「ゆけゆけ二度目の妻」女は二度決断する filmpelonpaさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆけゆけ二度目の妻
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仮に父親が生き残っていたら、「こんな茶番、蹴散らかすわ」。『イン・ザ・ベッドルーム』のトムウィルキンソンのように、子供を奪われた呪いは老若関係なく壮絶。
クルド人家庭に生まれたトルコ出身の夫が、テロで極右のネオナチの犠牲となる。なぜ彼は殺されないといけなかったか、麻薬のトラブルだけではない移民問題が作中通底している。てか標的にされたのかたまたま犠牲になったのか、見終わったあとあれ?とどちらか分からなくなった。
二度目の決断の表情がよかった。この邦題はみなさんがいうほど悪くはなかったと思います。
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