劇場公開日 2018年8月24日

  • 予告編を見る

「原作を上回る出来」検察側の罪人 kouhei1813さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5原作を上回る出来

2018年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

原作を読んでもあまり期待できる映画と思われなかったが、映画ではさらに脚色が付け加えられ原作を上回る出来となっており流石原田眞人監督は違うと感じさせられた。特に吉高由里子がよく効いており、原作にない彼女の矛盾だらけの存在が物語を深くしていた。結局司法で裁けない悪はやっぱり仕置人に頼らざるを得ないのか、正義が何なのか分からなくなる作品ではあった。これまで見てきたキムタク映画で一番良かったような気がした、観客が見た後分からないと言っていたが、観客にはある程度映画・文学リテラシーが必要かも。

kohei1813