劇場公開日 2017年8月19日

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「買ったフライドポテト🍟をすっかり忘れてしまっていた」ベイビー・ドライバー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0買ったフライドポテト🍟をすっかり忘れてしまっていた

2020年7月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

ドルビーアトモス再上映で初観賞。プラス500円かかりますが、すごく満足。
カセットテープの話を期せずして、最近2本観てしまった(一本は邦題がカセットテープ・ダイアリー)。
ソニーのマイクロカセットテープレコーダーが出てきます。ソニーピクチャーズが配給だから。デボラは鼻歌歌っていたのを黙って録音されたのにまったく気にせず、自分からスイッチを押して、歌や注文受けのセリフを入れます。明るい物怖じしないお嬢さん役のリリー・ジェームスとても新鮮に感じました。ショートスカートのお店のコスチュームも素敵でした。ベイビーの母親もこの店のウェイトレスで歌も歌っていたというエピソードも良く、デボラはすっかり親近感と運命を感じちゃいます。
自分の声って録音後に聞くと、すごく恥ずかしい。まったく、認めたくない。自分の声は骨伝導成分が含まれるので、歌でも上手く聴こえますが、実際はそうでもないことを知った時の衝撃(トラウマ)をちょっと思いだしました。
カセットテープを出して来た大事な理由のひとつは、彼が小さい頃から録音したものを材料にして、ミキシング機器を使って、オリジナル曲を作って、カセットテープに保存していたこと。すでにICレコーダーもあったと思うのですが。しかも、スマホとiPodの時代なのに、家ではレコードかけます。
亡き母親の声を録音したカセットテープが一番大事なものであることも終盤のドクとの場面で明らかにされる。
会話が少なく、大事な会話意外は音楽に合わせてテンポよく進行する独自性の高い映画で、非常に完成度高いと思いました。
リリー・ジェームスはイエスタディやガーンジー島の読書会よりもずっとみずみずしさが出てました。ダーリン役のメキシコ出身の彼女のほうが実は年下なのね。びっくり👀。あのカップル良かった。オヤジとしては、バディ役のジョン・ハムの嫁への執念に涙。ドク役のケビン・スペイシー、シブい。ドクの最後
もベタだけど、泣けた。
ベイビー役のアンセル・エルゴートには終始、魅了されました。
郵便局員のおばさん、里親のジョセフ役のおじさん、真っ赤な車取られたご婦人役がベイビーの優しさを訴えて弁護するラストもいいです。最後のモノクロのリリー・ジェームスも80年代に戻って、私のノスタルジアを大いに満足させてくれました。老若男女にウケる映画ですね。

カールⅢ世
琥珀糖さんのコメント
2022年11月23日

楽しいコメントありがとうございました。
それからこちらへ遅くなってすみません。
ちょっとホテルにお泊まりに行ってました。

本当にリリー・ジェームズは素敵ですね。
ガーンジー島よりイエスタデイより一番魅力的でしたね。

琥珀糖