「ラストは賛否分かれるでしょう」女は二度決断する 北のやまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストは賛否分かれるでしょう
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まず邦題の付け方がネタバレ。これが残念。
舞台となるドイツの社会制度が日本と結構違うところや多民族国家で家族の形も日本と異なる姿は興味が湧いた。
冒頭の結婚式からして日本ではありえない?
また犯罪被害者に対する警察によるケアの方法、裁判の方法(刑事事件のはずなのになぜ被害者が闘ってるの?)とか。
裁判所の内装もハリウッド映画や日本のドラマに出てくるようなものと随分違うし、傍聴席?や透明パーテーションで区切られた席が後方にあったり。
そして主演のダイアンクルーガーがドイツ人と改めて実感する。強いし、でも弱いし、美しいし、そして恐ろしくスタイルが良い。ただタトゥーも入れまくるし、薬も酒もタバコもじゃんじゃん使うところは、日本のお行儀の良い美しさとは一線を画する感じ。
ストーリーは主人公に十分感情移入できるし、最後の行動も十分理解できるけど、賛否は分かれるでしょう。
原題は最後の主人公の行動の撮影方法にもつながるとのこと。
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