「子供の頃の、「白黒写真の時代はみんな白黒の世界を生きていたんだなあ」という勘違いを思い出してほっこりした。あの妄想を映像にしてくれたのはわくわくした。」今夜、ロマンス劇場で ディミトロさんの映画レビュー(感想・評価)
子供の頃の、「白黒写真の時代はみんな白黒の世界を生きていたんだなあ」という勘違いを思い出してほっこりした。あの妄想を映像にしてくれたのはわくわくした。
内容は物語を一直線に駆け抜けてくれそうな『フレッシュな』ヒロインがいただけに他の違和感がより残念に感じた一作。
「ほとんどの映画は忘れられてしまう」というセリフがブーメランに感じてしまってすみませんってなった。
にしても5mの橋から落ちて無傷でヘラヘラできるサイヤ人が主人公だったり、触れられたらアウトのヒロインがずっと半袖着てたり、大雨に打たれても落ちないカラーメイクが顔こすっただけで簡単にに落ちたりと興ざめする一方だった。
本作は色に憧れるモノクロヒロインが如何にして色彩を獲得するのか?をカタルシスとして配置すべきなのに、すぐ色づいちゃったなあ。ラストシーンがんばりすぎて予算がつきちゃった?
しかも、特になんの説明もなく突然出てきた触れられない設定によりソーシャルディスタンスラブコメになったのはなぜ?
とか考えて、そうか!撮影中にコロナになって景気も悪くなってこうせざるを得なかったんだ!と合点がいったのも束の間2018年作品と分かって頭のCPUがダウンしてしまった。
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