検察側の罪人のレビュー・感想・評価
全119件中、61~80件目を表示
舞台演劇のよう
舞台演劇のよう。というのが第一印象。
途中でCMが入るかのような暗転が、意識が途切れてしまって勿体無いと思ってしまいました。のめり込んだままグイグイ引っ張っていってほしかったです。
登場人物の感情線が後半になるにつれぼやけてしまい、吉高由里子さんがいつ恋に落ちたのか、その性格なのにそのセリフを言ってしまうのか? 等引っかかってしまった。
前半はそこがしっかりしていたので面白かったので、ラストにかけてもう少し脚本が叩き切れていれば、もっと素晴らしい作品になったのでは? と思いました。
生意気すみません。
原作未読ではありますが、ストーリーは理解できました。
がっかり
ジャニーズ2人がどうとかそういうことじゃなくて、話がつまらない。
小説は読んでないのでわかりませんが、キムタクが何故殺人まで手を染めてしまったかの心理描写が、全然伝わらなかったです。
自分の私怨で冤罪を作るなんて、検察官のやることじゃないですし、そこまでさせるならちゃんともっと納得させて欲しい。
芦名星好きだけど、わざわざ出す必要ある?
あそこのあたりのくだりはいらないんじゃない?と思いました。
なんだか、言いたいことがありすぎてまとまってない残念な仕上がり。という印象でした。
キムタク最高。
諏訪部という「ドラえもん」がいなければ何もできない最上のび太クン
最上がなぜバツイチコブ付年上女性と結婚したのか、執務室にあれほど大量のジャッジ・ガベルを飾るのか、丹野との出会いや関係の説明セリフもなし
沖野は明らかにミスキャスト
弓岡がなぜ見ず知らずの男に殺人を自慢したのかも意味不明
白川は「オレの出番はたったこれだけか?!」とホントに怒ってる様に見えた
引き込まれて、えっ?
難しそうな映画だろうと思っていた。そんな俺でも
入り込んでしまう作品だった。尊敬する先輩検事が
まさかの犯罪に手を染めてしまうとは...。
なぜ、その先輩検事が逮捕されなかったのかが不明。
最後は二宮くんの叫びで終わるという謎の締め。(笑)
二宮くんの恫喝するシーンは良かった。
結構面白かったと思うんだけどなあ私は
沖野と松倉の演技の迫力が凄すぎて圧倒された
二宮の演技力を思い知ったよね
でも最初の方がこんでて最後若干乱雑になった感否めん。
殺しちゃいかんわ。
でも一回じゃ消化しきれない
もう一度見たいと思えた
思考したくなる喋りたくなる映画
2回鑑賞。原作、パンフレットは未読。
気になったのは二点。
ストーリーのメッセージ性と衣装の色。
まずはストーリーのメッセージ性。
各々の正義のために各々が都合良いストーリーを構築して当てはめていく怖さ。
それに絡めての現政府批判。このままでは危ないよーという警鐘。
ただ、この監督のメッセージをどストレートに受け取るだけでは勿体ない気が。
この映画は監督の考える正義(メッセージ)のために都合よくストーリーを構築されたものとも言えるのでは。
ラブホ前のチンピラの会話とか。こんなところまでこんな内容かぁ。。と。
また映画は権力側の怖さを描いていたが、逆に、一見権力を持たない弱き立場のモノの考える正義のための強引なストーリー構築の怖さもあるはず。弱き立場というのは大きな武器にもなり得る。今は特にSNSなどで声援や賛同を得られやすい面があるので。
そんな事をグルグルと思考させられ、したくなる。そして自分はどの立ち位置なんだろうか、物事をどういう風に見ていけば良いか、、と改めて考え見つめ直すきっかけになった。
二つめは衣装の色。
(私の記憶違いがあるかもしれないが)
*白色
踊り子の衣装。
諏訪部の服。
丹野と電話で会話時の奥様のスーツ。
祝賀パーティーに出席時の橘のスーツ。
*白×黒
橘を盗撮する運び屋の女のワンピ。
衣装じゃないけど丹野の死を聞いた最上にかかる白黒のブラインドの影
*モスグリーン?
