「鼻からカルボナーラ(昔は鼻からスパゲティだった)」映画ドラえもん のび太の宝島 うにたん♪コメント書き込み一部を除き回復、皆様色々ありがとうございますさんの映画レビュー(感想・評価)
鼻からカルボナーラ(昔は鼻からスパゲティだった)
物語冒頭はいつものやり取りで宝島を安易に探しにいく展開。
ボヤンとした雰囲気から半強制的に真剣なキャラクターが登場し、のび太達と雰囲気の違いが凄い。
今作品に出てくる集団が海賊のスタイルでいる意味があんまり伝わらない。シルバー船長が一人で船を操り、一人で物事を決めており、船にいる海賊風の人々は何をやってる人なのか?と考えてしまう。
食ってるだけみたいだし(笑)
地球が危ないとか大きい話になっているがシルバーに同調している奴が少ない気がする。
宝島、海賊とキャッチーなモノを題材に作ってみたと言うのがこの作品のスタートではないか?と思ってしまう。
しずかちゃんは相変わらず拐われるし入浴シーンもあるしで大活躍する。
ジャイアン、スネ夫はいつも通り(笑)
フロックの技術がどこかの真田さんばりに凄くて笑う。「こんなこともあろうかと」なんて…まぁ子ども向けなのだからこれで良い。
のび太の自己肯定感の低さは悲しいが誰にでもあるネガティブな感覚であるから共感は得やすい。
やはりのび太は主人公だと思ってしまうが、シルバー親子のドラマが早足で展開するため、人物の想いに深く感じ入る事が出来なかった。
妻や母親を失った過去や未来を変える為の行動が自分勝手すぎるし、良い大人が何やってるんだと思ってしまう。
大泉洋は上手いと思うが本人のイメージが出てくるので声優させると少し損な人かも。
エンディングでその後のキャラクターが出てきて飽きずに最後まで観られる。
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