「でもどう考えたって…」リズと青い鳥 もへじさんの映画レビュー(感想・評価)
でもどう考えたって…
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最初の童話シーンの時点で「リズ=希美・青い鳥=みぞれ」だよね、と当然のように感じながら観始めたので、作中で本人たちが「リズ=みぞれ・青い鳥=希美」と見立てながら話が転がり始めたところで違和感が先行して入り込みにくくなってしまったし、満を持してそれが逆だったと気付く流れには、何を今更と(特に希美に対して)思ってしまって…。みぞれのことをの訥々と不思議っ子みたいに評してる希美さん、全体的に考え足りてなさ過ぎるし、結果としてやっぱり自分勝手なことになってるような…だからこそみぞれとバランスしてるということなのか…?
あと、中学時代の話を中心にやるのかと思い込んでたから現在進行形→未来の話だったのに少し驚いた。渋さで見せていくのは本編シリーズと通底というか、更に際立ってて、映画は綺麗ですごい。タイトルから響け!ユーフォニアムの文言を排して、タイトルだけで同じシリーズと分からない潔さも何気にすごい気がする。
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