検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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中々見応えのある作品でした
内容が思ってたよりも簡単で話が入って来やすく、ちゃんと考えて観ることができた。
「主観的な正義」と「客観的な正義」がぶつかって、最終的には日本映画特有の濁りを残す形の終わり方だったのがまた評価が高いと思う。
まぁね……。そりゃあね
このての作品にキムタクさんは、向かないなぁ…と感じました。
別にキムタクが嫌いとかじやないんですけどね。しかしなんか、芝居臭く見えすぎて、登場人物が嘘臭く見えてくると、物語全体がさらに嘘臭く見えてきて、これどんな作品だったっけ?みたいな印象を受けてるうちに映画が終わりましたww
お芝居するって、難しいんだなぁ………と、キムタクさんをみてると痛感します。
藪の中
原作未読。観終わった直後、凄く面白かった、でも絶対一般ウケはしない…!と思った。
主題の事件は解決せず何一つ正しく裁かれず闇に葬られ、何なら俺達の戦いはこれからだ!みたいな終わり方だったので。
松倉を犯人に仕立て上げる為に真犯人である弓岡を消そうとする場面で、沖野・橘に既の所で止められ手を下さずに済むのだろうと予想していたがそうはならず、当初の正義の立場から完全に転落してしまう検事 最上を演じる木村拓哉、今までだったら絶対見れなかったんだろうなあ…と驚いた。
最上が完全に手を下してしまってからは全く展開が読めなくなった。この物語にどう決着を着けるんだろうと思いながら観ていた。
また、最上の協力者となり手足の様に動く諏訪部との関係が凄く魅力的だった。
諏訪部万能過ぎやろとは思うけど。
当初の目的であった「松倉を別事件の犯人に仕立て上げ25年前の罪を裁く」事が出来なくなった結果、事故に扮して消されてしまった松倉は加害者でありながら最上の描く物語に沿うための都合の良い駒にされてしまったという印象。
なので物語としてはとてもモヤっとしたまま終わるのだが、この映画の本質は事件が解決する事では無いのだから仕方ない。
何となく「三度目の殺人」とかに近いテーマなのかなと感じたけれど、あちらは観賞後「どう消化すれば良いのか分からない」となったので、そちらに比べたら分かり易い気はする。
ニノの演技、日本の俳優のなかでも素晴らしいと思っている。今回改めて...
ニノの演技、日本の俳優のなかでも素晴らしいと思っている。今回改めてそう感じた。
がしかし。。
人の感情の奥行きやら緩急を巧く表現できたなら、脚本の粗さもカバーできた気がする。主演。
たまたま、罪人が検察側にいただけでしょ。
皆さんのレビューにある通り、タイトルや告知ほどの深み(検察組織の闇とかそういうの)はなく、ただ犯罪者が検察の人間だっただけっていう話。
また無意味なキャラ立ちが邪魔なシーンが多く(葬式の女性たちやヤクザの会話や運び屋の変声期)、構成が残念すぎました。
普段あまり映画を見ないので、キムタクがキムタク役…云々はわかりません。
ただ、ニノの演技は見てて惹きつけられるものがあり、そこを評価して☆☆です。
一寸,馬鹿にしてやいませんか⁉︎
素直に思ったままに,書き込んじゃいます。
もっと違ったキャスティングで,この作品を創り直したら、もっとえぇ映画作品になっていた様な気がしてならなかったんだよなぁ〜ƪ(˘⌣˘)ʃ
木村拓哉が出てるから,話題になったから? 二宮和也は、別の作品で「おっ,コヤツやりそう?!」なんて思っていた矢先に、オイオイ,学生の学芸会じゃねえんだよ! 20年後に出直して来いよ!って (また全然違った常識が生まれ)
そうじゃなくてこうした方が良いに決まってんじゃんかよ!」と怒られる世間一般の常識になっちゃってるのかな?
