「心に刺さる物語」ベイビー・ドライバー ナチュラル水さんの映画レビュー(感想・評価)
心に刺さる物語
冒頭のシーンでもうこの映画は「自分が好きなやつや!」と断定しました。笑
リズミカルかつポップでさらには カーアクションと言ったロマンが詰め込まれた冒頭であった。その後からは目が釘付け。
中盤から気付いたけど、ただ単に適当に発砲してるかと思いきや、 銃声と音楽が重ね合わされてマッチしていて、とても爽快感に似たものを感じました。(笑)
耳が聞こえなく車椅子生活の親戚と一緒に暮らし看病をしている。
もうこの時点でベイビーは善良的であることが分かった。終盤にかけてもそう感じる場面が多々ある。
嘘をついてまで身の回りの人を守る主人公。自分に立場を置き換えたらペラペラと言ってしまいそう笑 もちろん、それは"嘘"をつきたくないし、相手を傷付けたくないからだ。世の中には"付いていい嘘"と"付いて悪い嘘"の2つがある。ベイビーが置かれた境遇は"付いていい嘘"なのかもしれない。恋人に言えよーーーこらおい…。と思ったがあれはあれで良かったのかも!? 「大切な人」を護ったベイビーいい男すぎる。
またベイビーの恋人 デボラもいい人すぎる。ベイビーが約束を破りさらには 強盗のグルだと知っているのにも関わらず、一切切り捨てることをしない。やはり結果的には全て【愛】が勝つのだと思いました。そして【寛容性】も大事だなと…。
ベイビーの善良的な行為を見習いたいものだ。全てが全てベイビーみたいな人ではないが強盗にも "善"と"悪"の2種類に別れると思う。ベイビーみたいに葛藤してる人も多いだろうなー…。ほんとは皆いい人!と信じてみたいものだ。
現在高校生だが、1980s っぽさを感じた。