人狼ゲーム マッドランドのレビュー・感想・評価
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イジメと同性愛
前作『ラヴァーズ』で面白さがわかってきたのに、今作はダメ。飽きさせないための工夫として冒頭に主人公浅川梨奈が倒れているシーンと拉致されるシーンを持ってきていた。また、人狼1、予言者1、用心棒1、狂人7という異常なまでの特殊ルール。狂人村などと呼ばれていたが、今までと違い、予言者は弱い存在となり、人狼が死んだ時点で狂人もみんな負けとなるため、人狼本人だけはとても有利という設定だ。そのため、予言者を名乗る者はいなく、人狼を宣言する者が出てくるのだった・・・
村人(予言者と用心棒)が圧倒的に不利な立場ではあるのですが、この二人が死んでしまえば残されるのが人狼と狂人たち。ということは、その時点で人狼の勝ちが無くなる。狂人も村人としてカウントされることに違和感を覚えつつ、終盤4人になった状況の心理としてはちょっと無理があるように思う。
つまり、今までは中盤までが面白くなく、終盤に面白さが爆発してたのに、今作では中盤までが面白く、終盤にそれぞれの心理面が難しくなって萎えてくるような感じ。王様みたいな人狼が窮地に立たされるしかなくなってるのだ。
それでもシリーズの中で一般的に高評価なのは、狂人が7人という通常のゲームとはかけ離れている点や、主人公が自己犠牲精神で死んでいくところなのでしょうね。全然泣けないけど。
シリーズ中最も微妙!!
シリーズのファンなので期待しましたが、シリーズの中でも難しいルール(預言者と用心棒以外は皆狂人で、人狼を勝たせたい)にも拘らず、知的に解決するスッキリ感はなく、膠着と恫喝にまみれていて、これまでで最もつまらなかったです。特に男子の怒鳴り演技が一辺倒で不快でした。ヒロイン二人の見た目レベルはかなり高いのに凄く残念です。
脚本、演技共に素晴らしい。
シリーズで一番好きでした!
命懸けの心理戦で結ばれる、2人の絆。
【賛否両論チェック】
賛:通常とは異なるゲーム設定で、圧倒的不利な状況下に置かれながらも、生き残るために奔走するヒロインの姿が印象的。そんな中で結ばれるヒロイン達の絆にも注目。
否:物語の設定や展開はかなり強引で、無理もある。グロシーンも結構多め。
今回は通常の人狼ゲームとは異なり、言ってみれば人狼側である“狂人”が大半を占める、特殊なルールなのが特徴的です。そのため、人狼を名乗るプレイヤーが幅を利かせ、全員で村人を暴こうとする逆転現象が起こります。
そんな中で浮き彫りになるのは、2人しかいない村人同士の絆です。ラストで仕掛ける命懸けのトラップには、思わず息を飲みます。
そもそもの設定に無理があるほか、グロいシーンも結構ありますが、非日常での命のやりとりに、ハラハラしてみて下さい。
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