「生理」女は二度決断する Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
生理
クリックして本文を読む
題材も話の導入も興味が唆られる。近親の死に駆り立てられる主人公。何処へ向かうのか?サスペンス感もます。フェアでない社会の論調。女友達の出産や自らの生理現象で何を感じ得たのか。直接的な説明を避けて、解釈の取りようが謎めいているあたりも良い。しかし、何のことやらさっぱり分からない所に着地したように感じた。
疑わしきは罰せずの原則は尊重されるべきで、それに反して被害者の感情に寄り添うことがテーマであれば大いに疑問。彼女は事件直後に被疑者を特定している訳だから、証言の信頼性に疑問の余地はないはずで、公判自体の違和感が最後まで引きずった。。
主演のダイアンクルーガーは熱演。
コメントする