最後、最上と再会する沖野のスーツ。
まずは白色。
踊り子の衣装は丹野や松倉の死を暗示する天使や彼らの身の潔白を意味もあるのではないか。
丹野の時は対岸に踊り子がいる。身の潔白を手に入れるには向こう側へ、でも行くことは死をも意味する。
松倉は下へ降りると踊り子がいる。身の潔白は手にしたがやはり死んでしまった。
諏訪部の白は
ダークな仕事を覆い隠す
白骨街道の白
本人曰く時折、神様的役割
次に白×黒
当初、橘は白とも黒とも言えないし、どちらでもある立ち位置だからか。
最上はあの後一線を越える決意をするので、その前段階としての心模様。
最後にモスグリーン。
これが一番ひっかかった色。
白骨街道を歩く兵士の軍服の色と重ねてるのかなと思った。
最後、軍服色のスーツを着た沖野が(白骨が埋まっているかもしれない道を)歩き行くのをハーモニカを手にして見送る最上。
最上が見た夢のデジャブ。夢では最上は白骨街道を歩く兵士だったのが、祖父の立場に。
これからの最上と沖野は白骨街道の呪縛からは逃れられないのかな。
情報量が多いので、(監督のメッセージに共感できなくとも)あれはここでこれと繋がるのか!とか、こうとも読み取れるなぁ、など何度見ても色々な発見がある面白味のある映画とも思った。
理解ができない人は辛いかも
小説を読んだ上で映画に挑みました。
見る動機はファンとしてでしたが映画やドラマを観る時にはその役として客観的に観たいのでファンであることは忘れて観ます。その上での感想として、まず理解力がかなり必要な作品だと感じました。正直インパール作戦と白骨街道が分からない人にはなんのこっちゃというような。観る人は是非この2つを調べた上で見て欲しいです。
脚本はそこそこに良かったと思います。良い意味ではテンポがいい。悪い意味で言うと速め。ものすごい集中して観ました。
演技に関しては沖野くん(ニノ)と松倉(酒向芳)の2人がピカイチだったと思います。前半で沖野くんが見せていた新米の初々しさや空回り、そしてやる気。それが松倉の取り調べから一気に変化してくるのが印象的でした。取り調べシーンの迫力も凄まじいものでしたが、恐らく、取り調べをした後からだんだんと沖野くんの中で自らの正義が確立されていくんです。その表現がまた素晴らしいもので、さすが数々の賞をとるだけあるなと。最後の最上を戻したいと願ったのに戻せないことを知り絶望の叫びをあげる部分も印象的でした。松倉もいい意味の気持ち悪さが存分に出ていて失礼ながら本当に犯罪を、、、?と思うほどでした。取り調べの回想して告白するシーン、終始鳥肌が止まりませんでした。あんなにリアリティのある犯罪者役を観たのは初めてでした。他の役者さん達も非常に引き込まれる演技でしたが、特にこの2人は凄かったです。
今回のこの評価はその2人の演技にポイントを置いて付けました。
頭のおかしな反戦派が考える検事
何でしょうか、登場人物が頭おかしい人多すぎです。
ストーリーの中で一番意味がわからなかったのが意味も無く挿入される、反戦思想です。ほんと脈絡もなくいきなり政治家が戦争しようとしてると言ってきます。は?
それここで本当にそのセリフいる?
