「触れること・老いること」今夜、ロマンス劇場で ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
触れること・老いること
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そう期待せずに地上波録画を観ましたが、いやいや、素敵な作品でした。綾瀬はるかが美しいのなんのって。
そしてこんなご時世だからこそ、触れ合えることの大切さを実感しました。
ハンカチ越しの手繋ぎ、ガラス越しのキス。
触れると消えてしまう相手と一緒にいるためとは言え、このもどかしいほどの純愛の眩しいことよ。
加藤剛と綾瀬はるか…看護師さんにお孫さんと言われてしまうその見た目年齢のチグハグさも、人のしがちな愚かな追求「不老不死」が実はとても寂しいことであると静かに教えてくれます。
ステイホームで実感する、日常の有り難さ、外に出たら沢山の色鮮やかで美しい世界があること、人と距離を気にせず一緒にいられること。
このタイミングでこの映画を観られて良かった。
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