「矛盾だらけなのが気になって入り込めなかった」映画ドラえもん のび太の宝島 あずさんの映画レビュー(感想・評価)
矛盾だらけなのが気になって入り込めなかった
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乗組員には惑星レベルで故郷を捨てさせようというのに土壇場まで一切の説明もなく、連れてくのは何とも知性に乏しそうなおっさんばかり
他の星で価値があるかもわからない金銀宝石をかき集めさせた挙句、最後に21世紀の海にあらゆる時代の財宝をブチ撒いて返したことにする
子や孫に未来を託しておきながらその子供を産む女性は確認できる限り小学生のしずかちゃんを含めた4人しかいない…
しかも計画に賛同しないからって、自分の子供達をいずれ滅びるとわかってる地球に置いて出発しようとする有様
船の設計を嫁がほとんど一人でやってたのは、このシルバーの根本的に雑すぎる性格のせいだろうなと思わずにはいられなかった
最終的に親子のいい話にまとめて泣かせようとしてるのが透けて見えて、かえって白けた
大人も楽しめてしかも子供にわかりやすく噛み砕かれた、優良な「子供向け」作品も多い中、この話は子供ならこの程度でも喜んで観るだろうという「子供騙し」だなと思った
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