終わった人のレビュー・感想・評価
全84件中、1~20件目を表示
明日は我が身
................................................................................................
定年退職したエリートの舘は、暇な日に嫌気がさしていた。
で愚痴ばかりになり、やがて妻から煩わしがられる。
そんなある日、偶然知り合った青年社長から顧問になるよう請われる。
応じると間もなく社長死亡、そしてまた請われて社長になる。
しかしそこで問題が発生し、会社は倒産。債務を抱えてしまう。
こうして嫁と喧嘩し、最終的には卒婚し田舎に戻る。
でも距離を置いたことで妻との仲は修復し、2ヵ月に一度は会うのだった。
................................................................................................
会社辞めたらそこまで何もすることなくなるものかな?
あんまり会社人間として生きるのも困ったもんやなと思った。
タッチー&翼
ホラー映画監督が内舘牧子の小説をコメディ映画化。
舘ひろしが定年を迎えた東大卒の銀行マンという設定w
定年退職した日に嫁と娘から、恋でもしたら~とからかわれる。
舘ひろしに言っちゃダメでしょ。
奥さん役は黒木瞳で美容師。
愚痴ばっかり聞かされるのはきついでしょうよ。でも、同じ空気吸いたくないとまでおっしゃる。
大学院でも何でも、家にいないならなんでも良いんですよね。結局。
古本屋で石川啄木の本をタチ読みしている舘ひろし。
似合わね~
若い女性が、「それ買うんですか?」
譲ってあげりゃいいのに、あわてて買っちゃう。
広末涼子といつまたどこで遭遇するんだろうねとしか思わない場面。
むくんで垂れ下がった瞼の内舘牧子がフィットネスクラブの利用者でちゃっかり写ってる。
そこが一番ホラーだね。
監督遊んでる。
田口トモロヲが臼田あさ美の旦那で同居しているのかと思ったら、黒木瞳の従兄弟。
キーマンでしたが、なんか不自然。分かりにくい。
それで、広末涼子(久里)が田口トモロヲの恋人で、熱海の高級旅館でのお泊まりをご所望。フッ。
うす田あさ味。
広末涼子が花巻出身で宮沢賢治ファンの童話作家志望のカルチャースクールの事務員も似合わない。
舘ひろしとは釣り合ってるけどさ。
ほかのもっと清純派で騙してくれよ!
一流企業の人事課を辞めて、ボクシングレフェリーに転向した元高校ラガーマンがカツラをかぶった笹野高史のわざとらしさが一番オモシロかったかな。
やっぱり、ホラー映画???
定年したら終わった人なの? 私はさっさと退職して遊びたい(定年3年...
定年したら終わった人なの?
私はさっさと退職して遊びたい(定年3年も延ばされ、憤慨しています)
みんな働きすぎだって。優雅な老人が若者の職を奪ったらダメでしょ。だから政府に都合よく年金支給延ばされるんだって。すいません、つい愚痴が(笑)
さてさて本作はと言えば、定年後の恋の妄想、ちょっと都合良い顧問就任からの急展開等、まあまあ楽しめました。
1番やばいのは妻、黒木瞳。優しいのか冷たいのか、さっぱり分かりません(いろんな私生活報道から演技でなく地なのかも 笑)ラスト、どういうこと?もうただの腐れ縁じゃん(笑笑)
J:COM
サキがない「完全に終わってる」?「まだだ!まだ終わらんよ!」
原作未読
原作は『BU・SU』『義務と演技』『十二単を着た悪魔』の内館牧子
監督は『リング』『インシテミル 7日間のデスゲーム』『クロユリ団地』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫
