ボブという名の猫 幸せのハイタッチのレビュー・感想・評価
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セカンドチャンス
父親の見捨ててはいない、には涙
ロンドンの華やかな部分と殺伐とした部分両方が映される。
間が持たないので猫目線を間に挟むのは思ったよりアリだった。ネズミのくだりが二回もあるのは謎。
一応エンドクレジットの最後にカエルもネズミも他のどんな動物も無事でちゃんとケアされているとあった。
ボブは年齢は推定11歳とのこと。
ボブ本猫が映画に出演!と謳っているがいるが、正確にはボブも出演しているということで他にも
オスカー
ブッカー
ジェファー(JAFFFA)
レオ
リッキー
トライス(TRAYCE)
がボブを演じている。1匹にやらせたらストレスたまるからね。
劇中ではジェームズが過去に猫を飼っていたという台詞はあるが飼い慣れていないいない感じで不安。原作をチラ見した限りではもっと猫に対する知識が豊富で、牛乳を与えたり人間の食べ物を与えることがよくないと知っているようで安心した。
動物愛護の国というイメージがあるイギリスがそうでもないように見える。ペットキャリーに入れずに病院に来るなんて考えられない。
ヘロインの恐ろしさ(ちょっと簡単に抜け過ぎているようにも映るが)やメタドン治療がどのようなものかも学べる。
去勢避妊についての啓蒙こそあれ、猫を外に連れまわすことについては感心出来ない。もちろんジェームズ自身が売名行為で行ったわけではなく、マスコミが「売れる!」と踏んで本を書かせたりTVで取り上げたりしているだけで彼自身や犬の様におとなしいボブに何の罪もないのではあるけど。
ボブが死んだ時にまたジェームズが転落しないことを祈るばかり。
ケシャに似せたようなヴィーガンがヒロイン。カウンセラーの人がもっと前面にでてくるかと思ったけど。
心のなでなで
映画化になる前に、フジ系「奇跡体験!アンビリバボー」でこの話を見てました。だから結果も知っているんだけど、見ちゃいました。
「みんな誰かを頼る」。そのセリフが心に染みました。
薬依存のストリートミュージシャン。ひとりぼっちで淋しいから、余計依存しちゃうのかもね。
そこに偶然転がり込んできた猫・ボブ。その二人?のコンビが癒されます。
前半はボブが逃げ出しちゃったり。クリスマスに実父の新しい家を訪ねたら「何しに来たんだ」と冷たく門前払いされると、家に侵入してツリーをひっくり返すボブ。猫、あるある。
隣人の女性の心の支えもいい。かつて兄を薬依存で亡くしていたから付かず離れす、話し相手になってくれるのも心の拠り所になってたな。ここに恋愛感情云々がなかったのがすっきり。
依存症から抜け出したジェームズが、実父を再度訪問する場面。「お前をずっと見放したりしていない」「今、息子と話しているんだ!」。ジェームズもボブのように「心の”なでなで”」してほしかったんだろうね。
カメラがボブ目線になるところや、ボブを丁寧に撮っているところもよかったなあ。
原作は500万部の大ベストセラー。ボブが「ボブ」を演じてるってあったけど。ちょっと顔が違うところがあった気がするけど、ま、いっか。
猫のボブに癒されました
付いて来ちゃったり ずっと横にいてくれるボブ可愛すぎる そして利口...
