「佳作」女は二度決断する CBさんの映画レビュー(感想・評価)
佳作
二度決断する、の二度ってなんだったのかなあ。裁判を始めるときの「絶対に有罪にしてやる」という決意と、最後の決断の2つなのかな。
2011年にドイツで起きた、NSU(国家社会主義地下組織)による爆弾テロが題材で、トルコ人の夫と息子を殺された妻のストーリー。
裁判で有罪が下されない部分は予告で見ていたので、どういう結末になるのかとは思っていたのだが、なかなかやるせなかった。みんな見てください。しっかり決着はつくけれども、すっきりしたものではないです。テロに巻き込まれた時点で、すっきりした終わり方になんてなるはずないよね。
極右的異民族排斥活動は、やはり、やってはいけないことなのだと思う。ありきたりな感想ですが。
1章「家族」2章「法廷」に続く3章のタイトルは「海」なんだね。舞台を言ってるだけともいえるが、海か・・意味深。海に帰るしかないのか…
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琥珀糖さんのコメント
2024年7月31日
コメントそして共感ありがとうございます。
実話からの映画化だったんですね。
主演のダイアン・クルーガーのキツイ表情と性格。
裁判を続けずに自ら裁いてしまう、
それも自分もろともですものね。
被害者の家族の気持ちは、こうでしょうけれど、
やるせなかったですね。