読んで、慌ててドラマ版から過去作を一気観してこちらを観ました。
その時点で完全に加賀恭一郎が阿部寛になりましたが・・本同様、 映画も悲しい親子愛に包まれていました。
最初の入りの雰囲気が今までと違うように感じましたが、とても良く描かれていたと思います。
終わりから物語を知った感じになりましたが、何の支障もなく楽しめ、すっかり加賀恭一郎の淡々としながらも人に寄り添う人間味のある刑事に愛着が湧きました。
ミステリー傑作
ミステリーは怖いだけになりがちだ。ただ事件が起きて、、、しかし本作は違う。タイムリーな内容に重厚な脚本。個人的なMVPは小日向文世氏だ。演技が素晴らしい。憎めない父さんだった。切なくなった。こんなミステリー見たことがない。お疲れ様でした。
おもしろかった。
このシリーズは最初からちゃんと見ていないとわからなくなってしまう。
今回は加賀さん、お母さんのことが絡んで混乱。頭の中を整理するために、最初から事件についてのどこまで
解決へと進んでいるか、途中、整理整頓タイムがあったので、おバカな私にとっては
自分の頭の中も整理できて見やすかった。
キャストも豪華!
エンドロールでは、昆虫博士と杏ちゃん出てきた!
溝端淳平が加賀さんと仲良く?捜査してるのは今までのシリーズにえがかれてないような気がしたけど、小説の中でそういうところがあるのかな?
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