「学生が観た感想」検察側の罪人 ライジングさんの映画レビュー(感想・評価)
学生が観た感想
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正直難しかった。はっきりメッセージを残すのではなく、受け手の捉え方でさまざまな風にとれると思う。
私の場合は最後、ニノの叫びは正義を貫き通せなかった怒りと憧れの人への失望をあらわしキムタクは、それを感じつつニノを教え子から1人の検察と見ているように思えた。
序盤のニノの取り調べはやりとりがリズミカルでテンポが良くとても魅せられた。
一般人が罪人になるまでの不安と恐怖がとてもリアルだった。
どんな検察の人間でも道徳的な正義を頭では理解しているのに、自分の事となると正義という概念が揺らぐ。それは人間だからこそのものでこの世に完璧な人間はどこにもいないのだと感じた。
見るたびに感じることが変わりそうな作品でした。
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