検事と政治の関わりを描きたかったのでしょうが、意味がわかりません。本当意味がわからない。しかも戦争したいとか言ってあたかも手帳で証拠が沢山あるかのように書いておきながら根拠も示さず、友人の政治家はなぜか自殺、そこからキムタク検事があたまオカシクなってしまいます。
なぜかヤクザに拳銃と車手配させて、真犯人を射殺、過去友人の女性を殺した犯罪者に罪を着せようと殺人までしてしまいます。
何でしょうか、頭の中、反安倍でトチ狂ってる人ってこういう思考しちゃうんだなぁ、戦争止めるためには殺人も冤罪も構わないんだっていう日本赤軍みたいな頭いかれた思考に飛躍しちゃうんだな、かわいそうな人たちって思いました。。
キムタクと二宮の演技がマトモだっただけに残念な後味の映画になりました。
道徳教育的お仕事映画
☆良かったところ☆
原田演出。
いつもどおり、観客の集中力途切れさせない、一時たりともシーンの弛緩を許さぬかのようなキレるツッコミをビシッと撃っていく演出の手さばき、ゆえの細やかさには感じ入った。
お仕事映画として、面白かった。
未知の世界、検察やエリートらの日常が垣間見え、観客に未知を体験させる装置として、映画はやけに面白く有効だ。
本作は、話の本筋より、こういうお仕事映画的なところをもっと見せて欲しかった。
★悪かったところ★
演出はよく行き届いているものの、いかんせん、話がつまらない。本作の欠点はこれに尽きる。道徳の教科書みたいな正義や罪は、三十過ぎたおっさんには退屈であった。
まず、人物設定。
ベテラン風主人公キムタクの行動がとにかく不可解。いくら説明を挟んで動かそうとしても、それらはいくつかある分、切実さに欠け、こちらに迫って来ない。初恋の思い出がそんなに良かった?インテリが世界の動向を憂いた? 材料はあるが、観客にとって尊敬に値する検事でないまま終始しては、行動に意外性が出ず、観察して終わる。
話の転がり方。
原田監督作の比類ない豪腕力の秘訣は、情報量の多さと流す速度の妙が大きな要因と知っているが、過去作では情報はもっと的を絞り、粘着質に突き詰めていく、観客もろとも巻き込んでいくスタイルで、それがストーリーに知的うねりを作り急流押し寄せ怒濤のラストへ、といった話を転がす、と言うより、もはや自ら転がる、そういう強さがあった。
本作は情報多いものの、その情報はとっ散らかっていて、うねりは立たなかった。Aがあり、Bがあり、Cがあり、結果、大事件Dが起きる、として、しかし本作ではAとBとCとが関連なく独立してい、結果事件Dが発生しても、短絡的突発的に見え、こちらはぽかんと口を開けて、ストーリーを追っても肩透かし、不満が残される形。
ストーリーが平坦で安全過ぎ。
新人ニノの成長と葛藤を描きつつ、先輩キムタクがそれをフォローしつつ、実は裏で動いていた、しかもニノも裏で動いていた、その末、両者は正義と正義をぶつからせる知的な決闘へ……を、何となし期待していたが、新人ニノはとっくに立派だし道徳の教科書みたいな正義そのものだし、キムタクの怪しからぬ行動がバレても、ただ単に、そんなの許せないです、と、許せないよね、だよね、と、しぼんで終わった。せめてキムタクに何かしらの罰が与えられれば、まだ納得できたか。意外性のある正義、無くはない、が、もっと欲しかった。
2人の演技はすごいけど、彼の正義は分からない。
ジャニーズの2人だからと思って侮ってはいけない作品でした。
木村拓哉さん、二宮和也さんそれぞれの良さが滲み出ている渾身の検察映画。
2人とも冷静陳謝でありながらも、心の奥底では憎悪のようなら煮えたぎる怒りの感情が感じ取れました。
嘘の中に隠された真実を見つけ出すために、高圧的に犯人に迫る検察官。
その圧巻の罵声に、こちらのみが縮みそうになる程ビビりまくりでした。
上司の期待を背負い、メキメキと成長する部下を演じた二宮さんの好演が印象的です。
しかしながら、木村拓哉さん演じる、最上検事行動が私には全く理解できませんでした…。
過去の事件の犯人を貶めるための行動だったとはいえ、犯罪行為を検事が行って良いものなのでしょうか?