話がソートー逸れ過ぎたが、台本通りやればいいという事じゃない❗️
面白いけど、後からギモンが湧き上がる
まず、オープニングの雰囲気が日活映画(独自のイメージ)みたいで昭和感を出しているのかな…と。内容は、面白いので観ハマってはいたのですが、やはり音楽がなんとも浮いてしまい、どういう世界観なのかわかりませんでした。何より、ニノの迫力あるワンシーンで度肝を抜かれる素晴らしい演技が一番印象に残ってます。キムタクの奥さん役がまた、不思議な配役で全体的にバランスが悪く謎が回収出来ない映画でした。
罪を裁く罰
ヒトの数だけ、正義はあるわけで。しかも、自分の正義と、お隣さんのそれは、似て非なるものなので、争いが絶えない。それは個人レベルでもあり、国家レベルでもあり…。
それらの争いを、映画ひとつ観て解決しようと思った私も、罪人かも。
法廷劇というより、クライムサスペンス?。義を裁くというより、義を掲げ、罪を裁くことに執着する、ヒトの性(さが)を、裁こうとしたのかな?。いずれにせよ、凶悪事件の時効制度、見直してほしいですね。罪を裁く罰を、個人に背負わせるのは、ちょっと…。
キムタク&ニノのキャスティングで、よかったと思います。香川照之&山田孝之なんぞ起用したら、監督さんの映画生命を、脅かす興行になった気がします。私が観たいのは、そっちですけど。
すべての道は、インパールに続くみたいになっちゃったのは、原作のせい?。原作未読の私にとって、かなりの衝撃作です。
やっぱり追記
某国営局が放送した「未解決事件」。基本、取調室のやり取りで展開するので、イッセー尾形と國村隼の顔面芝居が、ひたすら続くという、人によっては至福の時、人によっては拷問のような番組。スポンサーの意向も、客寄せパンダ的演出も感じないので「クライマーズハイ」好きな方は、アーカイブすると、いいと思います。
レビューを信じてはダメです!
はじめにレビューで低評価の人は、おそらくはじめの10分で映画に振り落とされたのだと思います。
原田監督の映画ですから、内容も濃く、情報が多いのでそれを集中して処理しないとダメだからです。
なんとなく冷やかして観に行った人はブツブツいうと思いますが、私は映画に圧倒されました。
それぞれが信じている正義を貫いているので、頭が痛かったです。二宮くんの役も、木村くんの役も、自分の正義を貫いていたからです。
世の中正しいことをしたら、褒められるとか、悪は滅びるとか、正直に生きたら幸せになるとか、100%保証はないですよね。
ずる賢い人が生き残ったり、嘘をつくことで仲良くなったり‥それと似ていると思いました。
そのやるせなさが、最後の二宮くんのやり場のない叫び声で、胸が痛みました。
ぜひ一度見て欲しいと思います!
できれば、人物の相関図だけは見て行った方が、焦らなくて良いと思いますよ!
とても内容が濃くて、圧倒させられました
まさに原田監督の映画でした。
おそらくジャニーズの人が出でいるから!と思って気を抜いて見に行った人は、つまらないあるいは、わからないのでよくわからないのだと思います。
はじめから情報が多いので、集中して映画に振り落とされなあように見ればこんなに凄い映画は今年初めてでした。
正義とは何か?
正義のために悪の道に行くのか?正義を貫いたのに、何も残らず虚しいのか?
私もやりきれない気持ちでいっぱいでしたが、現実社会はこんな感じなのだろうと思いましました、
漫画ではないので、必ず悪が滅びるとか、正しいことをしていれば幸せだとかありえないので
そういう意味でなんだか考えさせられました。
ぜひぜひ、オススメの映画です!できれば人物関係だけでも予習しておけば(特に平岳大さん!)焦らなくていいと思いますよ!
キムタク 🆚 ニノ
キムタク、初の汚れ役ということで、どうひと皮むけるかと楽しみにしていました。随分、キムタクも、頑張っていましたが、最終的にやっぱり、キムタクはキムタクでした。
キムタク以上にニノの演技は、なかなか良かった。特に松倉への尋問場面は迫真の演技でした。また、松重さんもいい味だして、脇を固めていました。
ストーリーも前半は、それなりに理解できましたが、後半は展開の雑さが目立ち、裁判の結果も丹野の死も、それに前衛的な踊りも、今ひとつ着いていけなかった。
特に、最後の終わり方は、それで終わるか❓って感じでした。
検事の権力を利用して、私情と仕事を混同すると、堕ちるところまで、堕ちてしまうからいけないよ…という戒めの作品だったのかな…(笑)
難しそうに見える映画
原作未読。ニノのファンの先輩に誘われ鑑賞。
難しそうな映画だな、という印象を持って鑑賞しました。
ですが、意外と内容はシンプルで分かりやすかったです。
ただ、ここまで時間を使うほどのストーリーなのか、?とも思ってしまいました。
いるのか要らないのか分からないようなシーンがいくつかありました。
何かを感じるでもない、伏線でもない、でも最後まで見なければ意味があるかどうかもわからないようなシーンです。
演技自体は誰に対してもそこまで、なにも思いませんでしたが、
キムタクが最後まで敗北し切っていたら、もっといい評価をできたと思います。
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