裸の診察室
2010年製作/101分/オランダ
原題または英題:Brownian Movement
スタッフ・キャスト
- 監督
- ナヌーク・レオポルド
- 製作
- シュティーネッテ・ボスクロッパー
- 脚本
- ナヌーク・レオポルド
- 撮影
- フランク・バン・デン・エーデン
- 編集
- カタリーナ・バルテナ
- 音楽
- ハリー・デ・ウィット
-
サンドラ・ヒュラー
-
ドラガン・バケマ
-
ザビーネ・ティモテオ
-
ライアン・テォモテオ
2010年製作/101分/オランダ
原題または英題:Brownian Movement
サンドラ・ヒュラー
ドラガン・バケマ
ザビーネ・ティモテオ
ライアン・テォモテオ
part1ではアパートを借り、多数の男性患者との情事。赤裸々なセックス描写はないものの、相手の男の多様性が、彼女の変質ぶりを窺わせる。毛むくじゃらの男、ぶよぶよのおっさん、ハゲオヤジetc.ある日、夫の働く建設現場を見学中、関係を持った男と偶然に出会い、相手の男を殴って自分が気絶してしまい、それが原因で夫マックスに全て知られてしまう。
part2。シャルロッテはマックスと一緒にカウンセリングを受ける。鑑定の結果をもとに、医事懲戒裁判所にて医師免許登録の抹消。後悔してると口にしているが、表面上だけのものと判断されたわけだ。
part3。インドに引っ越した家族。夫の優しさで再生を計る家族。なんだか、妻の病気は治ったのかどうかもわからない、不安を抱えたままでの幸福といった雰囲気。いつまたシャルロッテが不可解な行動に出るかわからないからだ。その夫の献身ぶりといったら涙をさそわれること間違いなしだ(男だからかもしれない)。
内容からするとドグマ映画といった雰囲気もあるが、定点カメラがほとんどだし、音楽もかすかに聴こえる。どちらかと言うと、スウェーデン映画の雰囲気がある。なぜこんな邦題をつけてしまったのだろうか、原題の意味はブラウン運動だし・・・