祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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悲しいミステリーヒューマンドラマとして楽しめました。松嶋菜々子はや...
説明字幕が気になるが
加賀恭一郎という男
松嶋菜々子に泣かされた
数年来No1の名作では
完璧ですよ❗
究極の親子愛情劇
悲劇の中の、究極の愛情劇。
東野ミステリーは大好きですが、本作品は映像化したことで、書籍以上に感情移入できる素晴らしい作品に仕上がっていたと思います。阿部さん、松嶋さん、小日向さん、溝端さん…等のキャスティングも良かった。
新参者・加賀恭一郎シリーズのフィナーレに相応しい内容で、最後は映画館のあちこちからすすり泣きが聞こえてきました。
2つの殺人事件の謎解きとともに加賀恭一郎の生い立ちと失踪した母親、そして美しい演出家の拭い去れない過去…。いろいろな要素が絡んでいるのに、とてわかりやすく入り込めたのは、ややベタな感じはあったものの、捜査本部でのやりとりが展開を整理してくれていたからかな(笑)
後半の小日向さんと桜井さん・松嶋さんとの究極の親子愛の絡みが、グッとこの作品を印象深いものにしていると思いました。
エンドロールの演出は、このシリーズの最後に華を添えていて、オシャレでした。
砂の器
公開初日、日本橋にて鑑賞してきました。
この映画を見るのにうってつけの場所でした。
原作をずっと読んできてこの作品『祈りの幕が下りる時』も2014年に出版されその内容に衝撃を受けました。
原作を読んでからずいぶん経ってたので忘れてる部分もありある意味映画を見るのに良い感じでした。
今回映画化であのストーリーがどう映像化されてるのか楽しみでしたし最近の映画は原作のイメージから乖離したものが多いので不安もありました。
しかし原作とは違うところもあるがあの衝撃的そして悲劇を存分に表現していましたね。
野村芳太郎監督の『砂の器』を彷彿とさせてくれます。
2時間という上映時間もあっという間に過ぎて行く。
二つの殺人事件が一つ一つ絡み合った糸がほどけていく。
人の思い。
親子とは何か。
親が子どもを思う気持ちの深さ。
そして子どもを捨てる親とは。
自分の都合で子を捨てる親。
子どもの事を思い捨てる親。
子を捨てる行為が対局として描かれている。
母親から捨てられた加賀が日本橋に拘っているのか。
その謎が解けて行く。
前半はテロップを多用してストーリーにテンポを持たせて展開し後半の重厚なストーリーに重きを置いて行く展開は中々見せてくれました。
加賀を演じる阿部寛さんも良かったがやっぱり松嶋菜々子さんの演技には引き込まれました。
それと桜田ひよりさんと小日向文世さんとのシーンには涙なくては見られませんでした。
迫力ありました!
上映中其処此処で涙を流し鼻をすする音があちこちで上がってましたね。
最後のテロップで今までの新参者にリスペクトした映像はオマケみたいなものだけどファンにはたまらないだろうが僕的には重い展開のまま終わらせて欲しかった。
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