「マイフェイバリットシング」坂道のアポロン supersilentさんの映画レビュー(感想・評価)
マイフェイバリットシング
原作好きで、ジャズ好きだけど、映画の尺で、原作の素晴らしさをちゃんと伝えて、しかも実写化にありがちなキャスティングの違和感が一切ない。小松菜奈の美少女感はりっちゃんのまさにそれだし、薫の繊細な感じ、千太郎の優しい笑顔はまんまそれ。ジュン兄やユリカさんも適役。ジャニーズ叩いてる人は、ジャニオタ同様、この作品の純粋さを汚してることに気づいて欲しい。
音楽への情熱。傷つきやすい友情。愛しくて苦しくなる恋。それらがすべて、少女漫画的な理想で描かれていて、世間擦れした大人にはくすぐったい世界ではあるけれど、理想的な世界の純粋性ほど眩しいものはないね。僕の「マイフェイバリットシング」はまさにこの世界観かもしれないと確信。
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