「不意打ちホラー」RAW 少女のめざめ ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
不意打ちホラー
大学というものに対するイメージは、どの国でも似たようなものなのですね。勉強なんて二の次で、とにかく、あらゆるものを目覚めさせる場所のようです。
今作では、それがあまりに局地的な題材であり、受け付けがたい人も多くいるでしょう。前情報なしに観るのは危険な作品です。
とはいえ、自由の中で、いかに自分を律することが重要かを問う、すばらしい作品だったと思います。
主人公の「ジュスティーヌ」という名前から、サディストの名称の由来である、マルキ・ド・サド著の「美徳の不幸」を想起させられました。おそらく関連があるのでしょう。
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