脚本は『監察医朝顔』『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』など殆どがテレビドラマで映画は初となる根本ノンジ
ホラー専門の印象が強い中田監督のコメディー映画
定年後なにもやることがない元エリート銀行員田代壮介は再就職もうまくいかず文学で大学院を目指すもベンチャー企業からの誘いで顧問に就任する話
35歳のカルチャースクール受付に恋をするもうまくいかず
誘ってくれた若社長の急死により会社を辞めるはずが残された社員たちの願いを受けて社長に就任する羽目に
映画と出来としてはまずまず
可でもなく不可でもなく
プレバトに映画があるなら60点の凡人
壮介は盛岡出身
岩手の言葉には特に違和感はなかった
僕は関西人みたいに無駄にプライドが高いわけではないからかもしれない
大金の工面とか気になるところだがまあ細かいところは気にしない
空想科学読本の人たちみたいにはなれない
共感はできないが自分はお芝居に共感を求めたことはない
共感を重要視する人には向いていない
そもそもあるあるを求めるためのものじゃない
東大卒銀行員として支店長までに出世したものの出向先専務で定年を迎えた田代壮介に舘ひろし
壮介の妻で美容師の田代千草に黒木瞳
壮介がマジで恋をした花巻出身でカルチャースクールの受付•浜田久里に広末涼子
田代夫婦の娘で結婚し娘がいる山崎道子に臼田あさ美
千草の従兄弟でイラストレーターの青山俊彦に田口トモロヲ
ジムで出会った壮介に顧問として誘ったベンチャー企業社長•鈴木直人に今井翼
鈴木の部下・高橋に駒木根隆介
中小企業社長・山下良夫に温水洋一
良夫の妻で副社長・山下正美に清水ミチコ
盛岡に住む壮介の妹•桜田美雪に高畑淳子
壮介の高校時代のラグビー部監督川上喜太郎に渡辺哲
壮介と同じ元銀行員で途中で銀行を辞めて現在はボクシングのレフリーを務める二宮勇に笹野高史
壮介の高校時代の旧友・工藤元一にベンガル
ハイヤーの運転手に志賀廣太郎
鈴木社長にの運転手に柳憂怜
袋とじの人気女優・杉野ちさに範田紗々
ラグビーの実況はテレビ岩手のアナウンサー
ジムの高齢者の1人として内館牧子がカメオ出演
広末涼子がおばさんになってもますますかわいかった
表情が多種多彩な技巧派
老後の現実を予習しよう
この映画は若い世代にとっても参考になる映画や。
他人事ちゃうで。
熟年離婚増えたよなぁ、昔より。
結婚ってなんだ。夫婦ってなんだ。家族ってなんだ。
仕事ってなんだ。人生ってなんだ。生きがいってなんだ。
考えるきっかけになる一作。
不倫はよくない!
最高!
#終わった人 #舘ひろし #黒木瞳
まだ生きてる!終わってねぇど
はじまって24〜25分くらいのシーンで上腕式血圧計に腕いれてボタン押してるのは原作の内館牧子。カメオ出演の映画初出演。IT社長の今井翼も映画初出演。
定年をねぎらうビデオをみて自分のことを「小物だな」と思う心のつぶやき。めちゃイイ人生だったのにボヤく。希望通りでなかったにしても、かなり恵まれていたのに何を不満に思うのか。エリート銀行マンだと、仕事一筋にしたって休暇はけっこうあるだろうし、こんな風にはならないだろう。
奥さん全然話し相手になってくんなくて、旦那の話を遮るように切り上げるとか、そういうのが現実味ある。後半に娘に教えられるけど、じつはメチャ良い奥さんなのに主人公は自分のことしか考えてねぇなっていうのがあって、塩られて当然か、みたいな納得の方向に。コメディ調にしてる場面はあるけどそもそもがコメディだったのかな、っていう。妻とのやりとりにはコメディ感が全くない。。不幸には笑えない。
カプセルホテルの四角部屋の中にジャストサイズで収まる〔舘ひろし〕という絵面は面白かった。
ラカンと呼ばれ、同級生との対話の中で昔の自分を振り返る。ここからラストまでは良かった。
「あの人終わってるよ」というのは悪口なのにタイトルに持ってきたのは...
