ボブという名の猫 幸せのハイタッチのレビュー・感想・評価
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実猫が登場してるとは驚き
ノンフィクション作品だと言う事は聞いていたので、結構イギリスの薬物やホームレス問題について真剣に取り組んでる印象を受けた。
ボブが出てきてから少しずつ主人公や周りの人間たちが救われ行く描写は、ホントに素晴らしいと思いました。
滑り台社会に灯る「踊り場」――ボブの眼差しがもたらした精神の調律
実話に基づく本作は、どん底のホームレス生活から一匹の猫との出会いを経て再生していく青年の姿を描く。
ここで胸に刻むべきは、人は一度坂道を転げ落ちるとあっという間にどん底に達してしまうという、現代社会の冷酷な現実だ。
本人の努力が大切なのは言うまでもないが、それ以上に、一度レールを外れたら止まれない「滑り台社会」において、減速し息を整えるための「踊り場」がいかに重要であるかを本作は鋭く投げかけている。
社会福祉のシステムとしてその役割を果たしたのが、主人公ジェームズを信じ続けた主治医であった。
そしてそれ以上に、彼に必要不可欠だった「精神的な踊り場」が猫のボブの存在だ。
ジェームズが禁断症状に狂い、もがき苦しんでいる時も、ボブはただ静かに、すべてを見守るような眼差しで彼を見つめていた。
その無条件の肯定と静かな眼差しこそが、孤立していた彼の魂をこの世界に繋ぎ止めるアンカー(錨)となったのである。
相手をただ見守る存在がいること。
それこそが崩壊を防ぎ、もう一度「変わらなければいけない」という主体性を引き出す。
個人の意志の強さだけを美化せず、人が真に自立するためには他者が差し伸べる「踊り場」という前提が必要なのだと教えてくれる、実に見事なヒューマンドラマの傑作だ。
誰が見ても嫌悪感を抱かないように作られた、とても良い映画。「麻薬っ...
実在する猫の奇跡のような話し
ホームレス同然のストリートミュージシャン、ジェームズ。
彼に助けてもらった野良猫ボブが、逆に彼に毎日を生きる理由を与えて奇跡を起こすストーリー。
映画には一部本人役でボブも出演していて、本当に可愛らしくて賢い猫。
ボブがとにかく賢くて可愛い。 しかもただ可愛いだけではなく、主人公...
実話としながら、モリモリ確定
まず、薬物中毒者の主人公に同情心が湧かない。
元々の性格がどうだろうと、その性格を歪めるのが麻薬
現に作中でも麻薬に溺れてタヒんだ友人が描かれている。
薬中者は自滅するだけならまだしも、周りを不幸に巻き込む。
薬を手に入れる為なら、それこそ何でもやる。
家族や友人を犠牲にして金を作り、足りなくなれば犯罪にも手を染める。
場合によっては、相手を殺してでも薬を手に入れようとする。
そんな者を信用することはできない。
作中で薬中の友人が、一晩泊めてくれと主人公に頼むシーンがあるが、主人公は金を渡しただけで泊めるのは断る。
もし、泊めていたらその友人は、薬を買う金を作るために主人公の物を全て盗んだだろう。
そしてそれを知っているからこそ、主人公は金を渡すだけで助けなかった。
それにしても驚いたのは、イギリスの麻薬中毒者への対処方法
政府は代替薬でコントロールし、かつ最低限の生活費を稼ぐための公式チャリティとしての販売員制度を設けている。
一般の人は避けるでもなく、そのチャリティに協力している。
日本なら、同じような販売員制度を設けても成り立たないのではないだろうか。
そう考える理由は、宗教が大きく関係している。
キリスト教は許しの宗教。皆が罪人であり常に神に許しを請うというところから成り立っている。それは他者への許し、慈愛の精神というところに通じている。
とはいっても、ほどこしは 敬虔なキリスト教徒のみが持つ使命感であって、社会全体では受け入れる事で自らの免罪符にしているに過ぎない、と感じる。
日本では、日頃助け合いの精神がある反面、犯罪者などの脱落者へは冷酷だ。
路上生活者へ手を差し伸べる者は少ない。
自業自得の精神で、各々が自らの境遇を受け入れるという文化。
生活保護という制度がありながら、頼ることをよしとしない人が少なくない事がそれを裏付けている。
さて作品だが、優しい主人公が、たまたま懐いた猫とチャリティで人気者になったとするのは、どうも胡散臭い。
猫と活動すると通行人のウケが良かったので、途中からは完全に利用する気持ちはあっただろう。それを題材に出版社が盛りに盛って本人名義で著作した、というところが垣間見えて、好意的に受け取れない。
調子に乗ってシリーズ第2作まで作っているのも、印象が悪い
イギリスの善き猫映画
良い出会いって本当に大切
単館系作品で異例の動員。補助いすで鑑賞
有名スターのキャスティングもなく、大きな宣伝の予算もつかず、手掛かりと言えば何ともつかみどころのないタイトルと、男の肩に乗るふてぶてしいネコの表情。
なんか気になるストーリーだったので、フラッと単館系の作品を上映している映画館に、出かけてみたらびっくりするほどの熱気。満席で、臨時に設置した補助いすで鑑賞するという、旧き良き時代を彷彿とする映画鑑賞になりました。