人を支えるもの。
「何のために生きるのか」というよりは、「何で生きていられるのか」っていう映画だった。彼は何で生きていられたのか。
「音楽」って美しくて残酷。人を癒したり、助けたり、元気づけたりするものだけど、実は、本当に怖いもの。人によっては、それだけあれば、生きていられると思えるほどの影響力がある。何を捨てても、「音楽さえあれば」って、人生が狂った人はいくらでもいるから。
彼の生い立ちを思うと、人生が狂ってしまったのは別のところにあるけど、音楽にも狂わされている。でも、音楽が人生を救うこともあるけど。
人を支えるものって、人によって全く違う。家族の場合もあれば、恋人の場合もあるし、仕事の場合もある。もちろん、音楽の場合もある。彼を支えたのは、猫のボブ。付かず離れずの父親の存在もあったかもしれない。
守るべきものがはっきりしている時、支えてくれるものの大切さを実感したとき、人は強くなれるのだろう。
時折挟んでくる猫のボブ目線のカメラワークが、見え方と相まって演出的な意味で、心情を表しているのがよかった。
ハイライトは、ラスト近くの父親に逢いに行ったところ、虐げられていたような再婚相手に対して、「息子と話している」と力強く話したシーン。
ボブが彼を変えたのかもしれないが、冒頭からずーーーーーーっと、彼はやさしかった。ボブに対しても、誰に対しても。そんな優しさが生んだ奇跡の物語といえる。
何故評価が高いのか分からない
原作は読んだ事ないです
実話という事で、実際の人物は知らないですが、映画内では
ギターが弾けるホームレスが、ラッキーな事に更生施設の人に助けてもらい、隣人に助けてもらい、野良猫に助けてもらい、と助けてもらいっぱなし
当然周囲の人の中には彼にムカつく(迷惑する)人も出てくるので、それによってトラブルが起きたり
しかし、そのトラブルも結局人に助けてもらって解決
何故そのタイミングでそんなことするの???ってさらにイライラ
苦労してるような断薬シーンや父親との対話シーンも、元はと言えば自業自得、さらに自分を棚に上げて父親に対して「自分を見捨てた」発言をするあたり、人生上手く転がったけど、最後まで主人公は成長してないなって印象
ボブが可愛いかったから星1.5で
あなたのボブは
可愛いボブとイケメン俳優
人生に寄り添う猫
アクションもCGもないけどいい映画
その街の映像に比べると、貧しく歌の下手な歌手。
しかもジャンキーからの更生プログラム中で、食事も部屋もない路上生活者だ。
それでも彼の希望は歌とギターだ。たったその2つだけ。
クリスマスは永遠にやってこない。
やっと支援事業でアパートの一室をあたえられ、そこにのら猫がやってきて彼のシリアルに手をだすのがはじまりだ。
多くの若者は無謀な夢を追い、夢の現実に打ち負かされる。それが、努力や才能の結果としての現実。
いつの間にか、名前はボブになった。猫の目をキレイに撮影している。
そしてボブとの日常生活がはじまる。すこしづつ世界の木製ギアが動き始める。
映画の中の人物も、それぞれに事情を抱えたふつーの人たち。
視点に暖かみを感じる映像だ。すごくいい。
それを感じるだけでも価値のある映画だと思う。
ボブをきっかけにして、世界がまわり始める。
失ったものを取り返すことはできない。でも、代わりに他のものを手に入れることはできる。
出会いと運と信じるものが必要だ。どれも以前の彼がもっていないものばかりだった。
今度は、彼の番だ。彼自身の時がくる。
アクションもCGもないけどいい映画
歌もいつのまにか良くなった。
奇跡じゃなさそうな脚色がいい
こういうこともあるのかな
正直、猫を連れているだけでそんなにウケるかな?とは思ったが、実話だからしょうがない。何がきっかけで運が開くかわからないということだろう。彼自身の魅力もあったに違いない。
ロンドンほどではなくても、この街にもホームレスはたまにいるが、食べ物を探してごみ箱を漁るのはどんな気持ちだろうと想像すると堪らない。主人公の場合はカウンセラーに恵まれてラッキーだった。
この映画のもう一つの見どころはコベントガーデンをはじめとするロンドンの風景。観光している気分になれる(かも)。
動物病院の診察は無料だったり、ドラッグを抜くプログラムが充実していたりと、「ゆりかごから墓場まで」のイギリスの福祉制度は行き届いているようでいて、なぜあんなにホームレスがいるんだか。面白い国だ。
タイトルなし(ネタバレ)
動物による癒し効果を再認識させられたが、、、それが描くのは事実が小説を越えないストーリー。
更正による出会いの出会いの幅はきわめて現実的でお涙ちょうだいにはいま1歩かと。
ねこ!イギリス!そりゃたまらん!
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