「あの人終わってるよ」というのは悪口なのにタイトルに持ってきたのは脚本家の内館牧子さん。
内館さんが原作。内館さんは盛岡出身で多摩美時代はラグビー部のマネージャーだったそうです。
当作品の監督はリングの中田秀夫さん(東大卒)。主役の舘ひろしさん、これでモントリオール国際映画最優秀男優賞受賞されてるんですね。
定年退職した東大卒のエリートサラリーマンとその妻、家族の物語で、あぶない刑事の舘ひろしさんが初老の男性を演じられています。
なんだかショック。あのハンサムな舘さんが、なにもすることがなくてくすぶってるおじいちゃんになってる……からの、生きがいが見つかって、みるみる若返ってカッコよくなっていく。
奥さん(黒木瞳)や娘に「恋でもすれば?」とバカにされて、実際に外で恋をして、東大卒の元銀行員のキャリアでヘッドハンティングは来るし、IT企業の社長になってしまって、がぜん!イケてるおじさまに変身してしまいました。きゃあ☆
さすが舘ひろし、かっこいい~♪
LEONの表紙から抜け出てきたかのようなファッション番長!かっこいい社長。足ながーい!!知的で枯れてて、大人の色気もムンムンです。
かっこいい!かっこいい!かっこいい!
とおもいきや、まぬけでミジメな展開も。
やっぱりおじいちゃんなんだ! おじいちゃんだ…、おじいさん、おちこむともう、すっかりおじいさん。
そんな夫に常にイライラしながら、怒ったり、ほめたり、皮肉ったりと、心がいそがしい奥様に黒木瞳さん。ヒリヒリしてる感じがよく伝わってきました。
昔イケてた人が「老い」に直面するストーリーを描く映画作品が最近増えてますね。洋画だとアーノルド・シュワルッツネッガーさんが(爺さんでも大活躍!)する映画『ラストスタンド』、邦画だと『龍三と7人の子分』、ドラマだと『緊急取調室シーズン4』(2021)学生運動の元リーダーを演じた桃井かおりさんもすごかったですけれども、この『終わった人』は、昔イケてた人が「老い」に直面するストーリーとしては、邦画ではピカ1だと思います。
盛岡が故郷で帰郷するシーンがありますが、さんさを踊る人達、南部のなまり。冷麺、温かい人々。岩手富士と東北の桜並木、本当に美しいところですよね。映画を観ながら、また岩手に行きたくなりました。「東北に行きたくなる映画」としても成功してると思います。
前半画面の作りがところどころテレビっぽいのが気になりました。ちょっと気になっていたのですが、舘ひろしさん演じる壮介さんの視野が広がっていくにつれて、映画館で観るにふさわしい、壮大な景色がどんどん出てくるようになったので、そういう設計だったのかな? 映画の絵の作り方についても、今後勉強してみたいと思います。
テンポよくわかりやすい
本はざっと立ち読みしてたけど、偶然昨日見つけて一気に観れた。テンポよく面白い。私も三流作家辞めて年金アジア移住で終わった人。か、まだ夢追うか考え中の62。56で妻に逃げられ、57でセックス大好き45と出会い、1年で捨てられ、本気で熟年婚活スタート。エロい人妻と3年、日本に来た実習生24歳のカンボジア美女と婚約2年交際後に振られ、今も婚活アプリで3人とやり取り中。60代70代でもその気で行動すれば熟女多数いますよ。たまに奇跡的な若い子とも。馬の夢は東南アジア周遊しながら熟年離婚婚活の本を書きながら、アジアYouTuberになる。年金は月10マンですが、貯金は700マン程度ですが、質素に暮らせば充分。この主人公は全財産失った?けど、家は妻名義でありそうで、年金も35まんぐらい出そう。老後安定は大企業サラリーマンが安泰ですね。
終わった人になりたくない
黒木瞳はこの時50代後半のはずだが、童顔のせいか若く見え今でも魅力的だ。
原作をすでに読んでいるが、かなり原作に忠実だ。
