「ストーリー。」検察側の罪人 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー。
原作未読
老夫婦強殺事件の主任検察官となった若手検事と、彼がかつて新任検事研修時代に講師でもあった先輩エリート検事が、同事件の捜査に際し対立する話。
序盤から友人の弁護士や収賄容疑のかかる友人議員に対し情報をリークするエリート検事…ちょっと相関や背景が判り難い。
自身に縁のあるかつての事件の容疑者に対する思いからこの容疑者に固執するエリート検事と、憧れの先輩に対してなかなか本音をぶつけられない若手というの葛藤と対立という描写は面白かったけど、話がエスカレートし過ぎ。
更には、白骨街道絡みからそこまで加担するのも理由が希薄だし、国会議員の事件や嫁の件は余計だし、国選弁護人の突飛な描写は鬱陶しいだけだし、原作がどうか知らないけれど、この映画では邪魔に感じる。
途中までは良かったけど、ポーリングの件辺りから展開が短絡的で、最後も唐突且つ無理矢理まとめられて不完全燃焼な感じ。
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