捜査して検察官として真っ向から勝負を挑めばいいものを、まさか正義の道を踏み外す行為に及ぶとは…。
最上検事はなぜそこまでして、過去の事件に執着するのか?
彼の理想とする正義とは一体何なのか?
罪と罪、善と悪を追求したさきに見えてくる事件の真相とは…。
「正義」の意味を追求する先に見えてきたものとは?
たくさんの疑問で埋め尽くされた最上検事の行動となりました…!
正直私は、彼がどうしてこんな行為に及んだのか全然理解できません。
正義を振りかざす検察の劔が、無残にも簡単に崩れてしまうものなのでしょうか?
諸刃の剣と分かっているのに、なぜ一線を超えてしまったのか?
誰よりも一番分からなければならない、検事がこんなにも悲しい行動をとったことに、不安と疑問と悲しみばかりが残ります…。
原作を読んだときにも思いましたが、改めてストーリーを追っても、やっぱり納得できないラスト。
無実の罪を殺してまで彼が成し得たかった事がどうしても理解できませんでした。
考え方は人それぞれなので、彼の行動は仕方がないと考える人もいるかもしれませんが、私はどうしても理解に苦しみます…。
脚本に納得出来ない。
役者がかわいそうだ。
脚本の根本が、おかしい。
検事が、殺したいほど憎い犯人がいるのは
納得出来る。
法で裁く事が出来ず、不合法の手段で裁くのも、
わかる。
完全犯罪を行える手段があるなら、
許せない本人を殺すのが、一番納得出来る。
しかし、本人は裁判で死刑にしなくてはならない
と言っていた。
わざわざ、追われている犯人を誘拐するリスクを犯してまで、殺す理由がない。
ここが、そもそも矛盾している!
余計なストーリーを付けて、あたま良さげに、複雑に見せようとしてるが、根本が馬鹿だから、
見てられない。
邦画の悪い見本みたいな映画。
まあ、役者の動く姿を見て楽しむだけの映画。
疑問の残る映画構成
検察側の罪人のひとつのテーマにもある「ストーリー」という言葉にもう少し深みと重みを持たせてほしいと思いました。それぞれ出てくるキーワード的エピソードや背景に観客側が理解を深めきれないうちに終わってしまったように感じます…監督にとってこだわりのある部分だということだけしか伝わりません。
それとこちら側を置いてけぼりにしていく構成スタイル。それ自体は別にいいと思います、スルメ映画なんてものもありますから。しかしコレはそういうものではありません。重厚さを装っておきながらたまに入る笑った方がいいのかも分からないシーンが本当にいらない。観客を突き放すほど重苦しいことがやりたいなら休憩タイムなんていらないでしょう、息吐く暇もなく、観終わった後は疲労困憊で動けないぐらい突き抜けてほしい。
他の方も触れていましたがBGMはあれ本当になんだったんですかね。最後せっかく演者さんの慟哭で〆だったのに突然ポカポカ言い出してズッコケそうになりました。安っぽく感動モノ曲で終わらせたくない気持ちは分かりますけどじゃあソレは安っぽくないのかと問いたい。いっそエンドロール無音で「さぁ帰れ」みたいな、そういう潔さもないですし。
