「迷い」女は二度決断する Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
迷い
爆弾テロによりトルコ人の夫と息子を失ったドイツ人女性の話。
唐突に事件が起こり家族を失ったばかりの主人公に対する警察の質問や旦那の親の身勝手な言い分が不快で悲しい。
ドイツの司法制度は良くわからないし直接的には語られないが明確な証拠を示せない裁判に苛立ちとモヤモヤが募る。
最後はそれ程衝撃的ではないし、やり残しがあって煮え切らない感じがしたが、裁判とその後の主人公の感情を時に直接、時に間接的に表現し結末に向かって行く展開は良かった。
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