劇場公開日 2018年2月3日

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「不幸中の幸い」ローズの秘密の頁(ページ) ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5不幸中の幸い

2018年2月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

たまたま映画館で見る機会があり鑑賞。
ストーリーはざっくり言えば主人公ローズに関する事件を解明していくものだが、過去の回想と現在が行ったり来たりする。
正直、内容は難しかった。その当時の時代背景、国同士や宗派の対立は鑑賞しながらも理解できるものの、割と疑問に思うシーンが多かった。そうゆう面では世界史やその当時の人々のバックボーンを知った上での鑑賞が望ましいであろう。個人的には不必要な情報も多かった気がする。現在、過去ともにもう少し情報を絞ってもいいのかもしれない。最後のオチがこの映画のミソであるが、見ていると「もしかして…」となってラストの予想が付く。もう少しラストシーンへのもってき方には工夫が必要だったと思う。鑑賞者は序盤に疑問が生じてしまうと、その後のシーンでもそれを引きずって最後まで鑑賞してしまうためである。
演技は誰かが際立って良かったと感じることもなかったが、ルーニー・マーラが美しい。
ハマる人にはハマる、そんな映画に感じた。

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ジンジャー・ベイカー