濡れ場ひとつ取っても意味が分からない映画は初めてです。あの二宮和也と吉高由里子に安っぽい濡れ場やらせないでほしい。絵面が気を削いで吉高さんの語りが全然入って来ず彼女の背景がイマイチぼんやりしてしまった印象です。もう暗転したまま声だけ録ればよかったのに。
全体的に演者さんがいいお芝居をしていたと思えるだけに今回は構成にばかり目が行ってしまい残念な気持ちです。検察側も悪人も本当に魅力的なキャラクターばかりで目を引いていたのに…、と歯痒さが残りました。木村さんの演技に少し注目して観ていましたけど、確かに「あぁ、いつもの木村拓哉だな」という感想ももちろんありつつ。けれど歳を重ねただけ今までのカッコつけた主人公気質ではない、正義でも悪心でもないどっちつかずのカッコ悪さを見せてくれていると感じられる素晴らしいものがあったと思えました。ほんの少し作り手が違う方向を向いてくれていればきっと良作になれたのではないかな、というのが総評です。
感想とは別に。某映画雑誌にて吉高さんが仰っていた「キスシーンのあと縺れ込んでカットアウトした際、二宮さんとその辺の壁とか椅子とか叩いたり蹴飛ばしたりしてそれっぽい音出してた」エピソードを観終わったあとで読みまして。なんかエラい盛り上がってんなとは思いましたがあれ演者がやってたのかよと笑いました。結構ドカバキ言ってて今思うとほっこりします。
モヤモヤするだけで、絶対に他人に勧めない映画です。
とにかく脚本がひどくて、よくわかりませんでした。
登場人物には、共感できなかった。
俳優陣には、本当に気の毒な映画だと思いました。
演技云々より、話が最高につまらなかったです。
一番残念なのは、山崎努さんの無駄な使い方です。
あと、音楽が全く合ってないです。
ラストもなんじゃこりゃ?という感じでモヤモヤ感満載です。ここ数年で、最も眠かった映画でした。
あとで気づいたが、関ヶ原と同じ監督でした。あれも、説明不足だったので、納得がいきました。よく調べないで行った自分が悪い。
久々に見たクソ映画
二人の演技は素晴らしかったです。
松倉役の酒向芳さんの演技は素晴らしかったです。
しかしお話は分かるけど意図の分からいない描写(インパールの話)や葬式の場面、終わりの部分などいろいろ笑わせてもらった。
そもそも2018年現在、時効は殺人に適用されないし最高裁で過去にさかのぼって起訴できる判例がでてるから松倉は証拠さえあれば本来の事件で起訴できるから物語成立してないよ。物語の舞台は2012年だし時効廃止の成立は2010年だから。
インパールの話なんのために入れたの?
葬式あれ何?開いているのは伝統や信念を重んじている人たちじゃないの?(戦争できる国に戻そうとする懐古主義の人たちでしょ(奥さんダメ人間描写だけど))
濡れ場の後どうやったらその姿勢になるの?二宮はチョコボール向井なの?アクロバティック過ぎない?
議員何のために自殺したの?政治批判がしたいの?二人の対立が見せたいの?正義のジレンマが描きたいの?何か描きたいの?
冒頭であれだけ情報の取り扱いに語っていたのに部長と話す場所開けた仕切りもない丸聞こえのロビーに机って個人情報保護は一体どこに?記録公開ってそういうことなの?部長はその扱いでいいの?地裁の検事は個室なのに?情報が集まってくる役職じゃないの?