前半のややコミカルな展開が面白く、最後はどうなるのかなと、自分の定年後の参考になればと期待して読み進んでいたのだが、中盤で社長になるというあたりから雲行きが怪しくなった。最後、結局妻とも離れ(卒婚)、田舎に逃避してしまうという結末は虚しすぎる。
ただ、含蓄のあるセリフが多くあり、印象に残った。以下はそのいくつか(多少編集してある。あとがきを含む)。
人間の着地点って大差ない。最後は横一列。
しょせん、「残る桜も散る桜」なのだ。
ネバーギブアップか散り際千金を選ぶか。
余生というが、人に「余りの生」などあるわけがない。
(自分を終身刑にたとえ)俺はいわば無期懲役の身だ。模範囚ぶりを刑務官(妻)に示したい。主夫をやって余生を過ごすことが刑期をまっとうすること。
(自分は)軟着陸を拒んで、ガツーンと強烈な着陸をした。
株と同じで、人にも底値の時がある。お前は今それだ。
卒婚というのが落としどころなのか
定年を数年後に控えて、夫婦の仲も低体温症と言えるくらいになった今、気になる映画だったけど、見逃してDVDを借りて妻と観ました。
笑えるシーンもたくさんありましたが、自分達にとって身につまされる内容もあった。
ただ、贅沢な悩みである。生活ができないような悲壮感はなく、ラストは2ヶ月に一度は会うような、お互いが束縛のない、ある意味理想かもしれない。
年代によっては様々な思いを抱くだろうが、企業戦士として会社に忠誠を誓っても、良寛和尚が言われるように「散る桜 残る桜も 散る桜」ということなんです。
定年後の方が波瀾万丈やん
平板な毎日にいかに生きがいを見出すか、近い将来の参考にしようと観たが、本当に退屈してたのはほんの3日間くらい。その後は定年前よりよっぽど波瀾万丈である。まあ地位はあっても個人保証を迫られるような立場になりたいとは思わないが、何かに貢献しているという実感を伴ってこそ生き甲斐ということなんだね。現実問題として「別婚」なんていう選択肢はとりたくないねえ。寂しすぎるわ。
贅沢な悩みでしょう・・
年功序列、終身雇用が当たり前の時代では、良い学校を出て一流企業のサラリーマンになって出世することがほとんどの人々の人生目標だったわけである。そういう軌道に乗れた人でも終点は訪れる、定年と言うのは大きな人生の節目、気力、体力は残っているだけに老人と言うには中途半端、だからあれこれもがくのだろう。
本作は主人公が郷土の誉れ、超エリートの部類で髪結いの亭主だから間違っても食うに困ることはない、子供も自立して、老親の面倒も妹任せなのだから文句を言ったら罰が当たるくらいの恵まれた人。たいていの人は定年を予測してはいるものの、暇つぶしに悩む前に健康や暮らし向きの算段で頭が一杯というのが相場でしょう。
原作者の内館牧子さんは「養老院より大学院―学び直しのススメ(講談社、2006年)」を書かれているくらいのポジティブ思考のお方、ご自身もジムのシーンでカメオ出演されていましたね。
貧乏くさい生活感たっぷりの老後問題ではなくダンディな舘さんを主役にハートフル・コメディを描きたかったのでしょう、いかにも美容院で交わされる初老の奥様方の愚痴ネタを集めたかのようなエピソードでした。
個人的には老人を狙ったオレオレ詐欺や痴呆症がらみの重たい社会派ドラマより気楽に観られる分良いと思うのですが、「パラサイト半地下の家族」がアカデミー賞をとるご時世、これから先を思うと非正規雇用が労働者の4割近い現実では正社員で無事定年を迎えられる人は運にも恵まれた人達でしょう。贅沢な悩みもあったものだと興醒めする人も少なからずいらっしゃるのではないかと思うと、この種の映画自体も時代と共に終わっているのかも知れませんね、嘆かわしいことです。
これはおじさん向けの映画なんですかね。 前半は退屈でイライラすると...
