劇場公開日 2018年10月20日

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テルマのレビュー・感想・評価

全51件中、21~40件目を表示

2.5テンポが悪く、脚本も普通…

2018年12月29日
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なんかありがちな話を音楽や映像で無理矢理荘厳に見せてる感じ…。長かったな〜。

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承太郎

5.0解き放つ

2018年12月23日
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鑑賞方法:映画館

埋められていた記憶を掘り起こすとき、
音をたてて世界が動き出す。

彼女の様々な初体験を目撃するとしか表現のしようがない。

繋がれたいくつもの鎖が容易く壊せることを知ったテルマは欲望を解き放ち、そして世界を、観るものの心さえも吸い込む。

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おんぞうし

2.5「キリストはサタン」

2018年12月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

萌える

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いぱねま

親と子の葛藤

2018年11月28日
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星🌟🌟🌟 最初ホラー映画かと思って見に行ったのですがサスペンスぽい作品でした❗名作キャリーに近い感じがしましたが中途半端な内容であんまり感情移入は出来ませんでしたもっと家族に重点を置いた方がストーリー的には良かった気がします 弟が亡くなって父と母のテルマへの葛藤とか…

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ミリン一番搾り

3.5作品に込められた宗教的寓意は分かるのですが...

2018年11月12日
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鑑賞方法:映画館

特異なオカルト能力を持った主人公・少女テルマが、ノルウェーの片田舎町から大学生としてオスロに出て来て自我に目覚めるまでを描くホラー作品。厳格な父親の元で、宗教や一般的な倫理観に束縛された少女期を送った主人公が、最終的にそれらの相剋を乗り越えて精神的自由と自立を獲得する、と言えば聞こえは良いのですが、家族を犠牲にしてまで正当化出来るものなのでしょうか...? 主人公が得ようとしたものと失ったものを見較べた時、そのバランスの余りの悪さに正直当惑を禁じ得ませんでした。この作品は飽くまで(宗教的)寓話と捉えるべきものなのでしょうけれど、主人公の最後の幸せそうな笑顔にはとても違和感が残ってしまいました。

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ホワイトベア

3.5キリスト教の教えに従って禁欲的に育てられた主人公テルマが実は「願っ...

2018年11月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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zhiyang

もったいぶり?

2018年11月11日
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何故夜しか上映無いのでしょうか?
昼間見に行きたいと思っているのですが行かれません。

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heartail

5.0皆さん、トリアー一族は……

2018年11月10日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ド変態です、最高❤

ほとんど『AKIRA』な展開です。
物言いとしては、分かり易すぎるかも。

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赤囲碁

3.0良い映画

2018年11月9日
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鑑賞方法:映画館

色々と謎も残って、ちょっとモヤモヤ感ありかな(笑)

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stoneage

4.0不穏な空気に圧倒され続ける傑作

2018年11月8日
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鑑賞方法:映画館

冒頭の父親が幼い娘に銃口を向ける衝撃的なシーン。一体この親子に何があったのか?

大学生となり都会で一人暮らしを始めたテルマには幼い頃の記憶がない。突然の発作による検査の過程で過去の記憶が、そして彼女の持つ「力」が明らかになっていく。

しかし重い。実に不穏で重い空気に圧倒される。親にも、宗教にも、医学にも救われることはない。

決して贖うことのできない罪を自覚してもなお生きようとするテルマ。その「力」ゆえ、生き続けることが罪なのだろうが…

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エロくそチキン

3.0サイキック ファンタジー

2018年11月6日
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鑑賞方法:映画館

ホラーというよりも、不気味な不穏な雰囲気の映画。
前半は意味が分からず、何の話?と退屈だったが、後半特に残り1/3からは引き込まれていく。
ラストは、現実なのか妄想・幻覚のことなのか・・・
想像力が膨らみ、確かに頭から離れない。

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クララ

3.5心が凍りつくサイキックホラー。

2018年11月4日
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北欧の清く重々しい空気感と共に、少女テルマの“何か”に対する戸惑いを 美しくスタイリッシュに観せる画面に引きつけられました。
ただその重々しい演出が観念的すぎて… ホラー、サイキック、難病?と作品の核心を見えにくくしている様にも感じましたが、そこが最近のハリウッドホラーに欠ける新鮮な所かも知れません。ラース・フォン・トリアーにも通づる、精神的にも心が凍りつく演出は儚く唯一無二の物を感じました。

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HIROKICHI

3.5彼女には選択肢が無い

2018年11月1日
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KinA

4.0☆☆☆☆ 『エクソシスト』 簡単に。 オープニングは何やら曰く有り...

2018年11月1日
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松井の天井直撃ホームラン

4.5凛とした空気感

2018年10月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

誰にでもある経験かと思うが、「あいつ居なくなればいいのに」とか「あの人さえ居なければ私は…なのに」とか、心の中で思ったことはありませんか?
ある、と思う人には、興味深い物語です。
ない、と思う人は、見ない方がよいかな。

邪悪さと純真さを合せ持つ人の心、天使のような顔をした子供にさえ潜む心のパワーは、悪にも善にも転びうるのだが、物語の最後を悪(絶望)と見るか善(希望)と見るかは、あなた次第?
私はテルマの10年後が見てみたい。続編希望します。

それにしても、オープニングの氷上のシーンがとても美しい。魚が足元にはっきり透けて見える程の氷の上を歩くって、割れて落ちないの?と思ったけど、魚や鳥、湖上を渡る人、などキリスト教にまつわる要素だったのかな、と思うと、あのシーンも充分意味のある伏線だったのかな、と見終わった今、凛としたあの空気感と共に映像が蘇ります。

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バリエ

4.0美しいファンタジー

2018年10月30日
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無宗教の有神論者の自分からすると聖書とか経典とかの現代版のようなものに感じる。
見る人によっては宗教映画だし、サスペンスとか、愛の物語ともとれる。
これは、排除される側が実は排除する力を持ち、力は如何様にも使えるという寓話。
特別な力など無くても誰かが必ず見守ってくれてる。

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ぽな

5.0曇天のオスロに漂う禍々しい空気感

2018年10月29日
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よね

3.5「二面性」あるいは「相反する性質の同居」

2018年10月28日
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主人公テルマは生物学を専攻する大学生。
量子力学の講義では「光の粒子性と波動性」が言及されることによって、「二面性」が暗示される。
テルマは生命の起源について神を必要としない説明を好む一方、父の導きによって、キリスト教の規範を深く身につけている。禁酒、禁煙、禁欲(異性愛)。
ところが旧約聖書の「楽園追放」さながら、彼女に"蛇"が忍び寄る。アンニャは、同性愛、酒、タバコによってテルマを誘惑する存在である。
幼少期から身につけてきたキリスト教的価値観と、反キリスト教的快楽による誘惑とのあいだで、主人公は揺れる。同時に、テルマの身に起こった痙攣発作の原因について、科学的説明の探求と、超自然的説明の探求が(観客のなかで)並進する。主人公はまた、両親に対して相談することもあれば、隠すこともある。信頼することもあれば、秘密のままにしておくこともある。これもまた、二面性かも知れない。

しだいに明かされる主人公の秘密は、公平でもなく、また善や悪のどちらか一方に全面的に加担するわけでもない。キリスト的(キリスト教的、ではない)側面も、悪魔的側面も備え持つ。本人の欲求にしたがって用いられる、人間的なものである。善行にも使えるし、自らの欲望のためにも使える。善意も欲望も併せ持ち、共に自分で制御しながら、テルマは自らの人生を選択していくのだろう。

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f(unction)