聞き耳立てて『引くな』じゃねえよ。個人情報が垂れ流しになっていること指摘しろよ。みんな頭悪いのか?話してる事件内容と報道から個人が特定できるし階段のシーンに警備員立っていたでしょうが…。
売れた暴露本の下りを描いてるけど検察庁に勤める人、警備員ですら過去5年の身辺調査あるし検察官と事務官は過去10年の身辺調査あるけどどうやって潜り抜けたの?(しかも調べるの特別な捜査官(5年の場合は興信所)だけど無理じゃない。)印税収入は税金申請してるはずだから隠せないけど。脱税してるの?だとしたらその事務官犯罪者だよ。
演出などやりたいことだけしてリアリティ(現実感)が欠如して全く共感できないし作品に入り込めない。
リプリー(洋画)みたいに最後までエゴを貫くのかと思ったら急にいい人になろうとしてるし、キムタクの大儀がコロコロ変わり矛盾だらけで信念なしのキャラになり、それを聞いた思考停止の頭の悪い二宮のキャラが『あの人は大儀の人だから裁けない』みたいなアホキャラ二人がマジな顔して馬鹿な話をして終わったから暗転した瞬間、映画館で噴き出して笑ってしまった。
キャラに信念が無い。物語に筋(描きたいもの)が通ってない。必要のない芸術家気取りの演出が多く鼻につく。反戦メッセージ入れようとインパールの描写してるけど現在の日本の環境と共通点皆無だから全く共感できない。
キャラや話をつくるなら見えないところまでしっかり作りこむからそれが信念になり筋になってみてる人に共感を与えるのにこれじゃ意味が無い。
とりあえず見終わった感想は時間と金の無駄だった。
本当に無駄の多い映画だった。こういう演出はしていけないのお手本だった。悪いお手本としては最高の作品だから映像系の学生は見たほうがいいかもしれない。映像系の仕事(編集兼お金の管理系)をしているせいか本当にブチギレしそうなふざけた映画でした。
追記 ネタばれ防止のチェックをつけ忘れました。見てしまった人すみません。
初見
複数の事件が交差してストーリーに厚みがあり、見応えはありました。
可愛がっていた少女を殺し、時効になった犯人を何とかして裁こうとする最上を良いぞやっちまえみたいな目で見ていました。
ラストシーンでは、友人の丹波議員の遺言を見て戦争反対!俺らの正義!みたいな考えが生まれたのかな、松倉死んだし終わった事になったのかな、沖野はそれについていけてない感がありました。
脇役のキャストに松重豊さん、大倉孝二さん、八嶋智人さん、音尾琢真さん、三浦誠己さんなどを置いていて演技面での見応えは近年随一でした。酒向芳さんの演技は初めて見たのですが、映画館にまで緊迫感が伝わるもので、威力が凄かったです。
会話のテンポの早さが個人的には好きでした。
もうちょっと
原作未読ですが、脚本はやや荒削りな印象でした。あの部分必要だったかな…?という箇所がチラホラ。(戦争のくだりとか)
それならばオキノとモガミの関係や、橘のキャラを丁寧に描写しても良かったのでは…と思いました。
対立する2つの正義というならば、観客もどっちが正しいか迷ってしまうくらいに描いてくれたら、もっと好きな作品だったかもしれない。
キムタクの演技は意外に違和感なかったですが、モガミという役がもっと狂って・みっともなく崩れていった方が、より魅力的に見えたかも。これまた脚本の問題かもしれません。
タイトルなし(ネタバレ)
エリート検事がひとつの正義を貫く為に罪人になる。
表向きはベテランのイケテる検事。だか実際は家族からも疎まれてたりする。時間がない中で弓岡を消すシーン、リアルでハラハラした。結局上手くいったかのように見えたものも簡単に引っくり返される、そんなカッコ悪い木村拓哉が上手く表現できていた。
二宮のベビーフェイスが気になるけどね。
ドキドキワクワク
検察側の今まで知らない世界が始まっていき意外なことがスピード感あって次々おこるのでドキドキワクワクが最後まで止まりませんでした。木村拓哉さんの演技は私からすれば物語なのに本当に実在しているのではないかと言うくらい演技なのに演技に見えませんでした。家族の風景なんかは本物を描いているのかなと思って見てました。今回の二宮さんと木村拓哉さんの二人のタッグはジャニーズをはるかに越えて日本の大切な大物役者になれるのではないかと期待できました。松重さんの役には言葉が出ないほど満点でした。木村拓哉さんを批判しているかたが多いですがこれは作り手の問題でそれぞれ出ていた役者さんたちはそれぞれ個性の効いたすばらしい演技だったと思っています。私からすれば木村拓哉さんは日本のトムクルーズに見えてしょうがないです。私が思った一番の見どころは最後の方の最上検事が急にスイッチが入り弓岡に近づいてからのやり取りや仲良くなったのかなと思った矢先えぇッッッ?とビックリした所です。そうだよねとなぜか共感してしまいました。ガンバレ~‼‼!!(^.^)
全119件中、61~80件目を表示