坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
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☆5多すぎない…?
高評価だったから期待して見たのに、見おわった後のがっかり感が半端ない。
正直、☆5はサクラかと思ってしまうレベル。
薫が千太郎に「自分の家に居場所がないやつの気持ちなんてわからないだろ!」と怒鳴るシーンがあったけど、何故それを千太郎に言うのかわからないし、ただの八つ当たりだよなあと思った。
知念君の英語の発音がよくてバカにされるシーンも、特別発音いいってわけじゃなかったし、ツンデレキャラ?があってなくてただの棒読みに感じた。
あと千太郎がハーフっていう設定ならもっとハーフっぽいキャストがよかったと思った。
小松菜奈ちゃんが終盤で突然薫を好きになるけどなぜ好きになったのかわからないし、全体的によくわからない映画だった。
☆☆☆★★★ 物語の途中で薫は千太郎に思わず怒鳴る。 「家の中に居...
☆☆☆★★★
物語の途中で薫は千太郎に思わず怒鳴る。
「家の中に居場所が無い者の気持ちなんて分から無いだろ〜」と。
でも…実は2人は似た者同士だった。
伝わらない想い。もどかしい状況が続いて行く中でのトラブル…そして。
「忌々しい坂だ!」
そう呟きながら通った坂道を、今2人は全速力で駆け下りて行く。その爽快感。
安定の三木監督。青春映画の佳作。
好きな監督だけに、どうしても期待値を上げての鑑賞になってしまう。
それだけに、友情物語として。そして、これまでの同監督が作って来た作品以上に素晴らしかった…かはちょっと疑問。
主要の3人及び、年上の2人が絡まる切ない恋愛物語は。年上コンビの2人が、映画の中盤で居なくなるだけに、どことなく中途半端な印象が残る。
また主要3人に関して言えば。演技の質で有ったり、学園生活に於ける同級生達との関係性等が(原作に描かれていないだけなのかも知れないけれど…)今ひとつ不透明に感じる。
ところで作品の舞台が長崎県佐世保とあって、宗教的な描写が多少入っている様にも見える。
少なくとも、千太郎が教会の前での捨て子で、最後には牧師になる訳だし。薫が律子への想いを吐露する糸電話の場面は、告解に他ならないでしょうね。
因みに、原作コミック未読。及びアニメ版も未視聴で、原作者の事をググった訳では無いので、本当にその想いを込めているのかは、此方のあてずっぽでしかないのですが…。
なんだかんだ…と貶しつつも、やっぱり三木監督作品は好きだ! だから採点もついつい甘くなるが、致し方ない。今後も観続けていきたい監督さん。
でも、ラストの小田和正の歌は蛇足か?
どうしても使わなければいけなかったしがらみの為…と考えておきたい。(勝手な妄想)
最後に作品の中身には全く関係無いのだけれど、数箇所気になった事を。
1966年当時に鉄筋建の高校が存在したのか?は疑問。別に存在してもおかしくは無いけれど。
同じく1966年当時で町中の路地裏が舗装されていたのか?も疑問。普通に考えても。東京都内でさえ、それ程舗装されている路地裏は無かったんじゃないかな?
1976年当時に、妊娠中で産まれて来る赤ちゃんが男の子か?女の子か?分かる様になっていたのだろうか?
まあいずれも作品の中身との関連性に於いて、何ら問題がある訳では無いですけどね。
2018年3月13日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9
一生ものの友情
初日舞台挨拶が初見でした。映画化が決まった時から原作を読んで、こんな青春を送ってみたかったな、実写化だとどんな化学反応が起きるのかな、とワクワクでした。
かなり序盤から涙してしまい、もうそこからは涙腺がバカになってしまって、色んなシーンでほろりしてしまいました…
律っちゃんが笑えば私も笑ってたし、律っちゃんが涙を流してたら私も流していたし、小松菜奈ちゃんが律っちゃんで本当に良かった!と心から思いました。
中川大志くんのドラムも、知念くんのピアノも、レベルが高すぎて驚きの連続でした。
エンドロールはずるい。小田和正さんの優しい声で更に号泣…とにかく泣きっぱなしでしたが、私の中で一生ものの映画になりました。繊細で、少しほろ苦くもあり、こんな青春してみたかったなぁと心から思いました。
1960年代の街並みを知ることが出来たのも嬉しかった。あの街に行ってみたいです。
三木監督、素敵な作品を作ってくださってありがとうございます!