昔の映画館って、途中でも(ラスト直前をのぞき)入場できたし、入れ替えもないから、椅子が空いてなきゃそのへんに座って観てたし、何べんでも気のすむまで繰り返し観れた。とにかくいい大人が、わざわざ時間を合わせて一日数度しか上映しない作品に、これほど集まるとはビックリしました。
内容は、まあ満足かな…という感じです。
以下は、ネタバレになりますので、ご注意ください。
・私も、独り暮らし時代にネコを飼っていたので、妙な親近感と、「あるある」の連続でした。私の飼っていたネコはメスで、彼女もテリトリーの範囲では私にくっついて離れませんでした。近所の公園までは並んで歩いていました。
・このネコもなかなか演技派で、「好奇心」「警戒」「リラックス」「毛づくろい」などの表情はリアルなものに感じました。それ以外に必要なのは、バスに飛び乗ったり、ネズミやカエルを狩るシーンだったり、ネコを肩の上にのせてギターを弾き歌うという、簡単には撮影できそうにないシーンばかりで、優秀なアニマルトレーナーが付いていたのでしょうが、原作のネコ(オリジナルのボブ)もちゃっかり出演しているそうなので、肩に乗るのは得意なのかもしれません。
・ネコが主役の映画はどうしてもネコのペースに合わせないと出来ないので、主演のルーク・トレッダウェイ君は、若いのに大変な撮影だったと思います。ギターの腕前はそこそこですが、歌もうまいし、常にネコに話しかけながら演技しています。
・その肝心の音楽は、正直もうひとつピンとこない歌ばっかりです。路上ミュージシャンが、感動モノの歌を歌っていたら、それこそ歌だけで成功できたでしょうからね。でも、映画用に、音楽の担当者をつけて、ソングライティングや歌唱指導したのでしょうから、もっと磨き上げて欲しかった。『セロ弾きのゴーシュ』みたいに、ハトやイヌがなぜか寄ってくる不思議な歌声とか、いくらでも演出できたでしょうに。残念ながら、もう一度聞きたくなるほど刺さる歌はありませんでした。
・ストーリーは淡々としていて、実話をもとに構成されているようです。ホームレスでゴミを漁るほど困窮した主人公がネコと出会い、立ち直るまでのお話ですが、大きなヤマ場もなく、だいたい想像できる範囲でストーリーが進行していきます。もっと演出を加えても良かったんではないかと思いました。映画ですしね。起きていることはとんでもない事件ばかりなんですよ。友達がドラッグで死んだり、ネコを売ってくれと無茶を突きつけられたり、朝食を買うお金が足りずに目の前で捨てられたり。それを、さほど落ち込む様子もなく受け入れるしかない主人公に、感情のふり幅が小さくて、哀しさとか怒りとかを、もっとうまく表現できる役者だったら、印象も違っただろうにと思いました。
・ ロンドンの名所もところどころ出てくるのですが、日本人にはもう一つなじみのない景色でした。まあ、でもそれがリアルな英国人の生活なんですよね。
期待してたより
肩に乗ったネコ
実話だそうだが、いい人がたくさんいて、ジェームズの周りに集まって来たんだ。
それはボブが可愛いすぎるからかな。
普通茶トラのオスなら、近辺のボスという役どころ、メスとは比べものにならないほどデッカい。
に反してボブ君、よくアップにされているけれど、目が可愛い😍
こういう撮影の時、何匹かで撮影するらしいが、どの子の瞳もつぶらな瞳🐱
しぐさも可愛い💕メロメロになるのがわかる。
ジェームズを演じてられるルーク•トレッダウェイさん、絶対、他の役の時は超イケメンだと思う。ホームレスの設定であの風体。
とっても優しい人。いつか幸せがやって来るべき運命の人だと納得できる。忍び込んで来たボブがヴァルさんが用意してくれたシリアルを食べているのを見つけると、同じく用意してくれたミルクを与えている。右の頬をぶたれたら左の頬を、の実践例だ。
イギリス🇬🇧は、社会保障の国と言われたのは昔の話か。確か出産費用は無料ときいたが。
ジェームズのような人がよく映されていた。
だから、ロイヤルへの風当たりがキツいのか。
ジェームズの両親が離婚した時からホームレスになったいきさつが描かれていないが、ちゃんとした暮らしをしている父親が、よく実の息子を放っておくものだ、と思う。
ジェームズ、いい人なのに。
でも、良かった。
ボブと一緒にこれからも幸せをつかんでいって欲しい。
•ボブは本猫が出演していました。
2作目に出演後、虹の橋🌈を渡ったそうです。
人生の再生と猫の眼力の凄いこと❗️
予備知識全く無しで鑑賞。
薬物依存と路上生活からの脱出物語を軸に、諦めず前に、つまずきながらも諦めずに前に進み生きた主人公と、傍らで共に生きたボブ(猫)
2/3程は周囲との距離を充分に感じさせられる場面で、ボブが登場で少々状況の辛さを柔和感を持てるように。
そんなところに、自分は独りではない・・・っと言う強さが生まれる心が観れた気がします。
そこで、自分なりの歩幅で諦めずに前に進む・・っと言う大切さ
そんな、頑張りがラストそれまでの回りの人達がグッと近く熱い力に成って行く。
不覚にもラストの15分は目頭が熱く嬉しくなった‼️
登場のボブ(猫)の目の演技⁉️が
いやいや参ったネ、
007を始めさまざまなジャンルの作品をそつなく作り上げるこの監督、そしてこの様な企画を取り上げ形にし、公開した大勢の人達。
こんな方々が居るって有難い素晴らしい。
ボブッ😍
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