これはおじさん向けの映画なんですかね。
前半は退屈でイライラするところがだいぶ長くて、
顧問になったとこらへんからカッコいいやんと思ったけど「恋」をし始めてだんだん気持ち悪くなり、
狙いはわかるし面白おかしく見せようとしてるのもわかるんですけど、
ついつい随所でキモっっ!と感じてしまった。
それだけ舘ひろしさんがダンディぶる演技が上手なのかも。まぁでもキモかったよ。
おっさんが見るとわかるぅ〜!ってなる映画なのかも。
まぁキモかったけど。
何箇所か思わず笑ってしまったシーンがあったのと、
写真屋さんかな?が言ってた思い出には勝てない、てセリフが良かったのと、
最後のシーンは好きやったかな。
うーん^^;
最初に卒婚がテーマだと分かるが、主人公夫婦を最後に卒婚にせねばならない無理なプロットになっている。
例えば定年になった館さんに奥さんの黒木さんはやたら冷たくし自立するよう促すかと思えば頼られて引き受けた会社が倒産すると自分勝手だと家を出る。定年前の夫婦関係は一体どんなだったんだろうと想像したくなるが描き方としては仲の良い家族であり美容院で働く奥さんにも理解がありさして文句を言う夫でもない。
後半になって高校時代のエピソードが挿入されるがこれも不自然でやはり卒婚後に故郷の岩手に戻るためなのかと思えてしまう。広末涼子演じる役もほぼ有り得ない設定でさらにそれが甥?の恋人であり家で鉢合わせするのもどこに必然性があるのだろう。要は幕内弁当の如く詰め込み過ぎているのたろう。
出演者には難が見当たらないので惜しい。
東大卒の挫折したエリートサラリーマンなどにせずどこにでもいる普通の人にして仲の良い家族と夫婦だが定年を機に奥さんが美容院で自立するのに対し主人公は何とか第二の人生を模索するが何をやっても上手くいかない。次第に喧嘩が絶えなくなる。奥さんはついに家を出る。
主人公は離婚しようかと深く悩み始める。ふと久しぶりに故郷の岩手に戻ってみると昔の仲間たちに会い生き生きと暮らしていた時代を思い出しそこで生きて行くことを決意する。
奥さんに会いそれを伝える。奥さんもそれを受け入れ卒婚という道を二人は選択する。
最後には奥さんが髪を染めに定期的に岩手を訪れる。こんなシンプルで誰もが共感する内容であればあとは演技者が生かされてくると思うが。
そこそこ面白く観られました
内館牧子さんの原作本の山積みを見かけた時「なんてインパクトのあるタイトル??」って思いながらスルーしてたんですが舘ひろしさん主演で(しかも奥さんは黒木瞳さん!)映画化されると知って観よう観ようと思いながらこちらもスルーしてましたが、やっとWOWOWで観ることが出来、満足してます。
舘ひろしさん、高校の先輩なんですよね〜。実際わが校ラグビー部を公立高校の中では割と強いチームにしていただいた大先輩なので観ない訳にはいけません!2年もほったらかしでしたが。
映画の公式サイトのコメント欄で舘ひろしさんが語っていた
「30年間演じた“刑事”を定年退職してから“再就職先”を探していました。今度の“職場”は、ハーレーに乗ってショットガンを打つシーンとは無縁です。」には笑っちゃいましたが、エリート街道まっしぐらだった主人公が定年退職を迎えてあたふたするコメディながら、なんだか身に染みるストーリーで考えさせられます。
また黒木瞳さんのコメントでも
「中田秀夫監督とは三作品目の映画となります。しかも今回はホラーではなく定年を迎えた夫とその妻のサバイバル。考えてみれば、これもれっきとした“夫婦のホラー話”かも」とおっしゃってました。妻が
「もうあなたとは一緒の空気を吸いたくない」って大きな鞄を持ち出してきた時
「出て行くのか?」「あなたが出て行って!」
これはホラー以外の何物でもないでしょう!
そんなに劇的な展開はありませんが、なかなか面白いと思いました。
同様のシチュエーションのお父さんたち、心してご覧くださいませ!
全84件中、1~20件目を表示