「キリストは…サタン!?」テルマ mikirokkuさんの映画レビュー(感想・評価)
キリストは…サタン!?
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タイトルは劇中、敬虔なクリスチャンのヒロインが出来たばかりの友達と ワルぶってやる言葉遊びから。
北欧(ノルウェー)が舞台のため、自然の描写も街並みも 冷たく、また整理されたイメージの画が多くて綺麗です。
ヒロインは真面目な子なので派手な服装やメイクはしないんだけど 顔立ちが可愛い!
物語自体は『キャリー』とか『クロニクル』を彷彿とさせるんですよね。
親に抑圧されて育った 陰キャで非コミュ気味な主人公が、同年代の友人を得て年相応の楽しみや開放感を得るものの、その楽しい日々は あるきっかけ(大抵、家庭内不和など)で脆くも崩れ去り、惨事が起こりカタルシスが訪れる…
まんまそんな感じです。上記、2タイトルを挙げたのでネタバレにしました。
やっぱり過干渉な親は良くないな〜
ヒロイン、テルマの両親は、過干渉にならざるを得なかった理由があるので同情するんですけどね…
でも、味わいや結末は全く違うので 少しでも気になったら観てみて欲しいです!
ヒロインの決断が独特の後味を残します。
4つけようか悩んだものの、光の明滅シーンが辛かったし ラストが 人によっては解釈に悩んでスッキリしないかな?と3.5。
オスロのオペラハウスシーンは 美麗な現代建築が最高のロケーションで、物語の中でも特にお気に入り❤️
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