もっと評価されてほしい作品
原作を読んでから観賞しましたが、漫画と同じ空気感が見事につくり出されていました。また、主演の知念さんをはじめ、役者さん達のこの映画にかける気持ちがひしひしと伝わってきました。
ジャズのセッションの場面は圧巻で、ずっとみていたい、聞いていたいと感じられるほどでした。まさかここまで完成されたジャズシーンがみれるとは、、驚きです。
友情、恋愛という青春のテーマが細やかに描かれていますが、美しく切なく、心が洗われるようでした。終わったあともエンドロールをみながら、しばらく幸せな余韻に浸っていました。
同時期に、人気映画作品が次々と公開されていますが、もっと評価されていい、もっと多くの人にみてほしいと思える映画でした。
何がいいのか
感動
吹き替え無しの圧巻の演奏
キャストの努力に感動
とても繊細で、温かい映画です。
言葉ではうまく伝えられなかった想いが、演奏を通して伝わっていく、そんな瞬間がキャストの表情の変化から感じられて、とても感動しました。
特に文化祭シーンの演奏は本当に素晴らしいです。ぜひ、映画館の音響であの演奏を体感して欲しいと思いました。
主人公の薫を演じた知念君は、ピアノ初心者からスタートし、猛特訓を経て振付のように先生の指の動きを見てピアノをマスターしたと言っていました。本当に天才だと思います。私自身何年もピアノをやっていましたが、普通はとても出来ないと感じました。ただ演奏出来るだけではなく、楽しい!と表情や全身で伝えてくれていていました。
何度も繰り返し観たくなる良質な映画でした。
ジャズセッションは良かった。 レパートリーが二曲しかないのは問題だ...
評価偽造は好きな俳優の為ならず
ここの星5レビューの大半がこの映画1回だけのレビュー&ジャニーズ映画のみレビュー。(しかも全て星5で笑える)
恋は盲目とは良く言ったものです。
星5レビュー増やせば増やす程、嘘を増やし信用度ゼロ。
この作品の価値を自ら下げているのがわからないのか?と思いますね。
自らジャニーズの価値も下げている事を。
ここで嘘評価しても、もう映画館には人は来ないよ。
十数回以上のベテランのレビュアー様の評価が一番信頼性あるからね。
話を映画に戻そう。ピアノなど自分で特訓した努力は認める。
但し、その努力が映画の魅力に反映されるかは別。
ジャズは半分サビばかりのお遊戯会
別に初心者努力の結晶を観に来ているのでは無い。
出来ないのであれば、編集やアテレコでかわせば良い。
監督の未熟さが出た作品。
アニメは面白かったのに残念。
あえて真の総合点に戻す為、この点数。
ジャズって素敵だな、と
3月最初は『坂道のアポロン』
“ジャズ”を中心に物語が進展していくのだけど、
終始、そのジャズ音楽というものに心が踊らされ、そして動かされるような感覚。
薫、律子、千太郎、この3人の友情はとてつもなく輝かしく、そして美しいものだった。
3人の友情が目に見えるほど、固く結ばれている事を最後の最後まで“ジャズ”を通して私に教えてくれた。
最後は、薫と千太郎が奏でるセッションをずっと聞いていたいと、まだ終わらないで、まだ聞かせてと願っている自分がいたような、そしてどこか幸せそうな彼らを見ながら、とても羨ましく感じた。
そしてこの作品の1番のポイントは、千太郎演じる中川大志の演技力。
彼ってこんなに演技派だっただろうかと、
そんな印象が私の中であまりなかったから、肝を抜かれたというか、この作品で彼の役者としての存在を凄く大きく感じた。
特に、千太郎が初めて涙を見せるシーンは、なんというか、見ている人を誘い込むような表情で、思わず涙が溢れて、とても感慨深いシーンだったなと。
中川大志くんは、若手イケメン俳優なんかではなく、間違いなく、今後期待大の演技派若手イケメン俳優です!!
ジャズが彼らを出会わせ、そしてジャズが彼らを繋げた。
『一生ものの友情』とても素敵ですね。
本当に大切な者に気づいた時、そして彼らの固い友情に胸が熱くなります。是非!!
まあまあかな
前評判が高く期待して行きました。
ジャズシーンはとても心踊り自然と笑顔になりました。始じめ、昭和を舞台とした作品の中で千太郎だけが絵面的に?浮いていた?ような違和感がありましたが途中でハーフということがわかり納得。全体を通して安心してみることができとてもかっこよかったです。
薫こと知念侑李の演技は少し力不足のようにも感じムズムズした場面がありましたが、ピアノの演奏は初心者からあそこまで弾けるようになるとは本当に素晴らしく敬服しました。
ディーンの演技が前から苦手なため、出てくると目を背けてしまいたくなりますが我慢していました。しかし歌唱シーンでは耐えることができず目を覆ってしまいました。残念です。
また、私が平成生まれのためか学生運動の話や淳兄と百合香の決意?のシーンはあまりイメージが掴めずなにが起きたのか頭に?が浮かんだまま話が進んで行きました。
全体の内容自体は楽しむことができ涙あり笑いありでしたが、思ってたよりは、という感じがしました。
期待してなかったのに
キャストのファンの娘に連れられて嫌々観賞しましたが、最後は娘よりも泣いてしまいました。
若くきらきらした青春パワーをこれでもかと見せつけられる文化祭のセッションは圧巻。
もう一度娘か友人を誘って、あのセッションを聞きに行きたいと思います。
ディーンフジオカさんの甘い歌声もとても素敵でしたよ!
また、教会での二人のシーンはクリスチャンだった亡き母に見せてあげたかったくらい荘厳で、美しかったです。
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