素敵なダイナマイトスキャンダルのレビュー・感想・評価
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セロテープの使い方(笑)
まだコンプライアンスなんて言葉もない時代。
下品で猥雑だった頃。
今のほうが、人権の配慮があって良いのは確かなんだけど、あの頃のパワーを感じざるを得ない一作。
写真時代って、確かに読んだ記憶ある(笑)。
スエイ版ブギーナイツ
サイバラ漫画でも知られる名物編集者スエイさんの半生の映画化。
演じる柄本佑が凄く良い。のっぺりとしながら情熱的、バイタリティありつつ何を考えてるのか不明なスエイさんそのものといった感。エロ文化の歴史を見れるという面白さも。脇キャストも皆良い。
眼鏡かけてる人がみんなレンズが汚いのがよかった。
音楽はアラーキー役でも出てる菊地成孔がやってるんだけど、ちょっとアングラっぽ過ぎたかも。(ソールバス風のタイトルみたいに)もっとポップでいいのに。
愛人役の三浦透子さんがしっかり脱いでオパイ見せてくれるのもナイス。その後の展開が怖いけれど・・・。
もっと面白くなりそうだけどそうならないというもどかしさもあった と申しておきましょう。
太陽の塔
原作未読
子供の頃に母親が不倫相手とダイナマイト心中したという強烈なエピソードを持つ元白夜書房の編集局長で作家の末井昭の半生。
母親が亡くなった頃の少年時代少々と工員時代少々、看板屋から編集者の時代をみせていく。
ストーリーらしいストーリーはないけど、情念と芸術という名の下にエロの表現を爆発させていく展開。
これといったみどころがある訳ではないし少し長く感じたけれど、とんでもないエピソードの数々でなかなか面白かった。
卑猥な単語を連呼する、裸の少ないロマンポルノ。
松重豊、出番は少ないけどいい味出しているなあ。「アンナチュラル」も「バイプレーヤーズ」も孤独のグルメ」も「深夜食堂」も、どの松重豊もいいんだけど、この役は可愛くって仕方ないよ。
それに、え!ここで出てくる菊池成孔!って驚きは、それだけでこの映画を観る価値に値するし。
柄本祐も前田敦子も尾野真千子も輝いているし。
あ、ストーリーはどうでもいいかな。どっちかというなら、ダイナマイトがぶっ飛んでるだけの話。そのトラウマを引きずった息子と親父の、ずっと浮かばれない人生。いや、息子はその世界ではそれなりに成功したといえるのか。
まあ、特に何が言いたいと
言うこともなく、編集者末井昭氏の半生を綴った作品。
年代が合わず、末井氏の作っていた雑誌は読んでいないけど、なんか面白かったらしいのは、赤瀬川源平さんのエッセイ等で知識としては持っていました。
うんうん。
今は、雑誌なんて全然読んでいないけど、ほんのちょっと前までは発売を楽しみにしていた雑誌ってありました。
これもネットの功罪で、誰もが発信者になれる時代の到来で雑誌という媒体は役割を終えていくのかもしれません。
でもね、ネットは便利だけども、今、話題になっている『漫画村』とかヒドいサイトじゃない?
こーいうのが出版とかをダメにするんでしょね。
まあ、話を戻すと本作品はそんな雑誌が熱気を帯びていた時代を垣間見させてくれる映画です。
起承転結とかテーマとか求めてはいけないのですよ。おそらくね。まあ、知らんけど。
やってくれた
43本目。
人に歴史ありだけと、スタートが違うからね。
日本映画では滅多に聞かないワードが出まくって笑えた。
母親がダイナマイト自殺ってだけの興味だけで観に行ったけど、それ以上だったかな。
南瓜とマヨネーズの監督さんと後で知って、流石ですと。
次回作にも期待したい。
ロマンポルノみたいでGOODも出し惜しみはダメ
知る人ぞ知る、伝説の雑誌編集者、末井昭氏の自伝的映画。
彼とその周辺の人物を直接、間接的に知っており、あの時代を股間を熱くして生きてきた人間としてはどうしてもチェックしておきたい作品だった。
1970-80年代を知らない人でも、編年体で彼の人生と時代を描いた作品は興味を持てるんじゃないかな。
全体に漂う70-80年代のロマンポルノのような雰囲気は当時を知る人間にとってはGOOD!
あの世界に入って行けた。
題材が題材だけに、女子のおっぱいもポンポン出てきはするけど、主人公の母親を演じた尾野真千子や妻役の前田敦子あたりも、この機会におっぱい出してみせればよかったのに、と思う。
前田はともかく、尾野って脱いでなかったっけ?
出し惜しみはいかんよね。
満島ひかりだって、がっかりおっぱいでも、「必然性があれば」見せてますよ。
それがあれば、★もうひとつプラスしたけどな。
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